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間口の狭いお店

会社帰りに一人で飲みに行くようになってから、もう数年経った。


最初は会社の工場仕事を手伝って、帰宅前にシャワーを浴びて帰ったのがキッカケだったと思う。

夏の暑い日にシャワー浴びてさっぱりしたら、その次はビールって事になる。


帰宅途中に気になるお店が幾つかあったので、今回は立ち飲みのお店に入ってみた。

外観は間口が2メートルあるのか?ってくらいに狭い。店の入り口である半透明のビニールカーテンの隙間から身を斜めにしてお店に入ると40代くらいの店主が威勢よく「らっしゃーい!」

割と威勢がいい。

「すみません。初めてで、どこでもいいですか?」

だいたい。こういう飲み屋さんは常連さんの定位置があるらいい。と父から聞いている。

そういえば、喫茶店のモーニングで常連さんの席ってあったわ。

一度、そこワシの席や。って常連のじいさんに言われた事があったからなぁ…

なんて考えてたら、意に反して

「どこでもいいですよ〜!混んで来たら奥に詰めてもらいますけど。」

なるほど!京町家の鰻の寝所より細い店内。店の中心を細長いカウンターが奥まで貫いていて、それを境に厨房とホール?いやホールってもんじゃ無い。ただ立ってるだけのスペースが半分づつ。

トイレは店の奥に小さなドアが会って頭を下げて入らないと当たりそう…

この店、満員になったらどうやって出るんだ…


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