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ifルート《資料集》  作者: 三角
『黒薔薇の王女』関連項目
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《黒薔薇の一族》

◆基本情報

 黒薔薇の一族とは、世界を救うために生まれた植物型の魔物の一族である。

 上半身が人間、下半身が植物の根で全身にトゲがあるのが特徴。好んで黒い服を着ている。

 マナを吸収する能力を備えており、戦闘力は非常に高い。

 性格は温厚な者が多く争いは好まない。




◆詳細情報

 《黒薔薇の世界》では空気中のマナの濃度が必要以上に高くなることが原因で、世界各地で大爆発が起きていた。

 その爆発を食い止めるためにルーシーが作ったのが《黒薔薇の一族》である。

 黒薔薇の一族は空間にあるマナを体内に吸収し、力に変える力がある。この力は勇者であるコウキも持っているが、黒薔薇の一族の方がこの力を手にしたのは早い。


 黒薔薇の一族は吸収したマナを自身の根に集めることでダンジョンを形成することができる。

 ダンジョン形成能力は、黒薔薇の一族が自身の身を守る機能。モンスターの生成も可能である。

 ダンジョン内で過ごすことにより、黒薔薇の一族が殺される確率を低くし安定したマナ吸収を実現させるはずだった。


 しかし、人間は爆発の原因がマナだとは知らず、マナを大量に吸い込むダンジョンを消してしまおうと考える。

 そのため王は勇者に黒薔薇の一族討伐を依頼する。

 結果、族長である魔王を除きすべての黒薔薇の一族は勇者に討伐されてしまう。

 王の命令は結果的に《黒薔薇の世界》を崩壊へと導くこととなった。


 マナ吸収能力は遺伝が難しいらしく、両親ともに黒薔薇の一族でない限り遺伝は不可能となっている。これはマナ吸収能力を持つ者が必要以上に増えることで、世界のマナを枯渇させないためだと推測される。

 マナ吸収能力は勇者のモノと効果こそ同じだが吸収のメカニズムが違うため、厳密には別物である。

 そのため、魔王と勇者の子であるマナには吸収能力が遺伝することはなかった。

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