第二話 輪廻からの脱線
どうも、作者です。
できれば感想お願いします。
「・・・痛っ。」
俺は色も何も無い空間で目が覚めた。
「ここは何処だ?」
突然回りの景色が真っ白に染まった。
「どうなっていやがんだ?」
そこに、妙な格好をした変なじいさん(もとい、変態)がいた。
「やっと目を覚ましたか?」じいさんが言った。
「誰だよあんた?」俺は聞いてみた。
するとじいさんは得意げな顔で、「わしは神だ。」などと言った。
ごそごそ(俺がポケットを探る音)
カチャ(携帯を開く音)
ぴっぴっぴ(俺が1・1・9と押す音)
「やめんか!」
バキッ!(じいさんに俺の携帯がへし折られる音)
「人がせっかくいい病院紹介してやろうって言ってんのに、なにしやがんだ?」
「別にそんなことせんでもわしはまだまともじゃ!」
おれがじいさんにジト目を向ける。
「うぉほん。そんなことよりお前さんは自分に何があったか分かっておるのか?」
「ああ。死んだんだろ?
「うむ。そうなんじゃが・・・。実はあれ、わしのせいなんじゃ。」
「ハァ?」
「あれはわしがちと操作を誤っての。・・・分かったからそんな殺気の篭った目で見るな。」
「そうか・・・。これからどうしような。」
悩んでいると、じいさんから声がかかった。
「お前さんは異世界に転生してみる気はないか?」
「できんのか?」
「何を言っておる?わしは神じゃぞ。そんなこと朝飯前じゃ。」
・・・しばしの静寂。
「ぬしが転生する先は魔法や人以外の生き物、魔物とかがいるから、さっきのお詫びもこめて、何でも好きなことをかなえてやろう。」
「といっても特に無いから任せる。」
「そうじゃな・・。では、魔力が無尽蔵、体力も異常、身体能力もかなり高くしておこう。」
「チートだな。」
「不満か?」
「いいや。」
「うむそれならよろしい。では、健闘を祈るぞ。」
その途端に俺の足元にあったはずの床が消えてなくなった。
「うわぁ~~~~!!!」
じじいいつか締めてやる。
こうして俺の異世界での生活が始まった。
長くてすいません。
できたら、感想などよろしくお願いします。