第1話 ヤクザがサッカー!?
黒田 龍一 天嶺会の若頭 鷹山 剛志 天嶺会の組長
中尾 昇 黒鴉組の若頭 桐生 誠 黒鴉組の組長
とある組同士の抗争から始まる...
黒田龍一「おどれぇ、うちの組のやつに何したんじゃボケぇ!」
中尾昇 「うちのシマに入ったのが悪いんじゃぁ!お前ら、やっちまえ!」
~黒鴉組の抗争員~「うぉぉぉぉぉぉぉおお!」
カァンキィンゴォン -戦う音が聞こえる-
黒田龍一「お前が...鉄男を瀕死まで追いやったんやろぉ!ここで逝ってもらう!」
中尾昇 「俺もただでくたばる人間じゃねぇよ!ぶちのめす」
ギィィン -鉄パイプを打ち合う音が聞こえる-
小学生 「な、なにやってるんですか!危ないですよ!」
黒田龍一「あぁ?ガキが出てくるとこじゃねぇ、とっとと失せな!」
小学生 「そ、そうはできませんよ!危ないことやってる人がいたら止めろって親に言われたんです!」
黒田龍一「だからなんだぁ、これはうちの組の名誉をかけた戦いなんだよぉ!止めれるわけねぇだろ!」
小学生 「だ、だったらほかのことで争えばいいじゃないですか!」
黒田龍一「俺らにそんなことできると思うかぁ?俺らはこういうことで生きてってるんだよ、ほかに何できると思うんだ!」
小学生 「うーん...例えば、サッカーとかどうですか?」
黒田龍一&中尾昇「は?サッカー?」
小学生 「ほら、サッカーならみなさんけがもほぼなく争えますし、力とか筋肉いっぱい必要なのであってるんじゃないですかね?」
中尾昇 「まあ...一理あるかもな」
黒田龍一「は...?じゃあお前はサッカーできるっていうのか?」
中尾昇 「できるわけねぇだろ、できてたらこんなことしてないわ」
黒田龍一「だったらなんで...」
中尾昇 「俺は実は思ってたんだよ、ずっとこんな風に戦ったって決着なんかつきやしねぇ、ならほかの形で戦うのもありなんじゃってな」
小学生 「なら今やってみたらいいんじゃないですか?ほら、僕ボール持ってますし、ゴールは棒で...あ!皆さんが持ってる鉄パイプで囲えばいいんじゃないですか?そこをゴールにやってみましょうか」
黒田龍一「こうなったらもうやってやらぁ!ぜってぇまけねぇねぞ」
中尾昇 「おう、望むところだ」
小学生 「穏便にですよー!僕見てるのでー」
初めまして、usamiと言います
はじめて書いた小説なので、変な点などあるかもしれませんが、その時はレビューなので教えていただきたいです
都度進化させながらまったり更新していきます