キャラクター設定《金髪の女性》
◆プロフィール
作中名:金髪の女性
本名:オリビア・ブライト・ローレル
性別:女性
年齢:二十二才
好きな食べ物:クッキー
嫌いな食べ物:特になし
趣味:読書、暇を見て騎士団へ行って勇者の様子を見に行くこと
登場作品:『デッドエンドヒーロー』『さよなら』
他世界の同一人物と作品名
■鈴奈『ifルート《あおい空から始まる物語》』
■永歌鈴菜『パラドックス・メイカーズ』
■オリビア・ローレル『黒薔薇の王女』(設定のみ本編未登場)
■鈴葉『テーブルクロスのシミを消すために時間旅行した話』
■鈴『My Dearest Target.』
■彼女『the first day of a November.』
◆詳細情報
とある国の王族の娘で勇者コウキの友人。オリビアはコウキのことを好いているが思いが伝わることはなかった。
コウキとは幼い頃からの仲で当時からコウキのことを意識していた。お互い成長してからはオリビアは公務で、コウキは任務があったために会う時間が減ってしまった。
コウキが国に追われる身になった際は父である国王に猛反発するも、力及ばず軟禁させられる。
なんとか脱出しコウキの元までたどり着くが、変わり果てた思い人の姿に涙を流す。さらにコウキに「殺してくれ」と言われ絶望。ショックでしばらく体調を崩してしまう。
その後も国王に何度もコウキの処刑を撤回するように求めるが全て拒絶される。
そしてコウキの処刑後、コウキを殺した国王への復讐に取り憑かれるようになる。
処刑から数年後、ついにオリビアはクーダターを実行する。
表向きは国王への復讐ではなく、国王の政治への不満として国王へ反逆を始める。
これは未だに勇者を畏怖する者が多く支持が得られないことと、現国王への不満を抱くものの多さから判断したとされる。
貧困層や下級貴族、さらに隣国(魔王がいた国)から戦士を集め、反乱軍のリーダーとして戦う。
しかし、クーダターの最中に潜伏場所が密告され捕まることになる。
クーダターの首謀者として捕まり、かつてコウキが受けた拷問を同じ数だけ受けた後、オリビアは死刑を受けることとなる。
結果としてクーデターは失敗に終わり、王国は数百年の繁栄の後に衰退するも世界的な平和条約が結ばれ、その後も王国はこの世界にあり続けた。
勇者の処刑から千年後、勇者の罪は誤りであると、後の王は謝罪した。
後の歴史には『自らの欲求のために陰で非道な行動を行いながらクーデターをした大罪人』として名を刻む。
ただし彼女に関しては国によって歴史的解釈が異なり、腐敗した国を壊そうとした革命家から、友の、あるいは恋人の敵討ちをしたかったのではとも言われている。