Lv.29Plan【B】
戦闘パートであるplanBです!
ゆっくりしていってね!
先程の場所に戻って来た霊夢たち。そこでは相変わらず、蛮奇は静かに佇んでいた。
霊夢たちが戻って来た事を認識すると再びスペルカードを唱え、襲い掛かって来た。
「全く、凄い火力よね、っと……」
勿論、時間を空けた所で弾幕の激しさは変わらない。しかし、霊夢の方は先程まであった驚きや動揺は治まってきた為、今度は落ち着いて弾を捌く事が出来た。
「動きにも慣れてきたし、そろそろ始めましょうか!」
霊夢はスキルを蛮奇の頭一つ一つに付与し始める。
付けたのは勿論、『不衰力塗装』だ。
このスキルを付与した物は空気抵抗や摩擦を無くす事が出来る。
何故、このスキルを自分ではなく相手の方にかけたのか、その理由はすぐに目に見える様になった。
「……………?!」
『動き』に変化が現れた時、蛮奇の表情が歪んだ事を霊夢は見逃さなかった。
そう、頭の動きをコントロール出来なくなったのである。
どんな力にも影響を受けなくなるスキル『不衰力塗装』。
それはつまり、重力の影響を受けなくなっているのと等しい。
一度動いた物は速度を維持したままその運動を続ける。
『速く、正確に動く』このスペルカードの特徴を霊夢はスキルを使う事によって逆手に取ったのだ。
――その結果、
あれだけの統率力を持っていた蛮奇の頭はスキルを付与された瞬間に止まる事が出来なくなり、今やその多くが壁にめり込んでいる。
「さぁて、あんたのスペルカードは無効化した残るは本体《あんた》だけね」
はっきりと動揺しているのが分かる本体の仕草。
霊夢から距離を獲ろうとするが、今の霊夢は頭が冴えている。それ位、予想がついていた事だ。
「…………っ?!」
後ろに跳ねようとしていたようだが、体勢を崩してしまう蛮奇。
それもそのはず。
霊夢は『不衰力塗装』を本体の足の裏にも施していたのだ。
摩擦を失い、体勢を崩すのも無理はないだろう。
「紫、こういうのって一回気を失わせたら元に戻るものかしら?」
「そうねぇ。というか、聞かなくても今までも同じような事をやっていたじゃない」
クスクス笑う紫。
今回の事は一つ借りが出来たわね、と心の中で呟き、霊夢は一枚のスペルカードを発動させた。
「『仮面喪心舞暗黒能楽』」
それが発動し終わったのと同時に、蛮奇の体から邪気のような物が抜けていくのが分かった。
…planAとplanBどちらが良かったでしょうか?
出来れば、コメント御願いします。




