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聖拳の勇者  作者: ???
2/2

楽しい入学式1

 そこは「黒」だった。一片の光をも受け付けない、純黒の場所。

 何も見えず、何も聞こえることはない。全てを飲み込んでしまうような暗い、暗い、闇の中。

 一度入ったら最後、二度と抜け出すことはできないとさせ錯覚るような、その闇の中を僕は落ちていた。

 比喩でもなければ妄想でもない。

 僕、世覇天墜は暗闇の中を物理的に絶賛急降下中だった。


 「はぁううわわわああああああああああああ!!?」


 落下の恐怖から変な叫び声をあげてしまうが、悲鳴は響くことなく闇の中に溶け込むように消えていく。

 

 通常ではありえない不可解な現象に思わず息を飲むが正直それどころではない。

 ただひたすらに暗闇の中を下へ下へと落ちていく。

 

 どうしてこうなっちゃったんだああああああああああああ!!?

 涙目、否、大号泣しながら僕は数分前のことを思い出していた。




 その日はひどい曇天だった。

 分厚い雲が空を覆い、日光は一筋も差さず、冷たい初春の空気がひんやりと立ち込めていた。

 今日は高校の入学式。高校入学を機に独り暮らしを始めた僕は同じ新品の制服を着た新入生たちの中に混じって通学路を歩いていた。

 僕がこれから通うことになる私立斎農高校は町一つを丸々使って作られた珍しい学校であり、多彩な才能を持った人たちが毎年大勢入学してくることで有名だ。学部、学科は何十学部とあり才能豊かな若人を育成するために様々な設備が整っている。無論特別な才能を持つ人だけが入学できるわけではない。普通科も存在していて、通常の高校生活を送ることができる。かくいう僕も学科は普通科。特別な才能を持ち合わせているわけではない。

 育った街を離れて、一人暮らしまでしてわざわざこの学校に通うと決めたのには色々とわけがあるのが、そのうちの一つが「素敵な学園生活を送る」ことだ。

 本当はもっと一般の学校がよかったのだが、諸々の事情が重なり、結果的にはこの学校に通うことになった。

 

  「それにしても残念だな、入学式の日に限ってこんな天気なんだもんなぁ」

 

 ため息交じりに灰色の空を見上げるが。天気が良くなる気配は一向にない。

 

 「桜もせっかくの満開なのにこう曇ってたらなぁ……」

 

 斎農高校は町一つを学校として改造しているだけあって景観にもかなり気を使っている。特に春の入学式の桜は毎年話題になる程の絶景なだけあって、曇り空で台無しになるのはもったいないの一言に尽きる。

 

 とはいっても天気のことなどどうしようもない。

 しょうがないかと思いながら再び校舎へと歩き始めたその時、すれ違いざまにだれかと肩がぶつかってしまった。

 

 「あ、す、すいませ――――」

 

 ぶつかってしまった相手に謝ろうと思って、振り返って頭を下げる。

 

 その瞬間足元が漆黒に染まった。

 

 「へ?」

 

 驚く間もなく足元の黒はみるみるうちに大きくなり、僕は、落ちた。

 

 

 そして、今。

 「はうううううあああああああああああああ!!?」

 僕は相変わらず、響かない叫び声をあげながら落下していた。

 落ちる速度は変わらず、ぐんぐんと地上から離れていく。

 

 というかもう数分くらい落ちてるんだけど!?大丈夫なのかな、コレ!?

 

 落ちているスピードはわからないけど、ずっと落ち続けているということは、もうそれなりの深さまで来ているということでもある。

 すなわち……落下距離も長くなり、地面に直撃した時の衝撃も当然大きくなる。

    

 このまま落下し続ければ間違いなく天に召されてしまうっ!!

 

 何とかしたいが、かといってどうすることもできない。

 打つ手もないまま落ち続けていると下の方がだんだん明るくなっていく。

 

 明らかに今までとは違う階層が近づいてきている。もしかしたら、というか、もしかしなくても色々な意味で終わりが近づいてきているには違いない。

 

 や、やばい。このままだと本当にお陀仏コースにまっしぐらだぞ!?新生活を求めてここまで来たのに入学式にすら出席できないまま終わるのはいくら何でも悲しすぎる!

 

 焦燥に駆られる僕をよそに、下層を照らしていた光は黒い空間を侵食し始めた。

 黒い空間は瞬く間に光に吹き払われて、辺りが黒から白へと変容していく。

 

 「なんだこれ!?」


 僕が驚く間もなく、光はさらに膨れ上がり、波のようにうねりながらこちらへと迫ってくる。

なんかよくわからないけど、この光は危ない気がする!

 直感的に触手を危険と判断し、回避行動をとろうとしたものつかの間、光は僕を中心に回転し始める。

 光はだんだんと回転と輝きを増していき、光が空間を埋め尽くしていく。

 ま、まずい。眩しすぎて目を開けてられない!

 僕自身も極光に包まれ、意識も、思考もすべてが書き消されていく。

 

 すべてを飲み込む眩しさの中、まるで風のように誰かの囁きが耳に届いた。

 

 ――――――オマハ、エラバレタ

 

 そして僕の意識は-------

 

 

 

 暖かい風が頬を撫でる感触で目が、覚めた。

 うっすらと開けた視界に広がっていたのは突き抜けるような蒼い空。

 雲ひとつない、この季節ならどこでも見れる空だった。

 「戻ってこれたのか......」

 とりあえず、さっきまでいた黒い空間ではなかったことにほっとする。

 本当に一時は本当にどうなるかと思った。いきなり真っ暗なところに落ちるわ急に光りだすやらで、人生で一番意味不明な経験をした気がする。

 でもこうして目が覚めたということはさっきのことは夢ということだ。やけにリアルな夢だったけどもしあれが夢じゃなくて現実だったら絶叫ものだよホントに。

 我ながら怖い夢を見たものだ。

 頭の後ろで腕を組み、やれやれと思いながら空を見る。入学式にふさわしい、いい天気だった。

そう、いい天気。雲ひとつない快晴の空。

 

 僕は気づいた、いや気づいてしまった事実にまぶたを閉じる。


 ......なんで目の前に空があるんだ?


 普通に考えてごく一般的な人間が寝て起きるのは自宅の寝具の上のはずだ。もちろん自宅内で目を覚ますことになるので当然空は見えない。

 ということは僕は今外で寝転がっているのか?

 いや、それもない。自宅から学校までの道のりに昼寝ができそうな河川敷や公園、ベンチが設置されている場所もない。

 となると考えられるのは道端で大の字になって寝ているということになるけど、わざわざ道端に寝る必要なんてないし、理由もない。

 それに人の足音はおろか声のひとつも聞こえてこない。もしここが道端だったとしたらいくらなんでも静かすぎる。

 そして、それらを差し引いてもあまりに余る一番の違和感。

 視界に写る空の面積が多すぎた。

 

 これは、あれですね、うん。

 僕を襲った奇妙な現象は色々と終わってはいないようだった。


 僕が事実を認知したことを察知したのかのように再び僕は浮遊感に襲われた。体のバランスが崩れて体制が保てなくなる。

 わたわたと手足を動かしたのも束の間、ぐん、重力に引き寄せられる感覚と共に空が急激に離れていく。


 「ぅおおおおおおおおおおのぉぉぉぉぉおおおおおおおお!!」

 

 本日二度目の急降下が始まった。

 どうしてこうなるんだよおおおおおおお!!?

 なんで僕は一日に何度もパラシュートなしのスカイダイビングをやってるんだよおおおおお!!?

 いくらなんでも不幸過ぎない!?まぁ、一回目は空じゃないけどさ!!

 しかし僕の苦難はそれだけではないらしい。

 体制を崩していた僕の体は風に煽られて、くるくると乱回転を始めたのだ。

 視界は体の動きに合わせて勢いよく回り、脳みそと三半規管を容赦なくシャッフルする。


 おぼええええええ、き、きぼちわるい.....。

 平衡感覚を失った体からせりあがってくる嘔吐感をなんとかこらえる。耐えられたのはいいものの視界がこのままだといつか限界が来る。

 ま、不味い。このままじゃあ朝食べたとんこつラーメンを大空にぶちまけそう。

 どうする!? どうすればいい!!?

空中でリバースカードをオープンしないためには一体どうすればいいんだ!!?


 そんな問いにたいする答えなど当然なく、僕は気持ち悪さをひたすら堪えつつ落下し、雲を二、三回突き破り、体温を生け贄に体制を戻すのだった。


「!!?」


 そして雲を抜けた僕の目の前に現れたのは想像を絶する光景だった。

 それは一言で言うところの都市だった。

 ただし、地方にある小規模な都市はおろか、東京近郊、首都圏に当たる都市おも比較にならない大規模、いや、超規模といっても差し支えないほどの巨大都市。

 見る限り面積や建物の数はアメリカの都市をも凌駕している。

 それだけではない。建物の形や、路線の形、車とおぼしきものに至るまでどれを見ても見覚えのないものばかりだったのだ。そして止めといわんばかりに僕の視界にはいってきた、空飛ぶ何か。

 一見鳥の群れにでも見えそうなそれは、まるで意思を持っているかのように光るラインの中を行き来している。

 「そんな、嘘だろ......」

 僕が見ていたそれは、映画や、漫画、アニメやラノベの中にしかいないはずの、棒状のものに股がり宙を行き交う大勢の人々だった。


 どう考えても地球じゃない。

 だとしたらここはどこなのか。

 僕の中で考えうる、この状況に一番適した答えがふと脳裏に浮かぶ。


 まさか、そんなはずはないと。

 まさか、そうであってくれと。

 でも、もしそうだったらと、胸が高鳴る。

 体が大地に近づくにつれて予想が確信に変わり、虚構が現実に移り変わる。

 間違いない。ここは、この場所は、この世界は、


「異世界だ!」


 少年少女、二次元を知るものならば誰でも一度は憧れるであろう理想郷。ありとあらゆる御都合主義が蔓延し、この世界に招かれた客人は通常では考えられないほどの多大な恩恵を得られる。

 まさしくヌルゲー。物語の中だと異世界に来たというだけでよほどのことがない限り勝ち確定する。

 そんな世界に僕は来たのだ。


 長い耳が特徴的な眉目秀麗なエルフ。小さい体格と浅黒い肌が特徴的なドワーフ。体の各部分に獣の特徴を持つ獣人。

 遠目に見える人々の姿が本当にここが異世界だということを証明してくれる。

 やばい。ワクテカが止まらない。


 これから、どんな生活が始まるのだろうか?


 見た目は近代みたいだけど王政とか残っているのかな?魔族はいるのかな?食事は美味しいものがあるのかな?ヒロインみたいな子はいるのかな?チート能力はあるのかな?

 そして何よりどうして僕は呼ばれたのかな?


 考えれば考えるほどわくわくが止まらない。


 うん、まぁ、ここまではいいとしよう。

 この世界はどう考えても地球じゃない。ほぼ確実に異世界だ。

 そして今僕がこの世界にいるということは誰か呼び出した人がいるはずなんだが......

 どうして僕の落下は止まらないのだろうか?

 心なしか逆にさっきより加速しているようにも感じるんだけど。


 それに異世界転移系の物語で主人公たちの召喚に用いられるものといったら普通召喚陣。流星の如く超スピードで急降下してくる話とか聞いたことないぞ。


 僕の体が引き付けられているのはどうやら目の前にある学園(?)のようなものらしいんだけど。


 これ、建物に衝突する前にちゃんと止まるんだよね.....?


 一向にとどまる気配のないスピードに冷たい汗がだらだらと垂れる。


 ね、ねぇ、やばくない?これ。


 減速どころかさらに加速を始める己の体に思わず聞いてしまう。


 この角度とスピード。どう考えても建物に突っ込むことを前提にばく進してるようにしか考えられたいんだけど!!?


 このままいくと学園の敷地の外れにある大きいドーム状の建物に頭っから突っ込むことになるんですけどぉ!!??


 僕の突っ込みを聞いていたのかいないのか、ラストスパートといわんばかりに僕の体は加速した。


「ステイッ!!?待って!!ちょっ!?これ死ぬっ!死んじゃうから!!?ストオオオオオオップ!!??ストオオ―ーーーーー―――ーップ!!!!??」


 必死の叫びは虚しく聞き流され、流星と化した僕は建物に突っ込んだ。


 覚えているのはかなり大きい破壊音と共に全身に衝撃が走ったことだけ。


 目を開けると建物の中にいた。頭上からは、光と一緒にパラパラと埃と何かの破片が落ちてきている。


 どうやらまじで天井をぶち抜いてしまったらしい。


 お尻の下には床と一緒にひび割れている魔方陣があった。僕を召喚しようとしたのはここで間違いなさそうだ。

 それにしてもえらい目にあった。

 二回も長距離落下をさせられ、そのうちの一回はドッキリつきで、もう一回は建物貫通ときた。

 とりあえず、召喚者に文句を言いたい。

 

 痛むお尻をさすりながら周囲を見渡す。どうやらこの建物ホールのようだ。何かの式の最中だったのかブレザー型の制服を着た数百人くらいの少年少女が座っていた。

 そんでもって皆一様にポカーンとした表情でこちらを見ている。


 ま、まぁ、天井突き破って人が一人入ってきたんだから当然のリアクションだろう。

 どうやら僕が落下した場所は、舞台の上、それも中心部分だったらしい。

 誰だよこんな場所とシチュエーションでこんな奇抜な召喚したやつは......。

 ふ、普通に恥ずかしい。

 周りのの「え、なにこいつ」という雰囲気に耐えかねて視線をそらすと左右の横断幕の裏に隠れてこちらを見つめる人影が......っ!?


 こちらの方々の同じようにポカーンとしていらっしゃる。スーツ姿の人は先生かな?

 様子を察するに横断幕の方々も術者ではなさそうだ。


「......」


 固まる空気。止まる時間。

 みんな唖然として動かない。

 これは僕が召喚されたことたいして何かあったのだろうか?

 例えば竜を召喚するはずだったとか。

 異世界転移系の物語では巻き込まれ召喚や召喚ミスはよくあることだ。実は僕もそういうケースなのかもしれない。

 だとしたら、僕のやるべきことはなんだ?この場の空気をどうにか進めるために僕がやるべきことはなんだ?

 そんなこと決まっている。そう、それはーーーーー


「が、がおー」


 僕がドラゴンになればいいのだッ!


 かぎづめのように指を曲げた両手を顔の前に出した僕と、それを見る数百人の生徒たち。


「「「......」」」


 周囲の視線は唖然から哀れみに進化した!


 デスヨネー。まぁ普通こうなりますよねー。でもさぁ、そんなあわれむような目を向けないでよ。君たちがなにも話してくれないからだよ?だから(´・ω・`)←こんな顔しなくてもいいじゃない!

 ますます微妙、というかあわれむような空気が広がっていくなか僕は頭を抱える。

 やっちまった、と。

 一人間としてかなり恥ずかしいことをしてしまった僕は冷や汗を流しながら心のなかで叫んだ。

 もう誰でもいいから状況を説明してよ、と。

 そのときだった。


「貴方に、問おう」


 声が、聞こえた。酷く掠れていて、今にも泣きそうな声が。

 その声に誘われて振り返ると、そこにはある意味見慣れた姿があった。

 つばと先端が異様なまでに大きい三角帽子に、風になびいて翻るマント。手には身の丈ほどもある錫杖を持ち、肩にはちょこんと可愛らしいウサギが乗っている。

 三角帽子から覗くアメジストの瞳と、綺麗に整った顔立ち。背後に揺れる長髪から目の前の人物が女性だとわかる。

 

 魔女だ。魔女がそこにいた。

 風貌からしてこいつが術者に違いない。

 一言文句を言おうと詰め寄るが、なんだか様子がおかしいことに気づく。

 

「貴方に、問おう」


 魔女は繰り返す。まるで奇跡を目の当たりにした求道者のように、あるいは生き別れた大切な人と廻り会ったかのように。アメジストの瞳に涙を溜め、頬を紅く染め、よろよろとこちらに歩いてくる。


「貴方が、貴方がーーーー」


 僕はこの顔を知っている。頼る人も、守ってくれる人もいない一人ぼっちの顔。たった一人で孤独に戦い続けて、今にも負けてしまいそうな、そんな顔。

 魔女は赤子のように手を伸ばす。僕はその手をしっかりと握った。


「貴方が私の勇者ヒーローか?」


 すがるような瞳に見つめられ、僕は力強く答えた。


「貴女がそう望むなら」


 僕の言葉を聞いたとたん魔女の顔から緊張が無くなり、柔らかい笑顔が咲いた。

 その顔を見て、ドキッと波打つ心臓。なんだろう、胸が高鳴る。

 この世界が異世界だとわかったときもこんな感じだったが、それとは少し違う鼓動だった。

 そして魔女は僕の顔に手を添える。少しひんやりとする冷たい手だった。


「メラリー・メルリ・メロリッサ、これが私の名前」


 貴方は?と、魔女、もといメラリーが目で聞いてくる。


「僕の名前は世覇 天墜」


「そう、テンツイ......入学、おめでとう」


 え、入学?なんのこと、と思っているとメラリーが顔をホールの壁に向ける。

 合わせて振り向くと、「第120回国立アウンツヴァイ魔法高等学校入学式」の文字があった。


 なるほど、どうやらそういうことらしい。


 嬉しさが胸のうちから込み上げてくる。

 僕は改めてメラリーの方を向く。この気持ちを伝えるために。


 メラリーも察してくれたのか僕から一歩離れ、こっちをむいた。

 そして、僕はーーーー


「おげええええええええええ」


 ずっと我慢していたものを全部ひっくり返すのであった。

 出せば出すほど体から力が抜け、最終的にばったりと倒れる。


 この日の僕の最後の記憶は、絶対零度の瞳で僕を射抜くアメジストの閃光と、全校生徒の視線だった。


 ともあれこうして僕は異世界でスクールライフを送ることになったのだった。


感想、ご意見お待ちしています。

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