(おまけ)登場人物紹介 〜第三章終了時点〜
〜 主要登場人物 〜
『カレンフィールド=ランドスケイプ=フォン=ハインツ』
通称 カレン。15歳。本作の主人公の一人。
双子の弟でハインツ公国の王子。
一見すると絶世の美少女。
だけど実態は…女装しないと気絶するという恐ろしい『呪い』を受けてしまった薄幸の男の娘。
NGワードは「オカマ」。言われると激怒する。
「お国のため」と「エリスがかわいそう」が弱点で、そこを突かれると弱い。
自分が女っぽいことをとうとう自覚して凹んでいる。
『ミリディアーナ=アフロディアス=フォン=ハインツ』
通称 ミア。15歳。本作の主人公の一人。
双子の姉でハインツ公国の姫。
一見すると大変な美少年。
だけど実態は…自由気まま天真爛漫に生きて弟たちを振り回しまくってる男装女子。
最近は弟だけでは飽き足らず、エリスもオモチャにしようとしている。
最近一人の男性に、深い心の傷を負わせたらしい。
『エリス=カリスマティック』
15歳。紅茶色の髪。本作のヒロイン候補?
双子の元にやってきた家庭教師の女の子。
実は隣国ブリガディア王国の国王陛下の隠し子。
優れた魔法の才能を持つ、比較的常識人なちょっとおっちょこちょいで優しい娘。
案外過酷な過去を持っている。
実はあんまり魔法が使えないらしい。
『クルード王』
(クルード=バンダリス=フォン=ハインツ)
ハインツ公国の国王。魔戦争の英雄の一人で、双子の父親。
賢王として名高く、国民には人気がある。
気さくで配慮ある大人な人物だが、実態は妻と娘に振り回される哀れな中年。
ストレスのせいか脱毛が激しいことを密かに気に病んでいる。
エリスが来て自分の心の負荷が減ることを少し期待している。
『ヴァーミリアン王妃』
(ヴァーミリアン=フロンティア=フォン=ハインツ)
クルード王の妻で双子の母親。
7大守護天使の一人。『塔の魔女』と呼ばれている。
希代のトラブルメイカー。
自分の子供に過酷な状況を与えることが「教育」だと信じている、はた迷惑な人。
エリスのことをエリちゃんと呼んで可愛がっている。
『マダム=マドーラ』
双子の乳母であり侍女長。
たいへん口うるさく、ミアは苦手にしている。
口癖は「…ざます!」
『スパングル大臣』
ハインツ公国の庶務全般を司る内務大臣。
事なかれ主義な人。
クルード王とマダム=マドーラの三人と合わせて「ハインツの三大良心」と呼ばれている。
『サファナ』
マダム=マドーラの娘で双子の幼馴染。
有名ファッションデザイナーで、双子とエリスのファッションの講師となる。
ミアと仲が良く、トラブルのきっかけをよく作る。
『ベアトリス』
双子専門の侍女。
ファーレンハイトの街出身。
『写真集事件』以来ミアに心酔しており、実質ミアの専属となっている。
ちなみに侍女は全部で四人いるらしい。
(その他の侍女)
バーニャ…掃除担当。小太りの女性。
プリゲッタ…雑務担当。まだ新人。
『ボロネーゼ=ニコン』
有名写真家。むきむきオカマ。
カレンのことを『魂の盟友』だと心の中で思っている。
--------その他--------
『ハインツ公国』
…物語の舞台となる小国。ワインが名産。
「公王」が統治していることから、王族以外の貴族はこの国には居ない。
首都 … ハイデンブルグ
メイン通り…「マリアージュ通り」
魔災害に遭った都市 … ファーレンハイト
『ブリガディア王国』
…ハインツ公国の隣にある大国。
『ジェラード王』
…隣国ブリガディア王国の国王。クルード王の友人。
7大守護天使の一人。実はエリスの遺伝子上の父親。
レドリック(レッド)…ブリガディアの王太子。エリスの異母弟。
『ブライアント=ナルター=タイムスクエア』
通称ブライ。ブリガディア王国の上流貴族の息子。
女好きのイケメン。
カレンに一目惚れしたのが運の尽き。
実はブリガディア王国のレドリック王太子の友人。
なぜかエリスと因縁が…?
『魔法学校』
若い魔法使いが憧れる学校。
完全下宿制。
ティーナ…エリスの魔法の師匠であり、親友。
エリスが前に働いていた魔法屋の店主。
すごい美人さんらしい。
現在は魔法学校に下宿して居る。
『レイダー』
通称 『英雄』。
超有名冒険者チーム『明日への道程』のリーダー。




