第零話 世界……しかし不確実
1つ話をしよう。
世の中は表向きだけ平和である。
裏では何かが起こっている筈だが、それは表に出されず、誰かが知る前に隠蔽 されてしまう。
まぁ、そんなこといっても一般市民に知られたらまずいから隠すのだろうけど、何も知らないからこそ人は知りたがる。
恐らく悪循環と言うやつか?
まあいい、本当にそうなってるかもさだかではないし、もしかしたら勘違いかもしれない。
ぶっちゃけ分かってないのと同じだな。
まあ信じようと信じまいと結局は自分史第と言うやつだ。
ふむ、突然過ぎて呆れるほど話は変わるが……
それは一つの可能性の話、決して確実ではないし、とても不確かなもの、そして誰もが信じ……叶えようと願う、しかし何よりも不安定。
先程言ったように自分史第と言うところは一緒なのか?
まあいい。
ありふれた言葉で言えば[奇跡]と言うものだろうか?
[神変]や[祝福]、[恩恵]とも言うか?
それはどんな状況でも覆し、圧倒的な力ですらも反旗を翻す程の強制力を働かせることができる、まさに 神のみわざ なのだが……
例えば、無関係な者が巻き込まれた場合は……
その者は抗う事は出来るのだろうか?