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FILE1:水と米



俺には困った癖が有る。

いや、困った癖と言っても別に、自然と語尾に「ござる」ってつけてしまうとか、女の子を見たらセクハラせずにはいられないみたいな、マジで困るやつじゃ無い。それでも、嫌にはなる、くらいの変な癖。


…『気になった事は、実行してみないと気が済まない』という癖だ。

この癖の厄介さは、分かる人にはもうお分かり頂けたろう…が、「別に、行動に移すのは困った癖でも無いんじゃ?」と思った方の為に一応補足させてもらう。

俺のこの癖の一番恐ろしい所は、後先を考えずに行動が始まる事である。後で何が起こるか最初からわかって良さそうな事を、その場限りの興味の追求の為だけに楽しんでやろうとする。当然後で後悔するのは自分だし、他人を巻き込んでしまった時にはもう、申し訳無くって死にたくなるのだが…

自分でも嫌だと思ってはいる。こんな癖無くしたいとも。…だが、やめられないから「癖」なのだ。


…とにかく、こんな俺が言える事は、『こんな困った癖を持った人間にはなるな』ということだ。これと似たような癖で歓迎された人間を、俺は少なくともベーカー街の某探偵くらいしか知らない。

…大抵の場合、自分でも自分が好きじゃなくなり、人からは敬遠される、良いこと無しのこんな癖はせめて、その奇行を笑い話にするくらいが丁度良い。


──さて、前置きが長くなってしまって申し訳無かった。


今回俺が紹介するこの事件は、俺のその軽率な興味の結果巻き起こした大失敗の内の一つ。そしてその大失敗の中でも、最も多くの被害者を生み出した悲惨な事件である。

どうか、こんな悲惨な事件が日本でもう起こらない事を切に願い……正直に、何が有ったのかを此処に語ろう。



「あっちー…」


ある晴れた夏の日の事。

持参した水筒のお茶も切れ、自販機で買った天然水も飲み干してしまった俺は、机に突っ伏していた。

…尋常じゃあ無く、暑い。

タオルで拭いても拭いても汗が吹き出し、背中にワイシャツが引っ付いて気持ちが悪い。


普通なら「エアコンくらいつけろよな」、と社長に文句の一つも言いたくなる所だが…突っ伏したまま上を見上げると、そこには寂しく、配線だけが這いまわっている天井がある。

そう、このくっそ暑い時期。本来なら今こそエアコンがその実力を発揮して然るべき時期に…。エアコン(野郎)は体調を崩して、奴ら専用の病院へ送られているのだった。…そのせいで俺たち社員の誰かが病院に送られるのも時間の問題かもしれない。割と冗談じゃなく。


「あっちー…」

別に暑さが軽減される訳でもないのに、またそんな言葉が漏れる。動きたくない。働きたくないよ。チーズ蒸しパンになりたい。あっ、蒸されるのは嫌だ。


「………あっちー…」

「…さっきから、あっちーあっちー煩い…」


無意識にまた口から出た言葉に、迎いの席から冷ややかな声が……ん、冷ややか? おお、おお! 冷ややか! 声冷ややか! 視線も冷ややか! ヤッター!! 冷ややか! 冷ややかサイコー! ひんやり冷ややか! 冷・や・や・「うるさい!」


「…? あれ? 今のもしかして声に出てた?」

「………松田くん、マジで暑さに頭やられてない? 大丈夫?…でもさっきのは聞いてて熱苦しいし恥ずかしいから絶対もうやらないで」

「…あっハイ」


…気を取り直して。目の前で扇子を煽ぎながら書類に目を通す、出来る女風味を精一杯出そうと頑張っている彼女(ちっちゃい子)は、同期の三十日。こう書いて、みとうか、とそう読む。ちっちゃいし、可愛いしで向かいになった時にはドキドキしたものだったが…一緒に飲みに行って彼女の酒癖の悪さを見たら、100年の恋も一気に覚めた。別に彼女を社会的に貶めたいわけでは無いが、敢えて言っておこう。マジエグい。


「…それを言ったら松田くんも大概なんですけど?この前の飲み会の『ドリンクバー事件』、私はまだ許して無いからね?」

「あー…やめて…あれは正直すまんかった…ていうか、また声に出てた?」

「────出てた出てた。…もう病院行ってきたら?」

「……倒れたら行くわー」

俺が目を逸らしてそう言うと。

「あっそ」

彼女はまた、冷たく返事をした。…ん?冷たく「やめて」


……こんなアホみたいな会話してても、三十日はなんだかんだ仕事は進めてるんだよな……俺へと言葉は投げかけながらも、仕事の手は止まらない三十日を見て素直に感心してしまう。こう言う所で差がつくんだろうなぁ、と。

その証拠に、彼女は鬼専務──もとい、鬼頭さんからえらく気にいられている。3日に一回怒鳴られている俺とは大違いだ。

…俺も、いつまでも弛れていても仕方が無い。何となく、空の天然水のペットボトルに手を伸ばすと、気分変えにでも潰してやろうとしてみる。

──その時だった。俺の脳裏に電流が走った!

「はっ!!…これ、水入れて『水たんぽ』に出来るんじゃ!?」

冬に湯たんぽがあるのなら、夏に水たんぽがあってもおかしくはねぇ!何だよ俺天才か!


…と、言うわけで早速水道水を入れてきた。三十日の極寒の視線が心地良いぜ…あれ?これ最早調教されてない?

ふ、三十日よ、そうやって何時迄も固定観念に囚われて、冷たい視線を向け続けているが良いさ。天才って言うのはいつだって理解されないものだって何かの漫画の頭良い人が言ってたし。

俺は手に持ったペットボトルを誇らしげに掲げると、試しに首に当てがってみた。

――あっ! 良い! ディ・モールト良いぞっ!

どれだけ自分の身体が茹だっていたかが分かるようだ。みるみる首の方から体温が下がって行くのが感じられる気がする。

よし、これで仕事に集中して打ち込め……あっ、片手塞がるわ。

…ならば、そこで、このタオルの出番だ。

長めのを持ってきていて良かった。こうやって、こう…首とペットボトルを固定してだな。よし、これで仕事に……

「……もうぬるい」

「でしょうね」



アパートに、また今月も米が届いた。

俺の実家は元地主の家系らしく、かなり大きな田んぼを持った米農家で、毎月必ずお米を仕送ってくれる。

日本人たるもの、米は食に欠かせない要素の一つだと、個人的にはそう思っている俺としては、米を毎月買わなくても良いと言うだけで財布にはとても優しいし、スーパーで買う米とは信頼感も違う。何てったって、実家の米だからな。美味いのは散々食ってきて知っている。


…さて、だが困った事に、先月も、先々月も、飲みに行くのが多かったことが原因か否か。

食べれていないお米が、溜まってきてしまっているのだった。

この調子だと、増え続けかねんな…

「……どうしたもんかね」




「──と、言う訳でお裾分け。ハイどうぞ」

パチクリと、不思議そうな顔をして扇子を煽ぐ三十日の机に、ナイロン袋に入れた大量の米を乗っけてそう言った。

意外にも、彼女は最初素直に喜び、ありがとうと珍しく笑顔で言ってきたのだが。次第にん、待てよ?みたいな表情をして、固まって。

「──何か変なもの入れて無いよね?」

「いや、入れて無いよ?俺をなんだと思ってるんだ君は」

「変な奴」

「うわぁ辛辣ぅ……やっぱりこっちの、家具の裏とかに落ちてた米を掻き集めたヤツの方を上げるべきだったか…」

カバンから小さな袋をとり出しながら言う。

「汚い。それとそんなもの、なんで持ってきてるの…もしかして、私にどっちを渡すか直前まで悩んでたんじゃ無いよね」

「HAHAHAまさか」

「ぶん殴るよ?」


…本当は屋上で鳥にでもやろうかと思って持ってきていたのだけれど……このうだる様な暑さでやる気も失せた。

ん、と一つ伸びをして足を伸ばした時だった。

ごしゃ、と何かが足先に触れた。

…ん、ごしゃ?気になって机下を覗き込むと、そこには昼前に作ったまま行方不明になっていた水たんぽが、影の中に悲しく転がっていた。


…思いついた時は良い案だと思ったんだけどなぁ…。

手にとって、しみじみと見つめる。

……その時だった。 俺の脳裏に、電流が走ったのは。


…その時の俺は一体、何を考えていたのだろうか。いや、多分何も考えていなかったのだろう。ただの、思いつき。

しかもはっきり言ってこればかりは、暑さで頭がやられていたんじゃないかとさえ思う、いや、もうそうとしか考えられない。


──俺は嬉々として、唐突に水たんぽのキャップを開けると……そこに米を流し入れた。

溢れないよう、慎重に。…そしてキャップをしめ直すと。何故か満足してほくそ笑み、完成品をデスクの下の、奥の方に隠したのだった。

………そのまま自分が、その存在を忘れてしまう事になるとも知らずに。




そのまま月日は流れ…運命の年末は迫る。



「…最近めっきり冷え込んできたね」

「あー、なんか来週雪降るかもってニュースで言ってたな」


俺の返答に、三十日がげえ、という顔をした。

秋も終わり、本格的にもう1年も終わろうかとしている。そんな日の事。

その日の俺は仕事に余裕があるのを良い事に、少し早めの大掃除に取り掛かっていた。

最初は「まあやっとくか」程度に始めたデスク周りの掃除だったが、これがどうしてなかなか楽しい。引き出しの奥で丸まっていた「お前そこにいたのか!」なプリントや、何時ぞやのメモ帳の切れっ端に描いた落書き──これはちょっと理想入り過ぎだろ俺、こんなに胸無いよあいつ──なんかがゴロゴロ出て来る。

…こうしていると、今年も色々あったなぁ、というしみじみとした気分になって来るのは俺だけだろうか。出て来るゴミ達にも、一つ一つに思い出がある。それを見ながら一年を振り返り、それを綺麗さっぱり捨て去って新しい一年へと向かって行く。…だから俺は、年末の大掃除というものが大好きである。


まぁ、そんなこんなで、うきうきとしながら続けた掃除ももう終盤。

一番下の引き出しの整理もいよいよ終わって……後はデスク下を残すのみ。

…でもなぁ、デスク下かぁ…。





………デスク下は魔界である。

これは俺の持論だ。……いや、分かっている。多分俺だけに当て嵌まる論であろうことは。

でも、何かこう、ヒョイっと隠すのに一番良い場所なのだ。俺の席は背後が壁ということもあって覗き込まれにくいし、尚更都合が良い。…そして、何か置いたのをかなりの頻度で忘れがちなのも、ここが魔界たる所以と言えるだろう。

まぁ、とは言っても、流石にそんなにやばい物は無いはずだけど…多分。

俺は一息吐くと。意を決して、机の下に潜り込んだ。


─こうして始まった魔界掃除だったが…まぁ、あるわあるわ奥の方に奇妙な物体達が。

粘土細工。ガチャガチャのカプセルだけ中身なし。お前ここにいたのかビリビリペン。そして謎の紙袋…あっ、中身菓子だったやべえ、これいつのだ…。



────────そして。



「────ん?」



…唐突に魔王(あいつ)は、俺の前に姿を表した。


最初に影の中でシルエットを見た時、俺は思った。「瓶かな?」…と。

全体的に流線形で、丸みを帯びたフォルムだったからである。

そして。手を伸ばす。触れる。それに。


…不思議な感触だった。

プラスチックである、というのは触れた瞬間に分かった。だからサイズ的に…ちょっと大きい気もするけど、ペットボトルかな、というのも予想がついた。

…だが変だ。


─────ペットボトルって、こんなに硬い物だったか?


…慎重に、慎重に、明かりの下へ。

何故かその時、一つ一つの動きが慎重になっていた。理屈ではなく、直感が俺に告げている…これなんかやばいっすよアニキ、と…


ゆっくりと、ゆっくりと明かりの元へ。


「………なっ!?」


──そして見た。

その異様な存在感を放つ魔王の正体を。






その…変わり果てた『水たんぽ』の姿を。


…それを一言で表すとすると…「パンっパン」、である。

まぁ良く今まで爆発しなかったな、というくらいにパンっパンに膨れ上がったペットボトル。

まるで無理矢理、炭酸飲料用のペットボトルに形成し直したのかと思う程に凹凸が無い…なだらかボディを手に入れてしまっている。


そして次に浮かんだのは。

「へぇ、米って、長時間水に浸けとくと砂みたいになるのね」という何処か人事めいた感想であった。

…いや、どっちかと言うと白い泥に近いかもしれない。ペットボトルを動かすと舞い上がって、周囲の水を白く染めていく姿は、水溜りの底の泥を彷彿とさせる。



…そしてこれらから考察し、分かった事は。

……どうやら、米を水に浸けて長期間放置すると、ガスが発生するらしい、という事であった。…だって、米くらいしかペットボトルが膨らんだ原因になったっぽいやつ居ないしなぁ。

人生25年目にして知った、どうでも良いことランキングで堂々の78位くらいを取りそうな驚愕の真実に俺は震える。

震えながら、まだ暫くは『水たんぽだったもの』を観察してみる。…見れば見る程奇跡の様な気がしてくるなコレ…まぁ、どうせ後で捨てるのだが。


しかし、アレだな。捨てるにしても、流石に中身が入りっぱなしも不味いよなぁ。



………開けるか?

いやぁ…でもなんか危険信号が……いや、でもまぁ、放っておいてもいつ爆発するとも分からないしなぁ…寧ろ今気づけてラッキーだったのかもしれない。


───そうと決まってしまえば、何時も通り俺の行動は早い。


「よし…」


これまた膨らみ、変形しているキャップに手をかけると、ふッ、と、力を込めた。

予想以上に固く閉じたキャップはなかの強敵であったが…格闘する事数十秒。



プシュッ!



─────良い、音がした。


…まるで買いたてほやほやの炭酸飲料を思い切り振った後に開けた…みたいな。そんな音が、辺りに響いた。

「おっ、開いた」

…俺はこの時、笑顔であった。


……そう…今思えば、此処からだったのだ。

そう、此処からが本番。…本当の魔界…いいや、地獄というのは。

…魔界で相対した魔王、実は俺が育ての親だった魔王(水たんぽ)、そしてそいつが自爆してしまう前に見つけ、俺の完全勝利に終わるかに思えたこの運命の戦い。


…何て俺は軽率だったのだろう。魔王(米in水たんぽ)は、この日の為に。──この日の為だけに、その怨念で体を膨らまし続けてきていたというのに。



「……グっ……カ、は………!?」


ペットボトルのキャップが緩み、僅か2秒。


…まず、俺の呼吸器官がバグった。


まともに呼吸が出来ない。鼻呼吸は完全に停止。涙は溢れ、口から入ってくる空気も喉を通過せず、ただ咳き込んでしまう。

何だこれは…!? 何なんだこれは…!?


く──く──


「──────っくっさぁ!?」


──臭すぎる!?

何だコレ!? …え!? いや、本当に何だよこれ!?

腐ったブルーチーズと乾いた牛乳のブレンドを急に鼻先に突きつけられたが如き激烈な発酵臭。付け加えて、雨に濡れた状態で歩き回った後の古い革靴をラフレシアで燻しでもしたのかという単なる悪臭がダブルパンチで脳を揺らす。

危険だ。──危険過ぎるっ!!

俺は即座に、しかも出来るだけ素早くしっかりとキャップを閉め直した。


──が。時、既に遅し。


「……うっ!? う…うぇ……何コレくっさ!?臭い! ………今度は何をした松田ァ!!」


三十日さん、瞬時に俺を疑うとは慧眼と言わざるを得ないな。でも返事できなくてごめんな。今、口、出来る限り開けたく無いんだよ。鼻をつまみ、涙目でこちらを睨んでくる三十日を横目に見る。

暖房のよく効いた部屋だというのに、俺の首には今や、大粒の冷や汗が伝ってきていた。


…言わずもがな、匂いによって吹き出した冷や汗が6割。そして残りの4割は、恐れから来るものであった。

…俺が恐れているのは、この匂いは一体何処まで広がってしまうのか、という事である。これだけ聞けば授業中にスカしてしまった時の学生の心境と何ら変わらない様に聞こえるが…それとは規模が違い過ぎる。

学生のは察されてもネタになって笑いが起こるが、こちらはもう強烈過ぎて笑えないレベル。あちらがイタズラレベルならこちらはテロ。最早生物兵器の域にまで達していると言えよう。

…最速でキャップは閉め直した筈だ。できれば、なるべく早く匂いが消えると良いんだが…


俺は一縷の期待を込めて、オフィスを見渡した。


「…うっ!?」

「うわ何だこの匂い!?」

「おえっ…うっ……っ…うええ…!!?」

「クサァ!?」

「……ッ、ちょっと失礼します…」

「─おい窓開けろ窓! 早く!」


…わぁ、地獄絵図ゥ。

俺の期待とは裏腹に、そこには既に阿鼻叫喚の嵐が吹き荒れ始めていた。


…他人に自分の事で慌てられると、急にこちらが冷静になってしまう事ってあるよね。ここまで来るとさっきまでの冷や汗が嘘の様に、俺の心には静けさまで漂い始める。…悟りって、こういう事なのかもしれない。仏陀も妻と子供のいる家から出家した訳だし、人を慌てさせて、心を落ち着ける事が本来の悟りに至る道なのかも。あれ、クズない?

さてそこで、その悟りきった心と濁りきった眼で、もう一度客観的にこの図を見てみよう。すると、だんだん被害が広まっていく様が目に取ってわかるのは面白いと言えなくも無い。主観に切り替えた時、俺が犯人でさえなければ興味深く観察していたかもしれないな。俺が犯人でさえなければなぁ。

HAHAHAHA。


「……ッおい! 誰が何したらこんな匂いが出るんだよ!? 身に覚えのある奴出てこい!」


ああ。…成る程、どうやら届くとこまで届いてしまったらしい。ざわつきがオフィス内に連鎖して行き──遂には、鬼専務の怒号が響き渡った。


─さて三十日さんどうしましょう?

─良いから早よ名乗り出ろ!


アイコンタクトで短く会話をしてから、俺はやれやれと立ち上がる。


──プラスチックの魔王の次は、石頭の鬼かよ。


右手の指先で証拠という名の生物兵器(魔王)をつまみ上げ、総員涙目の厳しい目線を一身に受けながら、俺は専務の真っ赤な顔へと歩を進めていく。


……ムカついたらまたちょっとキャップを緩めてやろう。


昨日の敵は今日の友、なんて言葉があるけれど。

先程まで、いや今も多少なりとも苦しめられている筈の右手の魔王が、何だか今は、少しだけ頼もしかった。


実際に、ペットボトルに水を張って米を入れ、長期間常温で保存すると上記の様な生物兵器が完成します。

食べもので遊ぶのは良くないよ!

(試すのは本気で勧めません。どうしてもと言うならば、自己責任で、節度をもってお願い致します)

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