キャラクター設定《盾宮紅音》
◆プロフィール
作中名:盾宮紅音
本名:盾宮紅音
性別:女性
年齢:十六才
好きな食べ物:強いて言うならハンバーグ
嫌いな食べ物:辛い料理
趣味:恵美と一緒にいること
矛盾名:《盾》
登場作品:『パラドックス・メイカーズ』
他作品の同一人物と作品名
■少女『痛みを感じない少年』『突然死んだ少女』
■私『黄昏を歩く少女』
■山田紅『時計を見つめる少女』『ifルート《あおい空から始まる物語》』
◆詳細情報
盾の矛盾を使うパラドックス・メイカーズの主人公。
Yを逆さに、あるいは人という字に似た前髪をした高校二年の少女。
口癖は「退屈ね」。人生に飽きるという究極の飽き性。
《血の海》と呼ばれるテロ事件の生き残り。
両親ともに《血の海》で他界、その後親戚の家に引き取られた。現在はアパートを借りて一人暮らしをしている。
普段は冷めた性格をしているが、唯一の親友である恵美のこととなるとすぐに熱くなってしまう。
恵美とは《血の海》以前からの付き合い。
《血の海》後しばらくは恵美とも距離を置いていたが、とある事件をきっかけに恵美にだけ心を開くようになる。
恵美曰く、紅音の性格は素直になれないだけの「ツンデレ」らしい。
蒼也に対しては特別な感情を抱いているが、その感情の正体はまだ自分自身でも分かっていない。
輝明にも感謝の念を持っているのだが、本人がはぐらかしたりふざけたりするので素直になれず、なかなか感謝の言葉を言えずに密かに困っている。
◆矛盾者パラメータ
矛盾者になると通常の人間より身体能力が上昇し、特殊能力に目覚める。その能力を数値化したデータ。
・心装甲耐久値:1
ダメージを軽減する能力。紅音を1、輝明を100とした場合の数値。
紅音の心装甲は全矛盾者の中でも最低値。軽い衝撃は全く軽減されず、強い衝撃も一度しか軽減されない。
・属性看破能力:100
矛盾の属性を看破する能力。蒼也を1、紅音を100とした場合の数値。
どんな矛盾の属性も看破できる。ここまでの高さは稀。
・空間把握能力:70
周囲の空間を把握する能力。蒼也を100とした場合の数値。平均より高め。多数の盾を同時に使うために高くなっている。
ただしあまりに多い盾を使った場合は制御が大雑把になり、さらに後ろの状況も自分の盾しか知覚できず、また大まかにしかわからない。
・直感:60
輝明を100とした場合の数値。平均よりやや高め。とっさの判断にやや優れる。
・空間支配能力:70
矛盾を使用するために空間を支配する能力。輝明を1、恵美を100とした場合の数値。広い範囲で矛盾が使用できる。
・情報処理能力:70
脳に送られる情報を処理する能力。恵美を100とした場合の数値。平均より高め。複数の盾を同時に操作したり、優れた作戦を思いつくことができる。
◆矛盾能力解説
・矛盾名:《盾》
パラメータ(五段階評価)
攻撃力★
防御力★★★★★
持続力★★★★
機動力★★★
汎用性★★
盾を生成することができる矛盾。
防御力に関してはトップクラス。並の攻撃力では突破することは難しい。
逆に攻撃力は無いに等しい。一応《繋がりの盾》による雷攻撃が可能だが、精神負荷が強い割に威力が並で使い勝手が悪い。
《繋がりの盾》以外の技の燃費はかなり良い(と言うより《繋がりの盾》のスペックが高すぎるため精神負荷が強すぎるだけ)。
そのため盾の戦い方は相手の攻撃をひたすら防御し、相手が精神負荷で戦えない状況になるまで耐えるのが正攻法である。
しかし紅音自身が矛盾の扱いに慣れていないこともあり、あまり長期戦に持ち込めていないのが現状である。
汎用性は防御に関しては高いが攻撃ができないため全体的に見ると低め。
この矛盾の本質は防御ではなく《対話》にある。
事実、《繋がりの盾》の能力は絶対防御属性と心の声を伝える力を持ち、この能力の本質の証明とも言える技となっている。