第十一話 強大なる力
ブレインの意外な本性が明らかに?
「我に精霊の御加護を・・・、リペアフォース!」
これは治癒魔法の一種。
術者の魔力を少しずつ消費して、術者の魔力が尽きるまで、追ったダメージを回復し続ける。
この魔法を使えるだけでも驚きだが、もっと驚いたのは・・・・・。
「ヒャッホー!!熱いぜ!熱くなるぜー!!」
ブレインのキャラの変わりっぷりだった。
なんでもブレインは自分にかけるタイプの魔法を使うとこうなるらしい。
「行くぅぜーぃ!!」
もうなんて言ってるか分かりずらくなってきた!?
「ahjshあいnjojおお!!」
それって人間の言葉なの!?
だめだ。完全に逝っちゃってる。
「くそっ!何だよこいつ!急に魔力量が上がりやがった!」
「ウインドシュート!!だぜー!」
「無詠唱!?」
「ウインドバスター!!だぜー!」
「また無詠唱!?・・・駄目だ勝てるきがしねぇ・・・。俺は棄権する。」
そのタイミングでブレインの魔法が切れた。
「えっ!?勝ったんですか!?僕は?」
皆がキョトンとしてる。
「皆さんどうしたのですか?」
もういいや。
「勝者、ブレイン!」
次は・・・・、駄目だな、隅っこの方で顔を真っ青にして怯えてる。
「私は棄権します。」
「第三試合、チーム1・ブレイン VS チーム4・レムはレムが棄権したためブレインの不戦勝!」
「「「「わぁーーー!!」」」」
「第四試合 開始!」
次は、ブレインとレイン(光・水)の戦いである。
今回は三回戦までです。
次回をお楽しみに。