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あたしんち極道一家  作者: 華夜
5/11

波乱の始まり2

祖母が他界した時


姉はもう家には居ませんでした


年の離れた姉は 中学を卒業後住込みで働きに出てました


家族5人になりましたが その頃親戚の叔父一家4人が 訳あって家を追われ我家に逃げて来ました



結局 また狭い部屋に9人での雑魚寝生活が約1年続きました

でも それはそれで結構楽しくもありましたけどね


私は やはり無口な子で1年生の終わりの通知表に

「◯子ちゃんの声を聞かずに1年が終わりました」


と先生のコメントが書かれた位です

ってか…

先生それチョット大袈裟じゃね?


そして小学2年生になった頃

父の起伏の激しさが目立つ様になりました


機嫌の良い時は世間で言う普通のお父さん

しかし機嫌が悪い時は


水を飲む喉の音が気に入らない

爪を切る音がうるさい

コップを置く時音がする


……など


私達の行動すべてが気に障るらしく

星一徹の如くお膳をひっくり返すのはもちろん


私達子供を殴る

殴られて泣くとうるさいと殴る…

泣かなければ

「わかってるのか!」

と 殴る


返事をしないと

殴る


父の言う事に対して

「はい!」「はい!」「はい!」

と 答えてると


「はい。はい。ばかり言いやがって!俺を舐めてるのか!」

と 殴る


母がかばうと 今度は更に母を殴る

とにかく なんでも殴り倒さなければ治まらなくなってました


そうです

この時は ひろぽんから覚醒剤になってました

何日も寝ずにご機嫌な父と

針を落とした様な音でも気に障る父

の繰り返しでした



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