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座椅子は用意しています。

独白。

作者: caem


 初めて会ったときはそうでもなかった


 2回目も3回目も 4回目ではじめて気付いた 


 まさか異性だったなんて とてもあどけなくて


 職場だったからなのか 意識せずにいたからなのか


 アルバイトにやって来ただけだと そう思っていた


 ずいぶん前のきみはかわいい女の子 どうしていますか


 ワタシはといえば今やリタイア一直線 そんな感じです


 ハード過ぎたあの頃を ただただ夢の中でだけで咀嚼して


 告白できなかったことを後悔している それだけの独白かな

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