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異世界日誌  作者: 神の如き者
魔法学園編
14/16

第十三話 通常授業?・・・なんでだよ!?

やっと通常授業・・・と思ったら・・・?

前回終結した模擬戦で、あんな魔法(正確に言うとあれは魔術だが)を使ったせいで、


翌日いろいろな人に問い詰められてしまった。


1番ひどかったのがマリアだったのだが・・・。


~回想始め~


「トーヤさん!何ですかあの魔法は!?いつの間にあんなものを!?」


「いやあれは、ここについて、一度だけ別行動をとったときにやってみたらできて・・・、


ただそのときはまだしっかりとコントロールできなかったから・・・。練習して習得した。」


きちんと説明したのになんか怒ってらっしゃる。


でもこれはこれでカワ・・ゲフンゲフン!


「そういうことを言ってるんじゃなくて・・、どうやったんですか?」


「あれは、普通の力じゃないからな・・・。」


どうしたものか?ええい、説明してしまえ!


「今から話すことは他言するな。いいな?」


「はいっ!」


「俺はこの世界の人間ではない。」


「はぁ?」


「信じてないな?」


「俺は元いた世界で訳あって死んでしまってな。」


「え?」


「それで変なおっさん・・・もとい神様にあってこっちの世界に来たわけだ。」


かなりはしょったけどマリアなら理解してくれるだろう。


「そうだったんですか。分かりました。このことは一切他言しません!」


ほら、分かってくれた。


「で、その神にもらった力の一つで、自然の力を集めて天使テレの《ズ》に変えること


ができる力を使ったわけだ。」


「じゃあ、私にはできませんね。なんか残念。」


「そんなことは無いと思うぞ。」


「え?」


「自分の魔力を天使テレの《ズ》に変えればいいわけだからな。」


「できるんですか?」


「自然の力と違って制限があるから、俺より威力は落ちるだろうがな。」


「やった~~!」


喜びすぎですマリアさん・・・。


「いつ教えてくれますか?」


「んじゃ、今日の授業後から。」


「はい!」


そのあとだな、クラスのやつが教室に入ってくるや否や設問攻めにしてきたのは。


~回想終わり~


「席に着くじゃん。」


「「「はーい。」」」


「今日はオリエンテーションを行うじゃん。」


えっ?それって入学した日かその次の日にやるもんじゃないの?


「ハイそこ!タイミング間違ってねぇか?みたいな表情はやめるじゃん!」


なにぃ!?読まれていただと!?なかなか侮れんやつよのぉ。


初めに後者にある教室の説明を延々と三時間休憩なしで受けた。


しんどかった。だってずっと立ちっぱなしだったんだもん。


「教室の説明は以上で終わるじゃん。二十分の休憩を入れるじゃん。」


ふぅ~。やっと終わった。


「トウヤ君!」


「ふぇっ!?」


いかん!めちゃくちゃ恥ずかしい声が出てしまった!


これはどうにかして挽回しなくては!


「どうしたの?トウヤ君?」


「なんでもないよ。あれ?君は確か・・・・・?」


「私はイリヤ。イリヤ・アーノルドだよ!」


「そうだったな。知ってるとは思うが俺はトウヤ・クロガミだ。よろしく。」


「うん。こちらこそよろしく!」


あっ!可愛い!


「トウヤ殿!」


殿って?今度は何だ?


「拙者、ハンゾー・フウガと申す。以後お見知りおきを。」


「あぁ、よろしく。」


よく見たらイケメンなのに、半分以上布で隠れちゃってる。これでもカッコいい事は変わらないけど。


「ところで、貴殿この後に予定はあるか?」


マリアとのことがあるが・・・・。


「あぁ、今日やろうと思っていたことはいつでもできるし。特にないが。」


「うむ。それはよかった。一緒に一度話し合ってみたかったからな。」


なんかこれは、話し合いですまない気がする。


「マリアとイリヤも誘っていいか?」


「うむ。」


よかった・・・。


だって約束すっぽかした上に置き去りじゃあ後が怖くて考えたくもない。


「じゃあ、業後にな。」


次の授業が始まりさっきと同じで立ちっぱなしで今度はギルドの説明を二時間受けた。


「今日はこれで終わるじゃん。」


「「「「「ありがとうございました。さようなら!」」」」」


マリアにさっきのことを言うと膨れたが、何とか機嫌を直した。


そして、ハンゾーたちと待ち合わせていたところに行くとまだ十分前だって言うのに


2人とも、優雅にコーヒーを飲んでいた。


いや、ハンゾーのはコーヒーじゃなくてめちゃくちゃ濃い麦茶か。


それでみんなでデパート(こっちにもあった)行ったり、温泉(混浴)行ったり(ハンゾー出血多量に


つき社会的に死亡)した後、学校の校庭にいた。


「そういえば、トウヤ殿は見たこともないような魔法を使っていましたな?」


「そういえばそうだね。トウヤ君、あれは何だったの?」


やっぱりキター!!


「説明しにくいが・・、見せるだけでいいか?」


「うんいいよ!」


あの時とは違い戦闘能力は必要ないので無詠唱でもいけないでもなかった。


「発動!天の遣い!」


そうすると、綺麗な純白の翼と輪が出てきた。


「「「綺麗・・・(美しい・・・)」」」


術式をといた。


「な?もういいだろ?」


「うんありがとう!」


「じゃあまた明日!」


「おう!また明日な!」


「さようならです。」


「では、さらばっ!」


そういえば聞いたのだが、ハンゾーとイリヤの部屋は隣らしい。


「俺たちも戻るか。」


「そうですね。」


俺たちは部屋に戻り順にシャワーを浴びた後、寝た。


オリエンテーションは模擬戦の前にやるべきでしょうと思った方、


そこは気にしない方向でよろしくお願いします。

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