協力者
遅れて申し訳ありません
これからはなるべく早く投稿したいです
ってことで晴れて冒険者となれたわけだが、生まれてからの最大の危機がたった今俺を襲っている。
それは…
「…ってことがあって俺はSランクになれたわけだ。」
なんで初めての依頼にマークさんが着いてくるのですかねぇ!びっくりしちゃったよ俺!
――時は数十分前に遡る――
「ところで冒険者になったので、このまま依頼を受けていかれたらどうでしょう?アキラさん。」
「ええ、そうさせていただきます。」
依頼って何があるんだろう?楽しみだなー
「これなんてどうでしょう?」
そういった持ってきた依頼はスライム討伐。うん良さそうだ。初めてのモンスター討伐としてはちょうどいい相手だ。
ついでになんだかんだでゲットした「反転」の実験もできそうだし。
「じゃあ俺もその依頼について行くぜ。」
マークさん!?なんで⁉︎
「いいですね。新人の安全のために高ランクの冒険者がついていくことは基本ですので、その役割をマークさんに任せますね。お願いします。」
「了解したぜ。じゃあお前らは報酬もらった後先帰っといていいぜ。報酬も俺抜きで分けとけ。」
「了解っすマークの兄貴!」
「ってことで行くか新人。」
「ちょっと待って引きずらないで
ぎゃあぁぁぁぁ……」
ーー時は現在に戻るーー
ってことで引きずられてきた僕は今マークさんの冒険譚を聞いていたわけだ。
話を聞いている途中にマークさんのステータスがかってに見れるようになったのだが、数字の桁が違ったので黙っていようと思った。知らぬが仏だ。
マーク
ジョブ Sランク冒険者
HP 8965/9000
MP 1200/1500
スキル 魔剣術S級、不撓不屈、鑑定
加護 戦神の加護
「さてと、ここら辺ならいいかな?」
「え⁉︎何が⁉︎」
「お前さん、何者だ?」
「……普通の田舎から出てきたばっかの新人冒険者ですよ。」
「嘘だな。
神の加護持ちなんてそうそういない。それに聞いたこともないスキルを持ってるやつなんてもっといない。名字まで持っているとなると何か隠してるのが妥当だろ?」
「………」
「ところでお前知ってるか?近頃、王都で『ゆうしゃ召喚』とかいうやつが行われるらしいぞ?」
…これはどう足掻いても誤魔化せそうにないな…
「で、もう一度聞く。お前さんは誰だい?」
「俺は鈴木アキラ。勇者召喚で召喚されたが追放されただけの男だよ。」
あーあ言っちゃったよ俺。なんて言われるかな…
「そうかそうか。じゃあ俺がこの街のことや戦い方とかを詳しく教えてやろう!元からそのつもりだったけどな!」
「……え?俺のこと聞かないんですか?」
「別にお前さんが何者だろうと新人冒険者なことには変わりないだろう?」
俺はこの世界に来てから初めて触れた人の優しさに泣き出しそうになるのをグッと堪えていた。
(こいつらいつになったらスライム倒すんだろう…)




