伝説の勇者として異世界に召喚されたのにスキルとかない一般人なので口から出まかせで生きていきます

第一章 異世界召喚

プロローグ

「王よ、本当によろしいのですね？」

「世界にとっての災いこそないが、我らにとっては今がその時。やれい！」

「⋯わかりました。詠唱を始めます」

≪伝説よ再び　私たちに今一度の救いを　炎よ水よ風よ大地よ　我らに力を　今ここに≫

　ゴゴゴゴゴゴーーーーーー

「おぉぉぉぉ！成功じゃ⋯⋯あ？」

「⋯⋯⋯⋯⋯⋯」

「お主、なぜ裸なんじゃ」

「⋯⋯⋯え？はっ⋯え？」

「ま、まぁそんなことはよいわ、服を持ってきてやれい！成功は成功じゃ！祝おうぞ！」

「「うぉぉぉぉぉぉ！！」」