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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ヤンデレで溢れた常夜町

今はいつメンでいる時間を壊したくないし、君との関係を進めるつもりはない

作者:赤茄子橄
大学に入ってから知り合って、2回生も終わろうかって時期の今になっても濃ゆい繋がりをもって遊び続けてくれてる3人。
俺を入れて4人のいつメン(いつものメンツ)。

俺、犬鳴楯(いぬなきたて)と幽心珠(かすかしんじゅ)、四谷吟嶺(よつたにぎんね)、それから五行明稀端(ごぎょうあけは)。

今の俺は、いつメンの4人でいる時間が何より楽しくて、大切で、せめて今だけは壊したくなくて。

吟嶺と五行は去年から付き合ってる。べったりだ。微笑ましい。
俺の方は、昔のトラウマとかもあるし、このいつメンを守るためにも彼女を作る気はないんだけど、幽には迫られてる。

俺は後腐れなくヤれる相手と、仲良しの『友だち』のいつメンさえいれば十分なんだけど......。
だから幽の気持ちに応えて関係を前に進めるつもりなんかなくて。

けど、そうは問屋が卸さない、ということらしい。

女性不信だ、関係を壊したくない、彼女はいらない、そういうのは身体だけのフレンドだけでいい、なんてイキって嘯いてきた俺が、幽心珠に簡単に絆されて、ぐずぐずに溶かされるだけの話。


※小説家になろう様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。
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