お休みの日
休日になると「何かをしなければ!」と思うのは何故なのか?
普段は働いているから、行きたい場所にも行けず、友達にも会いたい。だから休日を利用して目的を果たすことは普通の事だ。しかし別段そのようなこともなく、休みの予定が無いと何故だか予定のない自分が寂しく思えてくる。あれはいったい何なのだ?「自由になりたい」人はよく言う。でも予定などの拘束がないと安心出来ない。例えば意にそぐわないつまらない用事でも、予定表が埋まっていれば安心するのだ。
何もせず、ただボケっとする時間の素晴らしさを知っている人は少ないと思う。時間が勿体無いとか人生を無駄にしているとか。つまりやる事なす事全てに「意味」を持たそうとしているのだ。だから休日に予定がないと「意味のない日」になってしまうので、焦るのではないだろうか。私はもともと人生に意味なんてないと思っていて、予定がある方が苦痛と感じる。
「意味」ばかり求め、無いとむなしさを感じる。そんなことばかりしているから、いつまでたっても疲労感に苛まれ、充実とは程遠い生活を送る羽目になる。
デコポンはいつも景色を見ているか下を向いて草を食べてるか。実にシンプルだ。
彼らから学ぶことは多いが、ことさら時間の使い方は学ぶべき点が多い。
ボケっと過ごそう。行動の意味なんていちいち考えてたらそれこそ貧相な人生になってしまうよ。
と、デコポンが言ってるような、言っていないような。