3,僕はどこに行けばいいの?
やっと、本編でっす。
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---------あれから7年
つまり、高校2年生である。
僕は、女子であるがスカートを履いていない。
学校のジャージをはいている。
そして、制服の上にはいつもの黒いパーカーを着ている。(もちろんぼうしも)
校則違反だが、校長(女)に許可をもらってるので、大丈夫なのだ。(黒笑)
なぜかは分からないが、女子達にイケメンの称号をつけられた...?
「お! 凜透! おはよう。」
こいつが、秋斗だ。
相変わらず隣に住んでるので、良く会う。
特に朝は、僕が家を出る時間と秋斗が会社に行く時間が同じなので、いつも会う。
「ああ、おはよう。...あれ? 今日だっけゴミの日。」
「ああ。」
「わ、忘れてた...。」
「プッ」
「(イラッ...君は、ゴミが良く似合うね(黒笑)」
「なんだと!」
僕は、この日常が好きだ。たまらなく好きなんだ。
思わず涙が、出てきそうなぐらい...
「あ!りうぅぅ!」
「あ、純だ。じゃあな、秋斗。」
「ああ。」
あれは、純だ。
数少ない、本当の友達。とっても、美人だ。本人自覚なしだが。
この登校中でさえ、ナンパが絶えない。僕が追い払っているが。
僕はというと、すれ違う女子達にチラチラ見られているが、何かついてるのだろうか?
純と何気ない話をしていたら、あっという間に学校についた。
「お、紺じゃん。おっはよー。」
「あ、高本と緒川じゃん。はよー。」
「ああ。おはよう。」
こいつは、紺だ。
まあ、仲は良い方だろう。結構なイケメンなので、男友達は数人しかいないし、女子はキャーキャー騒ぐだけなので女友達は、僕と純だけだろう。
可哀想に。結構良い奴なのに。
要らない情報だが、この三人の得意教科と苦手教科を教えよう。
僕は、得意なのは家庭科と体育で、苦手なのは道徳である。
純は、得意なのは音楽で、苦手なのは家庭科と社会である。
紺は、得意なのは体育と理科で、苦手なのは数学(算数)である。
この三人、部活も一緒なのだ。
[男子バスケ部]
である。
僕は、選手として入っていて、ポジションはなんとPGを任せられたのだ!!
純は、普通にマネージャーしている。でも、情報収集力がすごいんだ!
紺は、もちろん選手で、ポジションはCだ。こいつ、背高いしな。
なぜ僕が、選手として入れたかというと、
僕は、パーカーのぼうしをかぶってて、顔が見えないし、仕草や言葉使いが男っぽいから、多分大丈夫だろ! とのことです。(ちょっと傷付いた...)
-------------僕は、こんな日常が、まだ続くと思ってた。
-------------神様、貴方は本当に不公平な人だね。
凜透・・・171cm
純・・・161cm
紺・・・190cm
ちなみに、
秋斗・・・185cm
昴・・・187cm
佳李・・・183cm
杏音・・・157cm