1,回想!
初めは、回想でっす!
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「おい、秋斗。また、遊びに来てやったぞ」
「ちょ、おま。何で上から目線。俺、と・し・う・え! 」
コツン
「いたっ」
「あぁ! 凜透ちゃんだぁーー。」
「杏音。たすけてーー。秋斗がいじめるーー」(棒)
「ちょっと...」
「なにっ! 秋兄、許さぬ。」
「え! 早まるな杏音! それにさっきの、完全なる棒読みだっただろう!うわ! 昴! 佳季! たすけろ! 」
「.....ッフ」
「.....ッブ」
「あっ、今、二人とも鼻で笑ったな! 」
「秋斗、ださっ。」
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僕の両親は、二人とも仕事を理由にいつも家に居なかった。
でも僕は、小さいながらも理解していた。
両親共々、浮気をしていた。
母親は、最初はしていなかったけど、父親がしているのに気づくと、...やけになって、浮気した。
二人とも、夜中にしか帰って来ないので、僕は、必然的に一人になる。
そんな時、隣に小浜家族が越してきた。
すごく嬉しくて、月1で置かれているお小遣いを奮発して、お祝い?を買った。
もちろん、一人で渡しにいった。
ピーンポーン
「と、と、隣の者だが、お、お祝いを渡しに参った! 」
「「「ブフゥゥゥゥゥ」」」
「フフッ。ありがとうね。一人で? 偉いわね! 」
「家の者は、よ、夜中まで居ぬです。」
「「「ブフゥゥゥゥゥ」」」
「そう。じゃあ、上がってく? 」
次は、回想2でっす!