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フレー

身勝手に捨てた夢と原石

作者: 日浦海里

憧れの場所って言ったって

そこに夢が待ってるわけじゃない


そこには夢を詰め込んだだけ

ありったけの思いと願いを


勝手に詰めて

勝手に開けて

最初は煌びやかなんだろうけど

それは自分が詰めた夢の輝き

その場所にあった夢じゃない


翌朝になって

夢が覚めれば

待っているのはありのままの現実(いま)




憧れの場所って言ったって

そこで夢が叶うわけじゃない


そこには希望が転がってるだけ

ありったけの願望と絶望と


勝手に拾って

勝手に捨てて

最初は綺麗に見えたものだって

繰り返し見捨てられるたび

煤けていくのも希望じゃない


翌朝になって

夢が覚めても

転がっているのは磨かれる前の原石(みらい)

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― 新着の感想 ―
[良い点] 自分が憧れていた場所に辿り着いて、その場所が色あせ始めてくると、失望ばかりが見えてしまうものですよね。 でもその場所は、かつて立っていた場所とは違う、自分が望んだ場所。 自分の足元(原石)…
[一言] 夢と現実のギャップ、儚さ、それでも惹き付けられる輝き……色々な想いが詰まった作品だと感じました。 原石のルビが「みらい」ってとてもポジディブで心があたたかくなります。 その原石がダイヤとして…
[良い点] やっと手に入れたはずなのに… 色褪せるのは何故なんでしょうね…
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