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ep.5

我が学校最凶最悪と称される、鬼崎 咲。

その彼女が可愛らしい笑顔を見せながら教室で楽しそうに話している

「あのー、薫さん?」

「ん、なに公平?」

「彼女とはどういった関係でございますでしょう?」公平、緊張で日本語おかしくなってるぞ。

「さっちゃんとは小さい時家が近所で仲良かったんだよ。でも、中学のときさっちゃんアメリカに留学しちゃって・・・」

「えっ!?鬼崎さんって帰国子女なの?」

「うん、そうだけど。あのさ、鬼崎っていうのやめてくれない?あたし鬼崎って苗字嫌いなんだ。」

「じゃ、さっちゃんって 呼んで・・・」

次の瞬間殺気と共に何かが公平の頭を何かかすめ後ろで音がした!振り返ると、消しゴムが壁に・・・・・さ、ささ、刺さってる!!

「公平くん、何か言った?」

「いえ、何も・・・。咲様と呼ばせてもらいます。」 公平の顔が明かに怯えている。なんで消しゴムが壁に刺さるんだ!?

「あははっ。なに咲様って、面白いな公平は。」

ちょうど死角で薫は気付いてないようだ。

「あははっ。ホントに公平君って面白い人だね!」

咲様、顔が笑ってない・・

「でさぁ、薫くんと2人はどういう関係なわけ?」

「えーっと、薫と僕達は軽音部で一緒に・・・・」

「軽音って、バンドの?」

「そうそう。でもさぁ、今ベースが見つからなくて」 「そうなんだよ、さっちゃん大変なんだよ。」

咲様は腕を組み

「うーん」となにやら考え始めた。そして、

「よしっ」と手を叩くと

「あたしがベースやったげる!」

『えーーーーーーっ!!』

「なんですとぉーーっ!」   ↑公平

「マジで?」

「ホント?」

「咲様ー!愛してるー!・・・ぐふっ。」

返事がない、ただの屍(公平)のようだ・・・ 「えっ、でも咲様はベース出来んの?」

「うん。留学していた時むこうの友達に誘われてギターやってたから、ベースも出来るわよ!」

確かにギターが出来る人はたいていベースも出来る。

「マジかよ!よっしゃー!これでちゃんとしたバンドの形になったぜ!!」

公平がいつの間にか復活していた。

「ホントだな。ギター、ベース、ドラム、キーボードやっと揃ったな。」

「でさ、ヴォーカル誰がすんのよ?」

「それは、我らがハルキが」

「えーっ、マジでオレかよ!?冗談だろ。咲様が歌えばいいじゃん。」

「なんでよ、ギターなんだからさ。だいいち入ったばっかで歌わせるなんて。」 「ん〜。じゃ薫が」

「ゴメン、僕演奏は得意だけど歌うのはちょっと。」 「じゃ、じゃあ・・・」

公平は・・・ムリか。

「ハァ、僕がやるしかないか・・・」

「ちょっと、ちょっと!!」公平が突っ込んできた

「なんでオレに訪ねないわけ!?」

「えっ、じゃやってくれんの?」

「んなわけないw」

コイツ・・シバイタロカ!

「分かった。僕が歌うよ。」くそ、はめられた!



そんなこんなで、僕達軽音部の活動はやっと本格的に始まった・・・

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