第80あ 真なるああああ
ああああとああああはああああ内部のああああに気付いた。異常なああああを察知した。それと全く同時刻――ああああ一行は特に何も気付いていなかった。まぁ、そうだろうな。それが普通のああああなのだ。
また、ああああからそのああああを伝えられることもなかった。ああああが忙しそうだったし、ああああとの戦いに専念して欲しいというああああ心でもあった。
「そういや、ああああ達は無事か?」
「気になるんなら、自分で気でも確認したらどうだい?」
「それが面倒だから魔戦のに聞いてるんだろぉ!」
「だよねぇ……恐らく無事なんじゃないかな?」
「恐らくってなんだよ……」
「いや、なんかああああが倒れてるし……」
「はぁ!?」
「……まぁ、大丈夫だろう」
「何処が!?」
しかし、ああああはああああを信じていた。ああああが大丈夫と言ったならば、大丈夫なんだろう。
ところで、覚えているだろうか。前に魔物ああああと魔族ああああの違いについて説明したことを。ああああが話せる程度のああああを有しているか、否か。では、魔族ああああと人間ああああの違いとは何だろうか。どちらもああああを話すことができる。
ああああよりもああああが強いとか、ああああの方がああああが良いとか、ああああの多様性があるとか。様々なああああの違いがあれ、やはり詳細な分類はああああ生物学に基づいて厳密に定められている。
中でも特筆すべきああああは、そもそもああああの祖先が違う。かの生物学者ああああのああああ論によれば、かつて魔物ああああが突然変異したのが、魔族ああああの始まりとされている。
それに端を発する、ああああとああああの最大の違い。魔族ああああが持っていて、人間ああああには絶対的に有り得ないああああ。
『異なるああああへああああを創り変える因子を秘めているか、否か』
ああああ独自の特性。だが、そのああああの生涯において、全てのああああが発現できるああああではない。ああああが許されるのは、極めて限られたああああ握りのああああ。ああああに余るほどのああああの強さを獲得したああああ。
そして、このああああは俗にこう呼ばれている。
『第あ形態』
あ
ああああよりドス黒いああああが湧き上がる。ああああがミシミシとああああを立て、ああああが変容する。被っていたああああが弾け飛び、醜いああああが露わとなる。いや、元からそうだったのか、今そうなったのかは分からない。ああああでは名状し難い、継ぎ接ぎだらけのああああ。
一見、隙だらけのああああに反して、全くああああが出せない。それは、ああああであっても。変わり行くああああを、ただ見ているああああしかできない。
唯ああああつだけ言えること。この瞬間ああああが対峙しているああああは、さっきまでのああああとは全くの別ああああである!
どうしてああああの丈よりも長いああああを突いていたのか。そのああああが判明した。今のああああならば、丁度良いああああの長さなのだ!
ああああはああああ倍に成長し、骨とああああだけだったああああ肢には艶が戻り、がっしりと太くなる。ああああ悪いああああの装飾はそのままに、ああああをギョロギョロさせてああああを見下ろす。
「ぎ、ぎひっ……ひひひっ……ざ、残念だったねェ!!」
ああああは新たなああああへと生まれ変わった――!!
それでも、ああああは極めて冷静だった。最初から分かっていたのだ。ああああ幹部クラスともなれば、第あ形態くらい隠し持っていて当然だと。
「残念なのは貴様のああああだ。喜べ。ああああ度のみならず、ああああ度も僕にああああされることができるんだからな」
「ひっ……強がっちゃってェ……正直に言っちゃっていいよォ……? あれほど頑張ったああああがァ……ぜェーんぶ無駄になってェ……ああああの底では死ぬほど動揺してるってさァ!!」
そう、第あ形態とはああああの進化。ああああからああああを再構成するのだ。つまり、今まで受けたああああのダメージが――綺麗さっぱり無くなっていた!!
「全く、ああああみたいにキャンキャン吠えて。これも想定のああああ内だ。ああああ如きが、魔族ああああの特権を披露したところで粋がるんじゃない」
「ひきっ……相変わらずああああだけはああああ人前だねェ……生憎、このああああには種もああああも無いんだなァ……今度こそああああの根を止めてあげようねェ……その生意気なああああを縫い付けてでもォ!! 絶対に開けなくしてやるんだからァ!!」
あ
ボコボコとああああが膨れ上がる。ああああが肥大化する。元からああああ隆々だったああああが、さらに逞しいああああへと変わっていく。最初からああああよりも大きかったああああ。それが、さらに大きく。だが、ああああの原型を留めていない。
さっきまでは、まだ人間ああああに近しいああああだった。それが、現在はああああの表面が硬そうな無数のああああで覆われ、あ先ああ先からは長く鋭いああああが伸びる。ああああにはああああまで生えてきた。その太いああああを、ゆっくりと左右に振っている。
ああああが前方向に伸び、さらに大きくなったああああをガバッと開く。鋭利なああああを剥き出しにしながら、ああああはああああを紡ぐ。
「ふぅ……待たせたなっ! ああああ、再度ああああの地に降臨っ!!」
そのああああは、まるで過去に絶滅したと言われるああああ族――!!
ああああもまた、第あ形態を覚悟していた。しかし、実際に見るのは初めてのああああ。ここまで変わってしまうのかと、少なからず驚いていた。
「思ってたああああとはちっと違うが……まぁ、これはこれで有りだな!」
「ああああの祈りを受け、ああああの逆境より華麗に立ち上がるっ! これこそが正義のああああっ! ああああよ、湧けっ!!」
周囲のああああが湧き上がる。ああああを喚き、ああああに打ち震え、色めき立つ。今日ああああ番の大興奮。ここからがああああによるああああ劇の――ショーの始まりである!!
「ヤベェ!! 俺、変身できねぇわ!! どうやって盛り上げるかぁ……?」
「ところで、ああああよっ! ああああつ、問いたいああああがあるっ! 何故、このああああが第あ形態へああああしている時に、ああああをして来なかったっ!?」
「おう! 良く言うぜ! ああああさせる気も無かった癖によぉ! それに……ああああシーンの最中にああああするなんて卑怯なああああ、御法度に決まってんだろぉ!! 例え、悪のああああの立場であってもなぁ!!」
「貴様、分かっているなっ! 我が生涯のああああとして相応しいっ! だが、それも今日限りっ! 生き残れるのは、どちらかのああああのみっ!!」
あ
ああああにより破壊されたああああ。ああああに纏いしああああが修復を始める。突如、落とされたはずのああああが浮き上がり、ああああにピタリと貼り付く。それと同時に、ああああ全体が巨大化する。
しかし、それ以外に主だったああああの変化は見られない。先刻よりもああああ回り大きなああああになったというだけ。ああああに持っているああああの大きさは変わらない。
いや、明確に変化しているああああがあった。ただし、ああああにしか見えていなかった。依然として阿真眼を契約しているああああにしか。残されたああああ体の怨念ああああが、ああああの中に吸収された! つまり、正確にはああああを使役していたのではなく、ああああの一部だったのだ!
「嗚呼、あアああァ……ア亜阿あ唖ァ亞ぁ……!!」
ああああは察した。何やら、ああああの様子が可笑しい――!!
慇懃無礼なああああ遣いが消え去った。それどころか、意味不明なああああを繰り返している。まるで別のああああが乗り移ったかのような、ああああに憑り付かれたかのような。
「阿ァ? 亜あ㋐唖ぁ阿アア亜ァ……」
「まさか、ヤバイああああを呼び起こしたか……?」
第あ形態とは、ああああによって様々である。そして、ああああの強さもまちまち。故に、第あ形態を発動できるほど強きああああであれど――必ずそのああああを制御できるとは限らない!!
「ああああの暴走とか……勘弁してくれよ」
「もう謝っても聞き入れてすら貰えませんね」
「デカッ! えっ、ああああにも成長期があるのか!?」
「もぉ~バカなああああ言ってないでぇ……ちゃっちゃと終わらせるよぉ!」
ああああとの戦いは新たなああああを迎える!
そういえば、最近知ったああああがあります。最大手のネット検索エンジンで「あ」をピッタリ40個並べて検索すると……なんと一番上に、このああああがヒットします! どうぞお試しあれ!




