俺は今日からリュミナ挑発部隊長
やーやー。俺の名前はレイト。カイトから「リュミナが断ったから次回の短編はお前が当番な」とか訳の分かんないこと言われて、この仕事を押し付けられた不運な人間だ☆。
と、いう事で今日は何を書こうかな?
「レイトー!右の増援行ってあげて!」
くそ!今日こそは安全な予備隊で終われるかと思ったのに!リュミナの右翼が苦戦しているせいで俺が呼び出されたじゃねぇか!
「りょーかい」
右翼の戦況は思ったより良かった。実際俺が来る必要をちょっと疑うレベルだ。
「リュミナ。この状況は?」
「あー。なんかレイトが来る前に決着ついちゃったね」
笑いごとじゃねぇっつうの。ったく。
「こんなことなら左翼の応援行くべきだったよ」
「なっ!わっ、私だって結構ボコボコなんだからねっ?」
「の割には元気そうじゃんか」
「見た目だけです!」
「‥‥なんでこの2人こんなに中悪いんだろう」
ユウキ。考えるな感じろ。
夜になった。リュミナの機嫌はイマイチ直らない。
「お前らちょっと仲直りしたら?」
「いやー。無理。俺は別にいいけどアイツがなー」
「なら、俺が話付けてきてやるから。ほら、な?」
ユウキ。ありがとよー。
3分後。ユウキは一人で戻ってきた。
「あれ?リュミナは?」
「テントで軍略練ってて話しかけたら殺されそうだったから逃げてきた」
「ったくもー」
「メンゴメンゴ」
また朝。今日の野営地の辺りは濃い霧に覆われていた。あんま無いんだけどな。このゲームの気象設定で霧って。今日は運がいいぞー‼
「おはよー。リュミナ」
「おはよ」
暗!朝からあんなんなの、学校でも見なかったんですけど⁉失礼じゃない!?この雷の狩人様に対して!無礼だ!
「ほら、元気出せよ」
「いい!ほっといて!」
うっ!俺の善意を汲み取らぬとは!
ガギーン!という音が雷閃流・紫電を伝って俺の手に響いてきた。地味にジワッと来るんだよなー。今日はギルドの休暇日。ユウキとの手合わせ中だ。ユウキの剣は読みづらい。理由?理由は剣技の種類が多すぎること。俺みたいに雷系しか使わないやつは、だんだん読まれていくんだよな。
「レイト!迅雷閃光の踏み込みが甘いぞ!俺をリュミナと思えばもう少し強くなるんじゃないのか?」
お前いい加減にしろよ??俺だって命張ってんだぞ!リュミナとの言い争いに!お前には分らんのか?
背中の方から少し殺気みたいなのを感じた。うへ~。多分リュミナが怒ってんだよ!最悪だよも~。
「くーそーがぁぁぁ!」
雷舞・参連!つまり45連撃。それにユウキは断閃輪舞・縦で全てをカットしてくる。
「無駄無駄無駄無駄——————!」
原作者もビックリの連続。断閃輪舞・縦でのカットが途切れれば炎舞・弐連を撃ってくる。
また平日になった。集合場所にリュミナが来ない。俺でさえ着いてるのに。カイトも頭を抱えてる。
「なあ、ユウキ・カイト。これが俺の気持ちだ。分かったか?」
二人の肩に手を当てて言った。
「何となく分かった気がしなくもないな」
「それな」
うっし!仲間ゲット!今日から俺は部隊長。挑発部隊長。
俺は今日からリュミナ挑発部隊長。
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