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ごーほーむ!!  作者: 神在虚
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狂人メガネの質問

私の名前は勇気 ミライ、高校1年生、この物語の主人公という立場にあります。よろしくお願いします!!


さて、元気よく挨拶できたところで現在の状況説明に入ります。現在、私達「帰宅部」は絶賛帰宅中な訳ですが私達は花の高校生ですよ!青春っぽい話、例えば恋バナとかしながら下校を……


「ねぇ、線路の上にミライとメメが縛り付けてあるとしてどちらか轢き殺すとしたどっちを轢き殺す?」


下校途中で殺されかけることあるですね……それも同じ部活の先輩に……そんな質問を投げかけるヨミ先輩はメガネクールな容姿をしていて黙っていればカッコイイ先輩なんですけど頭の中はサイコクソ野郎です。


「え!?メメ轢き殺されちゃうんですか?」

このごもっともな反応をしているのが私と同級生のメメちゃん、ふわふわの髪の毛と小さな体が特徴の帰宅部のマスコットです。


「私はミライを轢き殺ろすかな!なんか死ななそうだし!」


私に満面の笑みで死ねと言う、この先輩はヨミ先輩と同級生の二年生でマユラ先輩です。


「マユラ先輩………人って殺すと死ぬんですよ。」

「そんなの知ってるよ、今日も面白いな〜ミライちゃんは!」


私は全然面白く無いですけどね、真横で一緒に歩いてる人に死ねって言われるの全く楽しく無いですけどね!!


「こらー、ヨミもマユラも後輩をからかわないの!ごめなさいね、二人ともちょっとおかしいんです。許してね。」


いや、ちょっとどころじゃないです……と言えるはずもなくその言葉を飲み込む。


ヨミ先輩とマユラ先輩の頭をポンと叩き注意したのはこの部活の部長 ナユタ先輩。成績優秀、運動神経バツグン、この人にできないことは何もないと思わせるほど完璧超人なナユタ先輩……しかし、残念なことにこの人もどこか狂っている。


この5人が今の帰宅部のメンバー。主人公の私と可愛さの塊のメメちゃん、狂人メガネのヨミ先輩、ムードメーカーサイコパスのマユラ先輩、全知全能のナユタ先輩。


こんな、闇鍋のような5人が送る日常の物語…、


「さ、みんな、帰るよ!「ごーほーむ!」だよ!」






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