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大妖怪は告げる

春ですよーってリリーさんがお知らせする時期になりましたね、北海道も暖かくなってきました。

まぁ私は遊ぶ友達なんてそんな居ないので結局家で過ごします。

「う、うわぁぁぁぁぁぁ!!」

目がぐるぐる回る。お、落ちそうで怖いッ!!

怖がっている俺に対し、魔理沙は楽しそうにビュンビュン飛ばす。博麗神社に着いた頃にはもう、俺は酔っていて、頭がぐるぐるしていて、気持ち悪かった。


「幻想入りしてきた人間、ね〜」

赤い大きなリボンを付けた巫女さん姿の少女は俺の姿をじろじろと見る。この子が霊夢か。

「私の名前は博麗霊夢、この幻想郷を保つのが私の仕事」

「こいつ普段はゴロゴロしてるけどな!」

と、魔理沙が言った直後、霊夢は魔理沙の頭をお祓い棒でぶっ叩いた。あまりの痛さに魔理沙が涙目になった。可哀想とは思ったが、自業自得なのでそこはしょうがない。

「ま、とりあえず貴方を人間の里に連れていきましょうか」

「その必要はないわ」

「うわっ!」

霊夢の背後に空間がひび割れたような場所から、女性が顔を出していて、俺はビックリして大声をだしてしまった。

「お?紫じゃないか」

「あんたねぇ、人の背後から出てくるのやめなさいよ」

八雲紫だ。紫は俺を見て言った。

「この人は私が呼んだの。今後の異変に役立つ人材よ。能力も持ってる」

俺が、能力者!?

「こいつが?」

「今後の異変.......?」

「ゆ、紫、俺が能力者ってどういうことだ?」

紫はスキマから出てきて、俺に近づいてきた。

そして、俺の額に触れた。

「貴方の能力、それは─────」

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