第2話 初試合
黒田 龍一 天嶺会の若頭 鷹山 剛志 天嶺会の組長
中尾 昇 黒鴉組の若頭 桐生 誠 黒鴉組の組長
黒田龍一「おい、お前らパイプ並べろ」
天嶺会抗争員「了解です、若頭」
中尾昇 「お前らもやれ」
黒鴉組抗争員「わかりやした、若頭」
黒田龍一「これで準備は整ったな...やってみるか」
中尾昇 「そうだなぁ...ついに始めるんだなぁ」
黒田龍一「ってか俺ルールわからないな、おい、ガキ」
小学生 「ルール教えろってことだね!はーい」
小学生のルール説明によると
手は使っちゃダメ 足や頭でゴールに入れる キーパーは手を使ってもいい 1チーム11人 90分で前半後半にわかれている ボールが出たらスローインする 反則したらカードが出る キーパーと決戦がある
後ろにいすぎたらだめ
中尾昇 「ほうほう...ありがとな、ガキんちょ」
黒田龍一「ありがとな」
中尾昇 「それじゃあ...」
黒田龍一「決戦と行こうかぁ!」
-組抗争という名のサッカーが、今始まった-
天嶺会「行くぞぉぉぉ!!おぉぉおぉおお!」
黒鴉組「天嶺会なんかに負けてたまるかぁ!行くぞぉぉぉお!」
喝を入れ、やる気満々の両組、ルールを守ってサッカーができるのだろうか!
-この勝負は、急ピッチな開催というのもあり、1点取ったほうの勝ちとなる-
黒田龍一「行くぞ!パス!慎吾拾え!」
武藤慎吾「えっ!?急に言われても、あぁ!」
真壁正義「へっ、とったぜ」
黒田龍一「お前何やっとん!とれいうたやろ!」
武藤慎吾「すいません!」
真壁正義「若頭!パス回しまっせ!」
中尾昇 「おう!よっと、だいぶゴール近こぉなってきたなぁ、やるぞ!」
黒田龍一「このままじゃ負けちまう...スパート出して止めるぞぉ!お前らぁ!」
両組 「うぉぉおおぉぉぉぉおお!」
ドッ!コロコロコロ...
真壁正義「あっ!ボールが外に...」
中尾昇 「正義!何やっとるおまえぇ!敵にチャンス与えてなにしとぉ!」
武藤慎吾「すいません!若頭ぁ!でも、あの天嶺会ですよ?ゴールに入れれるわけないじゃないですか!」
中尾昇 「それもそうだな...よし、おい!天嶺会!お前らのスローインの時間だぁ...」
武藤慎吾「若頭!今がチャンスです!今ゴールに近づけれれば勝てます!」
黒田龍一「難しいな...とりあえずやってみるかぁ...」
ぶんッ...トサ
東条仁 「若頭!ナイスです!」
-東条仁、こいつは若手ルーキーで食ってきたやつだ-
黒田龍一「仁!いけ!ゴールに行けぇ!」
真壁正義「そうはさせない!」
ドンっ どさぁ
東条仁 「うぉお!?」
小学生 「あ!だめなんだ!相手に攻撃したらPKだよ!」
中尾昇 「お前ぇ...何やりやがったぁ!お前のせいでPKとられたじゃねぇかぁ!」
真壁正義「すいません!攻撃したらダメと知らず...すいません!」
黒田龍一「こっちのチャンスみたいだな.....誰がシュートするか?」
天嶺会抗争員「そんなの若頭か組長に決まってるじゃないですか」
鷹山剛志「俺はけらないぞ!お前が勝手にカフェでまったりしてた俺を電話で呼び出して...ホットココア残してきちまったじゃねぇか!この落とし前をここで決めてもらう...」
-鷹山剛志は天嶺会の組長だ-
黒田龍一「組長の大好きなホットココアを.....残した......?ほ、ほんっとうにすいやせん!この落とし前は小指ですか...?」
鷹山剛志「いや!シュートだ、シュートしてゴールに入れたら許してやる」
黒田龍一「やれるだけやってみます......」
桐生誠 「俺も食べてたマ〇ク残してきたんだぞ!どうしてくれる!」
-桐生誠は黒鴉組の組長だ-
中尾昇 「マ〇ク大好きな組長が!?残したぁ!?ここは.....う、うちもキーパーで防御できれば平気ですよね...?」
桐生誠 「いや、小指は確定だ」
中尾昇 「い、いや、何でもするのでそれだけは!小指なくなったらキーパーできなくなります!」
桐生誠 「確かに小指なくなったらキーパーで防御できないな、防御できたらにかえてやる」
中尾昇 「頑張ります!」
中尾昇 「天嶺会のお前...絶対お前には勝つ!じゃないと小指がなくなるからだ!」
黒田龍一「黒鴉組のお前には負けない!じゃないとこっちも小指なくなるからな!」
爆速で書きまくっているusamiです
書くの楽しくて...ついつい
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