本気出してますか?
今日もうちの子達を眺める。走っている子、ケンカする子、のんびりしている子様々だ。見ているだけでこちらまで楽しい気分になる。さらにもっと観察してみると、面白いことに気が付いた。皆の一挙手一投足が常に真剣で常に真面目なのである。動物には分かり易い表情などめったにお目にかかれないが、だからと言って表情が無いなど決めつけてしまうのは尚早である。一見真顔の表情の裏に、様々な表情を垣間見、読み取ることが出来る。走っている子の顔は、生き生きとして凛とした目になる。喧嘩をする子の目は鋭く相手を睨みつける等。その全てが真剣なまなざしで行われている。それは、今行っている行動の全てが全力であり、それ故に光輝いて見えるのである。
よく名言とかで「今日を全力で生きよう」的なものがある。そんな言葉が良いとされるのは、全力で生きていない証拠だ。日々の仕事を全力でやっているか?休みの日は全力で休んでいるか?全力で楽しんでいるか?全力で・・・・そんなことを言うと「そんなに毎日すべてを全力でやったら身が持たない」などというかもしれない。私の答えにしても全てノーであると言わざるを得ない。むしろ全て惰性でだらだら先延ばししながら日々過ごしている。だから私がこんなこと言う資格もないのだが、あえて言うと「全力でやればやるほど疲れることはない。むしろオンとオフすらも全力で切り替わり。生活にメリハリがつくのだ」
そんな私だが実はこの考えに至ってからこの生活を試している。確かに日々の悔いはなくなった気がする。なんと言うか、1日を使い切った、精一杯生きた感みたいなすがすがしさを覚えた。動物たちから学んだ生き方だ。
科学の分野に生物模倣というのがある。生き物の特徴を模して、人間社会に生かそうとするものだ。例えば、ヤモリのどこでも歩ける足の裏を模倣してマジックテープが発明されたり、フクロウが飛ぶ時の消音構造を電車のパンタグラフに応用したり。でも、そんな特徴的な生物だけではなくても、普段の生き方を観察しているだけで、動物たちからは様々な事を学ぶことが出来るのだ。
動物をペットとして飼っている人は多いと思うが、そこから何かを学べているだろうか?かわいいから飼っていますだけではもったいない気がしますよ。全力生活の彼らを是非観察してみてください。きっと素晴らしい何かに気が付くはずです。




