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あたしんち極道一家  作者: 華夜
2/11

幼少時代

私の家は 物置小屋の様でした


土地は借地でそこそこ広かったのですが

トタン屋根の小さな平屋建てで


玄関らしき引き戸を開けると 2畳程の土間に小さな台所…


と 言っても水道 冷蔵庫なんて物はないガス台があるだけの空間



その奥に10畳程の部屋がひとつ


…それだけ…


家の中にはお風呂もトイレも無い

その部屋で家族7人が雑魚寝してました


お風呂は母の友達の家に入れさせてもらってました


毎回父の自転車の後ろに乗り

乱暴な父の運転で必ずといって良いほど

自転車から落ちてました


なのでお風呂は嫌な思い出しかありません


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