第十五話 授業?
まともな授業なんてあるわけないじゃん!って言いたいのですが
そういう訳には行かないので・・・。
担任が入ってきた。
「みんな揃ってるか~?ん、いるじゃん。じゃあHRを始めるじゃん。」
説明が始まった。
「今日から授業が始まるじゃん。ま、授業って言っても基本は歴史とか属性だけで、その他は、実習ばっ
かりなんだけどさぁ~。まぁ、気にしなくていいじゃん。」
そして一・二時間目と歴史があった。
この世界はもともと一つの大陸からなっていたらしい。
それが、何らかの原因 (まぁ、たぶん大陸移動説が有力だと思うが)で、
四つの大陸に分かれたという事らしい。
四つの大陸とは「ガブラータル大陸」「マカリタス大陸」「オルフェン大陸」「グリフォス大陸」であ
り、そして、それぞれの大陸に帝国が基本一つずつあって、ガブラールにはイルダ帝国、マカリタスに
はアスティカ帝国、オルフェンにはオルフェニア帝国、そしてグリフォスにはグレシア帝国とフォルグ
ア帝国、後はその他の小国で成り立っているらしい。
ちなみに今いるのは、イルダ帝国である。
イルダ帝国は戦闘での魔法の使用率が高く、オルフェニア大陸と敵対している。
今は平和なのだが、昔は百年に一回ペースで戦争をしていたらしい。
まぁ、歴史はこんなもんだろ。
言語による学習が、これと後二つしかないことに驚きだ。(魔法学園の為)
三・四時間目は魔法の属性その他もろもろについてだったが、説明が長くなるので割愛させてもらお
う。
そして最後の授業では実習となっていた。
実習で何をやるのか聞いたところ普段は個人、又はチームでの魔法の練習、
一週間に一度、練習の成果を確かめる模擬戦があるらしい。
今日は練習だった。
そして一日が過ぎて家に帰るころ。
「トーヤさん一緒に帰りませんか?」
「いいけど」
一緒に帰った。
次回はあまり期待はしないでください。