Lv.26救世主
えっと、今回も一応新キャラ登場回だったりします。
それでもいい方はゆっくりしていってね!
《サーティシックス ネックレンジ》
短く唱えると、赤蛮奇の頭が《ナインズヘッド》の様に増え始める。
―が、違うのはここからだった。
スペルカードの名前で大体予測はついていたのだが、頭が三十六個になっているのである。
…しかし、蛮奇の頭は九個までしか増えないはずなのだが。
そう考えている内に頭が様々な方向から攻撃し始めて来た。
(ちょっ!?何て濃さの弾幕なの!!《弾幕結界》でも、もうちょっと大人しいわよ!)
必死に自分の周りから撃ち出される弾幕を避ける。
途中で霊夢も負けずにショットを打ち出すが、当たらない。
(正確無比な狙いに、高い回避力。こいつ…こんな強くなかったでしょう!)
文句を言って見るものの、事態は何も変わらない。
寧ろ、弾幕の勢いが更にました様な気もする。
(くっ、どうすれば……)
試しに頭の方にも狙いを定めて見るが、こちらの方が的が小さい。
その上、本体と同じ程の回避力を持っている為、全く当たらない。
(考えろ、考えろ!)
しかし、良い案はまるで出てこない。
先程から避けの一点という事もあり、頭に血が登っているからだろうか。
疲労も有ってか、霊夢は不意に足を滑らせてしまった。
(…不味い!)
当然、そんな隙を見逃す訳が無く、一斉にこちらに弾幕が向かって来た。
このままやられてしまうと霊夢は確信した。
しかし、その確信は突然現れた第三者の声によって砕かれた。
「―あらあら、霊夢。女の子がそんな汗だくになるまで戦っては駄目よ?」
霊夢に向かって来た弾幕は、突如現れた『スキマ』によって全て虚空に消えて行ったのであった。
新スペルは、《ナインズヘッド》+《フォーオブアカインド》の合わせた物です(笑)




