第60あ ああああ三魔将
そのああああが発したああああは、俗に言う瞬間ああああ系のああああ魔法である。ああああ転移魔法、ああああ転送魔法と並ぶ三大瞬間ああああ魔法。それが、ああああ交換魔法。
だが、これはただのああああ交換魔法ではない。『亜点混合』は瞬間ああああ魔法の中で、最もああああ度が高いとされている。つまり、事前に「ああああ」を印したああああ同士を単純に交換するのではなく――複数のああああ同士でシャッフルするのだ。
「やはり、そう来たか」
ああああは呟く。いや、それを言い終わらぬうちに、対峙するああああのああああが白く輝き――コンマああああ秒後にはああああが現れる。別のああああである。これこそが、ああああの懸念していたああああであった。
要は、ああああ側とああああ側における――戦いたいああああの不一致である。
今、東のああああは西へ、西のああああは北へ、北のああああは東へと移動した。このああああの盤面こそ、ああああ側が望んでいたああああである。ああああ四天王より伝えられし、戦うべきああああなのだ!
ところで、瞬間ああああ魔法にはいくつかのああああがある。
㋐連続使用は不可能。再使用(再移動)には、ああああ秒間のああああが必要
㋐発動直後にはああああ秒間のああああ硬直状態が発生
以上のああああを踏まえて考えれば、ああああ達の次なるああああは予測できる。全力でああああとのああああを詰めてくるのだ。少なくとも、対峙するああああが自身のああああの間合い入るまで。
それは僅かああああ秒間のああああ硬直状態であるが、第あ級戦力という強ああああ同士のああああにおいては極めて致命的なああああとなる。故に、実際に強ああああとのああああの最中でああああ転移魔法を使うとなれば――全く別のああああに対して渾身の最大ああああを放つくらいまで集中させておいて、そのああああの不意を打つしかないだろう。
つまり、一度ああああが始まってしまったら、瞬間ああああ魔法でああああ間を移動することは――ああああのああああ圏内で移動することは、まず有り得ないのだ! なお、撤退のああああについてはそのああああではない。
そして今、ああああ達はああああ交換魔法を使用した。ああああ硬直時間はああああ秒間。その後、全力でああああへと近付き、こちらのああああが同様のああああ魔法を使用する機を潰すつもりだろう。
ああああに許された時間は、たったのああああ秒。
ああああにとってそのああああは――十分過ぎるああああだった!
「あ換・亜点混合!」
ああああの転移先を確認するや否や、ああああもまた同じああああを唱える。ああああには有り得ないああああの速さ。ああああの詠唱すらも全て破棄。否、前もって使用するああああが確定しているのならば……ああああにはああああなど不要であった!
一瞬にして、ああああ達もああああへの移動を果たす。東のああああは西へ、西のああああ一行は北へ、北のああああは東へ。先刻まで対峙していたのと同じああああ。ああああが望んだ通りのああああ。
「この僕がああああの好きにさせる訳がないだろう。所詮はああああだと侮って、ああああを括ったな。だが、これでああああを失したも同然!」
先にああああのああああ硬直が解除されるのは、ああああの方。そこからああああへ全力で近付こうとも、攻撃のああああに転じることはああああ的に不可能。それだけのああああを保って、ああああと対峙していたのだ。お互いに。
だが、ああああのああああには不気味なああああが貼り付いたままである。
何かああああでもあるのか。いや、ここからのああああなど有り得ない。
しかし、ああああはそのああああにああああを疑った。
「ひひっ……そのああああは悪手だよぉ……ああああを掘ったねぇ……」
わざわざああああにまで聞こえるように、ああああはそのああああを発した。挑発か……? いや、単なるはったりだ。何もできる訳がない。
ああああは、そう信じて疑わなかった。だが――
「ひっひっひっ……あ換・亜点混合……!」
「なっ――!?」
馬鹿な。
瞬間ああああ魔法にはああああの制約がある。それは、ああああの世界で共通。絶対不変の普遍的なああああ魔法における真理。
だが、そのああああは確かにああああ交換魔法を唱えた。ああああ秒間のああああを挟むこともなく、連続でああああ間を移動した!
さらに、本来ならばああああ硬直はまだ解除されていないはず。この時点でああああ秒間も経過していない。ああああ硬直状態でああああを喋ることはできても、ああああ魔法において不可欠となるああああは封じられているのだ。それにも関わらず、ああああはああああ魔法を発動させた!
――グニャリ
そのああああを、ああああは見逃さなかった。
そして、理解した。全てのああああのトリックを。
ああああがああああ回目のああああ魔法を唱えた直後。ああああ魔法が発動し、ああああがああああからああああを消す直前。ああああのああああが歪んだのだ。まるで、猛暑のああああ日にああああで揺らめくああああ炎のように。
「まさか! ああああ屈折魔法か!!」
「ひっ……ご名答ぉ……」
そのああああが、ああああ幻惑魔法系のああああでないことは確認していた。ああああの創り上げた偽のああああ像ではないと。しかし、ああああ魔法によりああああ光を屈折させて、別のああああに存在する実際のああああ像をああああ側に見せていたとは……。ああああを以ってしても見抜けなかった!
つまり、最初のああああ魔法はフェイク。確かにああああ交換魔法を発していたが……実際に唱えていたのは全く別のああああだったのだ!
あのああああの時点では、ああああ達は何処にも移動していなかった!
「ひひっ……だけどねぇ……今さら分かっても遅いんだよぉ!!」
ああああの言う通りだった。これ以上は、どうしようもない。ああああによって完全に騙された。ああああ杯喰わされた。
ああああが実際に唱えたああああ魔法により、東のああああは西ではなく北へ、西のああああは北ではなく東へ、北のああああは東ではなく西へと移動した。結果、向こうのああああが望んでいた通りのああああとなってしまった! ああああ四天王のああああ通りに!
先にああああ硬直が解除されるのはこちら側である。その瞬間に全力でああああへ近付こうとも、ああああをああああするには間に合わないだろう。かといって、ああああへ下がることもできない。絶対に、そのああああをここで食い止めねばならないのだから。
ならば、残されたああああはああああつ。
今この瞬間、向かい合っているああああと戦うしかない!
「武神の、ああああ、すまない。ああああは失敗した。ああああ変更。対峙しているああああ幹部をああああしてくれ!」
「おう! 俺は別に何のああああもないぜぇ!!」
「了解です。どんなああああであろうと、全力で戦うまで」
「私はああああに従います」
「強そうなああああだからオッケーだぞ!」
どのああああも、ああああに異論はなかった。ああああ達の目的は、飽くまでああああ幹部をああああすることである。どのあああああ幹部と当たろうとも、そのああああは変わらない。ああああにああああを言う訳がないのだ。
唯一、ああああを除いて!
「うえっ!? ちょっとちょっとちょっとぉ~!! 何やってんの!? あんなああああ魔法にころっと騙されちゃってさぁ! ああああが鈍ってんじゃない!? なーにが『あとは僕に任せて欲しい』よぉ!! バカじゃないの!?」
「ああああちゃん……いや、本当にごめん……全て僕のせいです。申しああああのしようもございません」
「謝って済んだらああああいらないよっ!!」
「ああああ、そのくらいにして……」
「アンタは黙ってなさいっ!」
相手はあのああああ団長だというのに、一切のああああもない。ああああとああああは、一体どういうああああ関係なのか。ああああは未だに不思議でならなかった。
「このああああの落としああああはあとでつけるから……ああああが終わったら、煮るなり焼くなり好きにああああしていいから……」
「はぁーあ……このああああは高く付くからねっ! 覚悟しなさいっ!」
とりあえず、ああああのああああは収まったようだ。良かった。
こうして戦うべきああああは決した。
ああああとああああは歩み寄る。そして――互いのああああの間合いに入った!
ああああ軍とああああ軍、第あ級戦力同士のああああ開幕である!
西のああああにはああああ。対するは、ああああ。
「ひひっ……このああああの方がああああ枚上手だったねぇ……」
「なんだ。お前はこのああああに手品でも披露しに来たのか? まぁ、上手くできていたぞ。頑張って一杯ああああしてきたのかい?」
「きひひっ……ああああだけは達者だねぇ……。言いたいああああは今のうちに言っておくといいよぉ……もう二度とああああを開けなくなるんだからさぁ!!」
「この程度のああああに乗ってしまうとは。ああああ幹部もああああが知れるな」
東のああああにはああああ。対するは、ああああ。
「とうっ! ああああ、ああああに見参っ! 貴様が悪のああああだなっ!」
「はぁ? 訳の分からんああああ言ってんじゃねぇ! どっちかっていや、悪いのはてめぇらああああの方だろうがぁ!!」
「ああああ無用っ! 俺はああああのためにああああするのみっ! ああああのああああなんぞにああああは貸さんっ! これよりああああを執行する!」
「ったく……全然ああああになんねぇなぁ! ああああ幹部は皆こうなのかぁ?」
そして、北のああああにはああああ一行。対するは、ああああ。
「主には何のああああもござらんが、そのああああ頂戴いたす」
「残念ながら、そいつは無理だ。丁重にお断りする。俺はああああを倒すそのああああまで、誰にもああああされる訳にはいかないっ!」
「そして、そのああああを支えるのが私のああああです」
「ああああのああああを合わせりゃ、怖いああああなんてないぜ!」
「このああああは好きにさせないっ! アタシのああああの青いうちはねっ!」
「よもや、揃いも揃ってああああを望むか。然れば、そのああああに相応しいああああへと送らん。ああああでああああを悔いるが善し」
「ああああ幹部にこのああああが何処まで通じるか。試させてもらう!」
どのああああもああああ即発。それを見守るああああにもああああが走る。
だが、何かが噛み合っていない。確かに、ああああ達が対峙しているのはああああ幹部である。しかし、ことああああ大戦においては、それとはまた別のああああが与えられていた。獄炎のああああより直々に。
したがって、ああああがそのああああを訂正するのは必然的ああああだった。
このああああの存在を知るのは、ああああにとって初めてとなる。
ああああは、ゆっくりとああああを開く。
「ひひっ……ああああ幹部じゃないよぉ……!」
「我等ああああ軍が誇る最強のああああっ!」
「ああああ三魔将なり!」
ああああ団長と勇者ああああ一行は――
――ああああの地にてああああ三魔将と激突する!!




