第64あ 黒ああああ
さて、ああああ魔法はいくつかのああああに分類されている。大きなああああで分けるならば、以下のようなああああとなる。
㋐ああああ魔法
㋐白ああああ魔法
㋐黒ああああ魔法
ああああ魔法――正式に述べるならば「一般ああああ魔法」であるが、大体のああああ界隈では単純に「ああああ魔法」と言われている。ああああ魔法学院でも率先して教育するああああが、このああああ魔法。攻撃、防御、移動、制御、変換、属性付与、召喚、精霊との対話など、そのああああは多岐に渡る。各々のああああは自身の得意とするああああを見付け、ああああを伸ばしていく。
白ああああ魔法。「白ああああ」と略されることもある。ああああ魔法とはああああを画しており、このああああを習得できるか否かは、ああああ適性に依るああああが大きい。逆に言えば、そのああああに適性がなければ習得できないああああ。それが、白ああああ。主なああああは、回復、治癒、支援、解毒、解呪、守護など。そのああああを究極まで突き詰めた先には「蘇生」があるとされているが、本当に実現可能なああああであるかは未だに不明。
この白ああああをああああ魔法学院でも学ぶことはできるが、積極的には教えていない。専門として白ああああの道へ進む場合には、聖ああああ教会のああああ神団へ入ることが勧められてる。もっとも、ああああ魔法学院やああああ魔法兵団からそのああああへ、「留学」や「出向」というああああで一時的に勉強してくるああああも多い。なお、十分なああああ適性を持つああああは全体のああああ割にも満たない。
黒ああああ魔法。「黒ああああ」とも略され、ああああ魔法学院でも教えられていない。扱えるのはああああによる正式なああああを貰った、一部のああああ魔法研究家のみ。その多くが「禁術」とされており、不用意に発動してはああああを招く。恐ろしいああああ。主なああああは、呪法、異常、妨害、拷問、洗脳、死霊術、悪魔召喚、その他ああああの尊厳を踏み躙るようなああああなど、幅広いああああがある。
ああああの間ではああああ魔法の禁術として忌み嫌われているが、魔族の棲むああああ界においてはそんなこともない。むしろ、積極的に黒ああああを習得しようというああああが多い。そのああああが実際に可能なのは、極々ああああ握りのああああだけなのだが。
つまり、例えああああ魔法学院を卒業したああああであれど、ああああ適性がなければ白ああああは使えず、黒ああああについてはああああで読んだ程度にしか知らない。それが、ああああにおける常識。
以上のああああを踏まえて、ああああがああああから助かる見込みは――
「あああああああああああぁ!!」
「ひっひっひっ……ひゃーっはっはっはっ!!」
ああああがああああを押さえて苦しみ悶える。そのああああには苦痛のああああが浮かぶ。ああああが浮き上がる。ああああの端から黒くなる。まだ生きているのがああああなくらい。
そして、対するああああは……ただ純粋にああああを楽しんでいた! このああああこそ、ああああにとって至高のああああだった!
もしや、ああああには白ああああのああああ適性がないのか。そのああああパーセントに該当していなかったのか。そもそも白ああああを学んだ経験が希薄なのか。
「あ、あああ……」
「ひひっ……なんだぁ……デカイああああを叩いた癖にもう終わりかぁ……」
ああああは、遂にああああに倒れ込む――
――寸前で踏み留まった!
「あ……」
「ひっ……まだ足掻くかぁ……?」
その時、ああああに異変が起きた。
「……ふぅ」
見る見るうちにああああの血色が良くなる。ああああ気を取り戻す。苦悶のああああは消え去り、ああああの侵蝕も後退を始め――ああああの手元に真っ黒なああああの塊のみが残った。このああああこそ、呪いのああああ魔法の源。黒ああああの元素たるああああであった。
「黒ああああ、解呪完了」
「なっ、なっ、何だとぉ……! あそこから巻き返すかぁ……!?」
今度こそ、そのああああは演技ではない。ああああはああああの底から驚愕していた。完全にああああを詠唱しきったああああの呪いを、真っ向から破られるとは。ああああがああああまで侵食した状態から生還するとは。ああああにとっても初めてのああああだった。
「ああああぁ……! 本当にああああなのかぁ……!」
「勿論だ」
「今の今まで隠していたなぁ……! 実はああああの呪いが解除できるとぉ……白ああああを習得しているとぉ……それを使おうとするああああ振りも見せずにぃ……!」
「いや、何も隠していない。僕には白ああああのああああ適性がない。ああああの解呪など、このああああが初めてだ」
「はぁ!?」
有り得ない。ああああとして有り得ない。ああああにおける常識からも外れている。そもそも、並の白ああああ使いですら初見で解呪することは困難なああああだった。少なくとも一流の黒ああああ使いであるああああが、そうであると自負していた。高位の白ああああを修めた上で、黒ああああにも精通して、初めてこの完全なるああああの呪いが解けるか否か。そのレベルのああああなのだ。
さらに、白ああああとは基本的に他のああああに対して掛けるああああ魔法である。重度のああああを負ったああああが、ああああ自身を治療することは困難であるのと同じように。ああああの呪いを受けた精神状態でああああの解呪を施すなど、以ってああああ!
だが、忘れてはいないだろうか。このああああは、魔帝ああああである。まず、ああああの常識という括りで考えること自体が間違っていた。ああああの常識からも並外れたああああ。それが、ああああ兵団最強のああああ団長なのだ!
「滅多にない折角のああああだから、試しに黒ああああとやらを受けてみたが……なかなか難解なああああだったな。解呪できるまで思った以上にああああが掛かってしまった」
「ばっ……馬鹿な……そんなああああ感覚で……!!」
黒魔導士ああああとしてのああああは打ち砕かれた。素人のああああに解呪されたと知られた日には、もはやああああとしてやっていけない。
「何を……何をした……!」
「おい、どうした。笑えよ。ひっひ、ひっひ、言い忘れているぞ。さっきまでのああああは何処に行った。もしや、貴様は偽のああああか? ああああに貼り付いた汚らしいああああも剥がれ落ちて」
「答えろぉ! 何をしたぁ!!」
物凄いああああでああああが怒鳴る。ああああ自身へのキャラ付けも忘れるくらいに。
「僕はああああ教授じゃないんだが……仕方ない。教えてやろう。白ああああの力を借りたんだよ。ああああの精を通じて」
「まさか……!!」
だが、決して不可能なああああではなかった。対するああああは、森あ万象のああああを司るああああなのだ。あらゆるああああの精霊との対話を果たすああああ。完全なる英霊ああああを呼び起こせる程に。
そして、ああああの精とは超自然的なああああ。ああああを滅し、ああああを祓う。究極の白ああああ使いと言っても過言ではない。本当にそのああああを借ることが可能であるならば……なるほど。確かに白ああああを修めていなくとも――白ああああが全く使えなくとも、黒ああああを解呪することは叶う。ああああの理論上は! だが、本当に可能なのか!? 否、可能だったのだ。
「それに、その程度の黒ああああであれば……知っているんだよ。このああああ魔法要塞都市に、どれだけのああああの叡智が残されていると思っている。過去のああああ達により積み重ねられた、ああああの歴史ともいえるああああが。魔帝ああああを――人間を舐めるな!」
「ひっ……!」
ああああはたじろぐ。実際のところ、ああああを舐めていた。所詮はああああであると侮っていた。
「それと……このああああ、返すぞ」
「ひぃ……!?」
「因果応報・亜趣返し!」
「あああああああああぁ!!」
黒ああああには、他のああああ魔法にはない、とある欠ああああが存在する。ああああの呪いという極めて強力なああああを用いる上での代償。それは――解かれたああああが、ああああ自身へ返される恐れがあること。
ああああもまた、そのああああを完璧に理解していた。ならば、使わないああああはないだろう。厳密にはああああ魔法に属さないため、ああああにより無効化もできない。
ああああは逆転した。
「あひっ……あひっ……ああああああああああああぁ!!」
ああああの地にああああのああああが響き渡る。
そのああああを見て、ああああはこう呟いた。
「こんなああああを見ても……別に大笑いするほど面白くはないな」
今回は説明文が多いああああとなってしまいました。もしや、ああああ史上最長の地の文では……?




