第十四話 S・S・T
すいません。今日はかなーり短いです。
「あいつ……次は、確実に裁く!!裁いてみせる!」
ドゥーン…… ドゥーン……
そんな下らない事で悔しがっている霧夜をよそに、何故かそんか霧夜を中心に強力な結界が張られた。これで「滅!」なんて言われたら消滅は確実だ。しかし、これは人為的に張られた決壊ではなく、この草原が少し特殊なせいだ。
基本魔界は枯れ木はあっても若々とした草原なんてないのである。勿論地中の栄養素が少ないのもあるが何よりの問題は魔界の空中に常に大量に含まれている魔素が原因だ。魔素は読んで字のごとく魔力の素になる要素だ、しかし大量に摂取すると人体は勿論、草木や動物。鉱物ですら害になり、最悪魔物化するケースも珍しくない。
そしてこの草原だが、少し黒っぽいが青々としていて枯れる気配はない。つまり魔素に適応したのだ。要するにこの草原の草は全部魔物。草の一本一本すべてに意思があり、魔力がある。恐ろしいね。しかし霧夜がここが魔界かどうかすらわかってないから敵襲かと思うだろうな。まあ、敵襲なんだが……てかモンスターハウス?
「うわ、これはなんとも言えないな」
霧夜があまりの光景に絶句した。
ドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!
カラフルすぎて目が痛い程の量のスライムが大量に押し寄せてきたのだった。
「どうするおれ、どーするの!?」
残念ながら俺にはLIFEカードは展開されなかった。つまりスライム戦争の始まりだ。




