キャラクター設定《大空の民の少女》
◆プロフィール
作中名:少女
本名:サラ・B・W・スカイロード
性別:女性
年齢:十四才
好きな食べ物:ケーキ
嫌いな食べ物:パン
趣味:押し花
登場作品:『大地の民と大空の民』
他世界の同一人物と作品名
■なし(登場予定はあるので順次追加していきます)
◆詳細情報
大地を歩くことを夢見る大空の民の少女。
本名はサラ・ブルー・ウィンド・スカイロード。長い本名からわかる通り、王族である。
身長は低く、髪の色は栗色。
五人きょうだいの末っ子で王位継承権は最下位。
長男と次男は腹違いのきょうだいで、長女とは血が繋がっている。きょうだい仲は悪くなかった模様。むしろ長女はずっと妹がほしいと思っていたらしく、すごく仲がいい。
大空の民は総じて身体の能力が低いが、強い飛行能力を持っている。
背中の羽は物理的に飛ぶためのものでなく、魔法による飛行制御のためのものである。そのため羽がなくなった大空の民は空を飛ぶことができなくなる。
ついでに飛行能力は男女に差がない。
生まれた頃から一般的な天空の民に比べて体が随分と弱く、代わりに飛行能力が高かった。初めての飛行ができたのは生後六ヶ月の頃。通常飛行ができるのは一才前後なので相当早い。ついでに歩けるようになったのは二才のころ。ただ十メートルも歩くとすぐにばててしまっていたようだ。
成長したサラは大空の民の中でもトップクラスの飛行能力で、天才、神童とも評され期待されていた。
その飛行能力は狩りで鍛え上げられた大地の民の少年、ジールを軽々と持ち上げるほど。
しかもまだ十四才なのでまだまだ伸び代がある。さらに本人は飛行能力をまったく鍛えていないので、鍛えるとさらに伸びる。まさしく伸び代の塊である。
しかし、そんな彼女が持った夢は皮肉にも『自分の足で大地を自由に走ること』だった。
周りの期待と自分の思いとのギャップに苦しみ、それでも夢をあきらめきれなかったサラはついに集落を離れ一人旅立つことを決意する。このことは一切家族に知らせることなく、家出同然だったようだ。
家を出てすぐに大地を走る練習を始めるも、失敗。墜落して意識を失ったところを草原で寝ていた大地の民の少年、ジールに助けられる。
その後は王族という身分を隠しながらもジールとともに夢に向かって歩み始める。