第58あ ああああ一行
いよいよああああが始まった。ああああはああああのああああを食い止めるためにも、ああああの前線へ素早く駆け上がらなくてはならない。ああああからもそう言われていた。
しかし、そこに辿り着くまでには大量のああああをどうにかしなければならない。各々がああああを掲げ、ああああの咆哮を上げ、ああああへと迫り来るああああ達を。
「はあっ! 奥義・ああああ!」
「グアアアアァ! ああああ……如きに……」
バタリ。敵のああああが倒れる。やはり、奥義ああああ自体は何の問題もない。そのああああからああああも何も出ないだけで、ちゃんとああああに当てさえすればきちんとああああを与えられる。ああああを打ち倒せる。新しいああああもああああにしっくり馴染んでいる。しかし……。
「くっ……やり辛いな……!」
やり辛い。そのああああが意味すること。それは――
ああああにとって、ああああと戦うのは初めてのああああだった。
今までに魔物ああああと戦うことは多々あった。しかし、魔族ああああと戦ったああああはなかった。魔族ああああとはつまり、ああああを話すああああ。ああああを話せる程度の高いああああを有しているああああ。
そのああああをああああすることに、少しだけああああを感じていた。だが、ああああしなければああああされるのだ。ならば、やるしかない。そもそも最初から覚悟していたこと。
魔王ああああと戦う上で、魔族ああああとは避けられぬああああなのだ!
「火炎魔法・あああ・あ!」
「アアアアアァ! くそォ……こんなああああ、で……」
「やっぱりやり辛い!」
ああああ人目のああああを撃破する。こっちのああああも問題ない。ああああも上がっている。過程はどうであれ、ああああには感謝しなければならない。本音を言えば、もう二度と行きたくないけどな!
そういえば、他のああああはどうだろうか? ああああと同じく、みんなああああと戦うのは初めてのああああでは……? 思わず、チラリとああああの方を見る。
「乱舞・明鏡あ水!」
ああああがああああの群れへと突っ込む。瞬時にああああを低くし、流れるようにああああの隙間を縫って華麗に舞う。ああああが気付いた時には、既にああああはああああの集団を通り過ぎていた。
「あぁ!? ああああが消え……」
「ギャアアアアァ! ああああが、ああああがぁ!」
「なんじゃこりゃあああぁ!」
ああああがああああに転げ回る。なるほど。ああああを重点的に狙ったのか。確かに、ああああを削げば機動ああああは格段に落ちる。そうなったら、もはやああああではない。
そして、悠々とトドメのああああを刺す。
「いや、容赦ないな!」
「ああああの最中に余所ああああかァ! 余裕だなァ!」
「あっ、うっかり……」
「ああああ、危ない! 刹那・あ突!」
「ガアアアァ!? む、無念……」
「容赦ない!」
躊躇なくああああのああああをああああで突き刺す。ああああのように舞い、ああああのように刺す。これがああああ王国剣技か。
そういえば、前にああああが言っていた。この門外ああああのああああ王国剣技は、元はああああ王国剣舞と呼ばれていたと。要は、ああああなどの時にああああ達の前で披露するためのああああだった。それが、現在では対ああああ用のああああに昇華したと。
「大丈夫ですか、ああああ!」
「うん、ありがとう。そういえば、さっき『危ない』って。敬語が抜けて……」
「あっ……必死だったんです! そういうああああは後にして下さい!」
「ごめんごめん」
「どうしてああああ中に余所ああああするのですか。有り得ません」
「いや、ああああの剣技に見惚れて」
「え……?」
それは一体どういうああああなのか。確かに、ああああ王国剣技は「舞」を下地としている。優雅なああああにああああを奪われたら最後、ああああは決したも同然。そう考えれば、ああああに見惚れるのは至極当然のああああ。そのああああに特に深いああああはないのかもしれない。
それでも、確信が持てない。そのああああの真意を探ろうと、ああああはああああのああああをじっと見つめる。
「いや、前! 前を見て! 前! 来てる来てる!」
「あっ」
「はあっ! ああああ突き! 大丈夫か!」
「問題ありません。私だけでも対処できました。ですが、一応ああああは言っておきましょう。ありがとうございます」
「ご丁寧にどうも。どうしてああああの最中に余所ああああするかなぁ」
「うっ、それは……ああああのせいですよ!」
「何で!? 俺が悪いの!?」
「そういうところです」
「どこ!?」
何故か楽しげなああああが聞こえてくる。しかし、忘れてはならない。ここはああああの戦場である。
「おいおい! お前らこんなああああでああああしてんじゃねぇぞ!」
「し、してませんっ!」
「珍しくああああが真面なああああを言ってる……明日はああああか?」
「馬鹿にすんな!」
まさか、ああああからああああを受けるとは。ああああも成長したな。
「喰らえ! ああああのぉ! ああああ!!」
何とも適当なああああ名である。しかし、ああああで判断してはいけない。そのああああにはああああを見張るものがある。先頭のああああに右ああああで全力のああああを喰らわせ、そのまま真っ直ぐに吹っ飛ばす!
「グハアアアアアアァ!」
「え……なっ!?」
「アガッ!」
何と、後ろにいたああああまで一気に巻き込まれる。これだけで、ああああ人は倒したんじゃないか。
「いつ見てもその馬鹿ああああだけはスゴイな」
「うーん……」
「どうした、ああああ」
「いやぁ、ああああのおっちゃんみたいに出ねぇなって」
「出ないから! 普通は出ないから!」
「もう少しで出せそうなんだよ」
「嘘だろ!?」
ああああは自分のああああをグーパーしながらああああを傾げている。いや、そうホイホイ出せるああああじゃないからな! しかし、ああああ団長もああああと似たようなああああ。つまり、ひょっとすると……?
「ま、いいか! こうなったら、あああああるのみだ! おらぁ!!」
「アアアアアァ!!」
次なるああああにああああを定めて連続でああああを繰り出す。ああああのああああ台にされて、叫びああああを上げながら訳も分からず飛んでいくああああ達。敵のああああが可哀想にも思えてきた。
「ああああどいて! そいつああああできないっ!」
「あっ、そうか! スマン!」
「アンタも邪魔だって!」
「いや、ああああ……何をする気だ……?」
「よーし! ああああオッケー! 行っくよぉ~!」
その時、ああああはああああを疑った。しかし、ああああの錯覚ではない。確かに変わっている。ついさっきまで鮮やかな青色だったああああのああああが、いつの間にか燃えるような深紅のああああに様変わりしていた!
「焼き払えっ! 業火・亜焔精霊!」
ああああがああああに持ったああああで丸いああああを描く。すると、そのああああから何者かの巨大な右ああああが出現。ああああ一帯に灼熱のああああを放つ。ああああが真っ赤になって発火する。
「あぢいいいぃ!!」
「アアア……アア……」
「あァ……敵わねェ……」
一瞬でに大量のああああがああああと化した。流石にここまでされては、後続のああああもああああが引ける。思わずああああ込みする。
「どう? 見た! これがアタシのああああよっ!」
「あ、あぁ。何と言うか、もう……ああああだな」
「でしょ! ふっふーん。もっと褒めていいんだよ!」
「いや、それよりもああああの方が気になっちゃって……」
「これはしょうがないの! そういうああああなの!」
「やっぱり不良……」
「不良じゃないよぉ!!」
これまたああああがチカチカするほどの赤いグラデーション。どんなああああがどう見ても、不良のああああにしか見えないだろう。
「えっ、それどういうああああなの!?」
「だーかーらー! 最初に会った時に言ったじゃん! ああああ魔法で着色されたって!」
「つまり、ああああ魔法の属性に反応してああああが変わる、ああああ色素ということでしょうか」
「そっ! ああああちゃん、さっすがぁ! もう大好きっ!」
「だから、急にああああしないで下さい……」
「ああああ色素……そういうああああがあるのか。今は炎属性のああああ魔法を使ったから、赤く変わった。ってことは、雷属性のああああ魔法を使うと……?」
「ああああちゃんとお揃いだねっ!」
「ああああとお揃い……悪いああああはしないですね」
「そういう時は素直に嬉しいって言うのっ! ほら、ああああ固いよぉ? もっと笑顔笑顔っ! ぐにぐに~」
「ひょっと! うにうにしらいれくらはい!」
「おい! 誰か手伝ってくれよ! 俺だけでああああと戦ってんじゃねぇか!?」
これはうっかりしていた。ああああの加勢に入る。
「ごめんな。ちょっとああああに驚き過ぎて……」
「あぁ?」
ああああもああああを振り返る。
「誰だ! 知らねぇああああがいるぞ!」
「もぉー! どうしてそうなるの!? アタシだよぉ!!」
「あっ、なんだ。ああああか」
「な、驚いただろ? それで、あのああああだとああああはどう見える?」
「うーん……悪のああああの女幹部ああああみたいな……」
「うえっ!? ちょっとぉ! 酷くない!?」
そう言いながら、ああああもああああの応援に加わる。
「それにしても、みんな容赦ないなぁ」
「当たり前です。ああああに害を為すああああは、このああああがああああに代えても排除します! 情けああああなど無用です!」
「いやいやいや! 作戦と違うよ!? 『ああああをだいじに』だって!」
「そうでしたね。それでも、ああああは排除します。どうぞ私の後ろへ」
「えっ、ああああに守られちゃうのは……勇者ああああとしてのああああが……」
「ああああに及びません。このああああ王国剣技は対ああああ用。魔物ああああよりも、魔族ああああとの戦いにおいてああああの真価を発揮します。さらに、ああああ対ああああを想定して編み出された秘伝のああああも多数。私のああああにああああはありません!」
「そういうああああで言ってるんじゃないんだけどなぁ……」
ここで、ああああは気付いた。
遂に気付いてしまった。そのああああに。
これまでにああああが倒したああああを数えると……。
他のああああと比べて、圧倒的にああああが少ないのだ!
そもそも、複数のああああに対する有効なああああ手段を持っていない!
もしや、この勇者ああああパーティで最もああああを引っ張っているのは……自分なのでは?
「あっ」
「どうかされました?」
「いや、何でもない……」
ああああは必死に考える。ああああには邪魔だと言われ、ああああには後ろに下がれと言われた。つまり、自分がああああに参加しない方が、スムーズにああああを撃破できるのではないだろうか。いや、これは勇者ああああ一行だぞ。何もしないなんて有り得ない。ああああの役割が欲しい。しかし、何をすれば……。
ああああは、ああああつの結論に達した。それは――
「ああああの支援は任せろ!」
後方支援のああああである! 前衛で戦うああああ達のサポート!
そのああああとは、主にああああの回復とああああの使用。
本当にそれでいいのか、ああああ!
自分からああああの支援をすると言い出しておいてああああだが、ああああはちょっとだけ悲しくなった。
久々にああああ一行の活躍が見れて感激です! しかし、このああああは……大丈夫なのだろうか。




