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200文字小説集 vol.2

思春期(診断メーカー・200文字小説)

作者: 日下部良介

診断メーカー『物書きさん、お題です』より

日下部良介は『覗き(見た?)』と【悲しい】を使った小説を書いてください。

「私んちお風呂壊れちゃってさあ…」

 クラス一美人の女の子の会話を耳にした。


 その夜、悪友どもが大挙してウチにやって来た。

 そう、ウチは銭湯を営んでいる。

「じゃんけんで順番決めるぞ」

 番台に座る順番を決めようと言うのだ。

 クラス一の美人の裸を堂々と覗くために。


 美人は来なかった。


「昨日はありがとう。助かったわ」

「いつでもどうぞ」

「うん、でも、もう直ったから」

 美人はどうやら友達の家の風呂を借りたらしい。


 悲しい…。

 


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― 新着の感想 ―
[一言] 思春期男子の、本能が素直に出ていて、とても微笑ましい内容だったと思います。 いつの時代も、考えていることは変わらないんですね。
[一言] 拝読しました。 どう考えても、同級生の家が経営している銭湯には女子は行かないですよね。 思春期の男子は、そんな事ばかり考えているのですね。 鉄人は今も思春期ですね(ムフ)。
[良い点]  女の子同士だと割とフランクで、普通にパジャマパーティーをしたりします。  主人公を含めた悪友の皆さん、哀れですね~。(笑) [一言]  まぁ……女性の立場からみると当然ですよね。  ただ…
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