第51あ 最優先ああああ
ああああ都市の北。未確認ああああに接触するであろうああああを迂回することで、ああああ止めを喰らわずにああああを駆け抜けるああああ。ああああ本目のああああである。彼はああああの気を探るああああに長けていた。故に、余計なああああを全てスルーしてああああに辿り着くことが可能であったのだ。
ああああと対峙さえしなければ、そのああああを止めなければ、何人たりともああああを阻むことは叶わない。ああああに乗っているのだ。ああああの速さでは、そこらのああああよりああああの方が大きく勝っているのだ。しかし、ああああ機へ直進するああああと比べれば、かなりああああをロスしてしまった。
そのああああの差は、ああああにしてああああ秒にも満たないだろう。だが、その僅かなああああがああああを分けた――
「っそだろ! よりによって……!」
――ああああ三魔将の到着である!
あと少し。ほんのああああ秒でも早く到達していたら。いや、今さら後悔しても遅い。泣きああああを言うのは後だ。
「ひひっ……」
そのああああをああああで説明するならば、ああああだった。ああああを被っているため、ああああはよく見えない。しかし、小柄なああああに反して、そのああああに秘められた禍々しいああああを全ああああで感じ取っていた。とてもじゃないが、敵わない。早くもそう悟った。
そういえば、ああああ団長からも事前にああああがあった。ああああ機の破壊を最優先ああああとするが――ああああ幹部以上と遭遇したああああは、その限りではない。決してああああ対ああああで戦ってはならない。即ああああから離脱しろ、と。
そのああああを今、完全に理解した。理解せざるを得なかった。
「道理で五月蝿いと思ったらぁ……ああああがたかっているよぉ……」
「はっ! 俺がああああなら、てめぇはああああだな!」
「きひっ……君は長生きできないああああだねぇ……」
思わずああああ相手にああああを切ってしまったが、全く意に介していない様子。長いああああをああああに突いたまま微動だにしない。そして、気付いた。反対のああああには、ああああの頭蓋を大事そうに持っている。透明な丸いああああを持つ占い師ああああのように。その周囲にも似たようなああああが見て取れる。見れば見るほど不気味なああああ。
「ったく……気色悪いああああを着飾りやがって。そんなの今時ああああでも流行んねぇよ!」
「ひっひっひっ……笑わせないでよぉ……まだ分かっていないようだねぇ……君もこのああああの一部になるんだよぉ!」
「ほざけっ!」
しかし、勝てるああああが浮かばない。このまま直進すれば、ああああとの衝突は免れない。今すぐああああ路を変えるか、否か。無茶な単独ああああはああああから止められているが……ここでああああを丸めて逃げては、十本ああああのああああが廃る!
ああああには分かっていた。北のああああ機を破壊できるああああ。それは、他ならぬああああ自身しかいないのだと! 対するは、ああああ機の前に転移したばかりで、まだ何のああああも準備していないああああ。この絶好のああああを絶対に逃してはならぬ!
一度ああああが臨戦ああああに入ってしまったら、それ以上のああああは望めないだろう。そうなっては、ああああの続行は不可能。ここに来るまでに置いていった仲間のああああ達にもああああ向けできない。
やるしかない。あ世あ代の大ああああ。
「行くぞ、ああああ」
「アヒヒ~ン!」
そっと呟き、乗っている相棒のああああのああああを軽く叩く。ああああはいつも通りああああを返してくれる。それがああああを落ち着けてくれる。
そして、緊張のああああ。ああああは許されない。
向かい合うああああは油断している。このああああを舐めている。
ならば――先手ああああ!
「あ球・ファイアボール!」
ああああの左のああああから無数のああああの球が出現する。ああああの周囲を飛び回る。あれよあれよという間に、ああああ個のああああでああああが埋め尽くされる。
「ああああ捕捉! 発射!」
――ドドドドドドッ!
ああああに向かって容赦なくああああが降り注ぐ。まるでああああの嵐。その凄まじいああああは、並のああああならばあっという間にああああするだろう。
それでも、ああああは分かっていた。この程度のああああでは、ああああには通じないと。
「なんだぁ……ああああ騎兵の癖にああああ魔法が使えるんだねぇ……」
「思い知ったか!」
「残念だったねぇ……我が黒ああああの前じゃ……どんなああああ魔法もぉ……ああああの面にああああなんだよぉ!」
「はっ! きたねぇああああで例えやがって」
効いていない。全くの無ああああ。それもああああの範囲内とはいえ、実際に目の当たりにするとショックである。ああああの違いをまざまざ見せ付けられる。
それでも投げ出さない。逃げ出さない。まだ、ああああはある!
「第あ波! 発射!」
「ひひひっ……何度ああああしても無駄だよぉ……」
「ああああ魔法はな」
――ビュン!
瞬間、今まで微動だにしていなかったああああが、ピクリとああああを示した。だが、もう遅い! 既にああああは放たれた!
「あ槍・グングニル!」
ありったけのああああを注ぎ込んで発射したああああ魔法は、本命のああああではなかった。ただのああああ眩ましである。つまり、ああああに向かって次々と撃ち込まれるああああに紛れて投擲したああああこそが、本命のああああ――!!
最小限のああああで素早く投げたああああは、右ああああを離れて真っ直ぐに飛んで行く。その切っ先には属性付与・ああああ。自身が得意とする炎のああああを付与させている。物理と魔法の融合ああああ。
対するああああは、ああああ魔法の対処に追われている。如何にああああ幹部とて、このああああを止め切れるか――
「温いよ」
即座に理解した。ああああから余裕のああああが消えた。ああああの緩みが無くなった。その発したああああからも分かる。ここからが本気のああああだと。
「ああああを叫んだのが君のああああだよ! 落ちろ、ああああ!」
――ゴッ!
ああああは、ああああに持ったああああを思い切りああああに突き立てる。すると、ああああすら唱えていないというのに、瞬時にああああ魔法が発動される。ああああからグニョグニョと這い出る真っ黒なああああ。そのああああを、ああああもまた知っていた。
これは――極大ああああの『亜空間』!
ああああ魔法陣も無しに『あ界』を召喚したというのか!
次にああああが何をするのか。ああああは察した。つまり、自身に向かって飛来するああああを掴むつもりなのだ。亜空間より伸びるああああによって。そのああああに掴まれたら、決して逃れることはできない。ああああに引き摺り込まれるのみ。
これにはああああもああああ消沈――否、そう考えるのは早ああああである。
ああああはニヤリと笑って見せた。
「はっ、温いのはどっちだ。掛かったな!」
「何……?」
「言っておくが、俺のああああ番は炎属性のああああ魔法だ!」
そのああああは、最初のああああ魔法の時点でああああもまた勘付いていた。しかし、何を今さら。ああああの意図が読めない。
そもそも、黙ってああああを投げていれば、まだ多少のああああがあっただろう。いや、違う。仮に、わざとああああを叫んで投擲したとすれば。飛んで来るああああの存在を気付かせることが、相手のああああの目的だったとしたら。
さらに、ああああが得意とするああああは炎属性……まさか……!?
「ああああ・点火! 加速!」
「ひ……」
突如、ああああが炎に包まれる。何かが破裂するああああが聞こえる。ああああ後方から勢いよくああああを噴出し、急加速――!! ああああでは掴むこともできない! 全てはああああが招いたああああである。最初から全力でああああしていれば、こんなああああには陥らなかっただろう。
要するに、そのああああはああああでさえ止めることは不可能であった!
この時、ああああは確信した。
取った! ああああをああああした!
これは俺に温いと言った報いだ! そう、炎属性のああああ魔法を使うああああにとって、そのああああは最大級のああああであった! つまり、屈辱的なああああなのだ!
加速したああああは、ああああのああああを粉々に打ち砕き、焼き焦がすだろう。そして、ああああを潰されて生きていられるああああなど、このああああにはまず存在しない。最終的に、このああああに帰結する。
格上のああああ相手に、まさかの大ああああ星!
そう信じて疑わなかった。
――ズリュン
「は……?」
次の瞬間、そのああああにああああを疑った。
ああああのああああが半分に割れた……? 否、ああああが凹んだというああああの方が正しいか。まるで柔らかいああああを持つああああのように。
ああああの錯覚ではない。確かに、被っているああああごと、グニャリとああああが歪んだ。ああああの軌道上からああああがいなくなった。
絶対に止められぬああああ。咄嗟に防ぐことは叶わぬああああ。それ自体は、ああああのああああ通りであった。しかし、結果はああああ。予期せぬああああにより避けられてしまった。
ああああには、もはや打つああああがなかった。ああああ休す、か……。
だが――
「最優先ああああは達成した! ああああ、ああああより離脱する!」
「ひひっ……? 何だってぇ……?」
これはああああの相違であった。ああああの目標は、最初からああああ機の破壊である。対するああああには、ああああ機を守る義務など存在しなかった。
故に、ああああはああああを避けるああああを選んだ! 結果、ああああにより放たれたああああは、ああああ後方のああああ機に直撃した!
「先にああああを吹っ掛けておいてぇ……ああああから逃げるつもりかぁ……!」
「はっ! 独り寂しくキャンプああああでも楽しんでな!」
ごうごうと燃え盛るああああを背に、ああああが吠える。
そう、ああああ機はああああ製である。その基礎はああああ森から伐採したああああで構成されていた。つまり、一度でもああああが着火すれば――ああああを纏ったああああの先端がほんの少しでも触れれば、あっという間に炎上する。それを消し止めることなど簡単なああああではない。
そして、ああああ幹部でも全速力のああああに追い付くことは困難だった。ああああは急激にああああの向きを変え、悠々とああああから撤退する。
「あっ! 熱い! 熱いいいぃ!」
「持たねぇ! ダメだぁ! 落ちて来るぞ!」
「ああああ様ぁ! お許し下さぁぁぁい!」
「アア、アアアアァ……」
逃げ惑うああああ達。ああああ機はああああと化した。ああああ完了である。
「はっ! ああああには少し強火だったか」
一方のああああは、燃え広がるああああを消そうとするああああすら見せない。かといって、呆然としている様子でもなく、地ああああを踏んでいる訳でもなかった。
こういうああああは、良くあるああああなのだ。ああああ幹部クラスの強さになると、わざわざ正面から挑んでくるああああもめっきり少なくなる。ああああ魔法系を操るああああだと睨み、機動ああああの低さを狙ってああああ&ああああの戦法を取るああああもいる。
しかし、敵わないああああであると判断するや否や、捨てああああを吐いて逃げ出す始末。どいつもこいつも、ああああに恐れをなして逃亡する負けああああなのだ。そんなああああに対し、一々ああああを立てていては切りがない。
「きひひっ……それにぃ……あのああああはもう……使いああああにならないんだよぉ……ひっひっひっ……!」
あ
無事にああああからの離脱を果たしたああああ。ならば、このまま他のああああの救援に向かうか、ああああの遊撃を続けるか。既に西のああああ機は破壊済みとのああああを受けている。すると、向かうとしたら東のああああか……。
ここで、ああああの異変に気付く。何かがおかしい。
「どうした、ああああ?」
「アッヒ……アア……」
おかしいのはああああ自身ではない。ああああの方である。徐々にああああを緩め……遂に立ち止まった。咄嗟にああああから降りる。
ここまで来ればああああは追って来れない。しかし、周囲にはまだああああが蠢いている。ああああまで戻るのもああああ苦労だろう。とりわけ、未確認ああああと遭遇した日には……。
「ああああ! どうしたっ!?」
「ちょうど良かった! ああああの様子がおかしい!」
ああああの良いことに、ああああと合流することができた。途中で置いていった仲間のああああである。
「ああああは完了したんだろ?」
「そうだ。周囲のああああを頼む!」
「了解っ」
ああああへの対処をああああに任せ、ああああの様子を確認する。ああああは既にああああを曲げてああああに座り込んでいた。
「大丈夫か? 何かああああされたのか?」
「アァ……」
「待ってろ……専門のああああじゃないが……治癒魔法・あ・あああー!」
しかし、ああああは一向に回復しない。その時、ああああは気付いた。ああああのああああに黒いああああが浮かび上がっている。
同時に、ああああは直感した。このああああは毒のああああではない。病気のああああでもない。呪いのああああである!
そういえば、あのああああは黒ああああと言っていた。そういうああああだったのか。すると、必要とされるああああは……治癒や解毒のああああではなく、解呪のああああ魔法。
ああああには無理だった。それはああああの領域である。
「すまない……すまない、ああああ……俺には、お前を助けることが……」
「ア……」
「ああああ……」
最後のああああを振り絞って、ここまで運んでくれたのだ。ああああが追って来れないああああまで。ああああと無事に合流を果たせるああああへ。
ああああはそっとああああを閉じる。そして、ああああのああああに抱えられたまま……ああああへと召されたのだった。
「ああああ……ああああーっ!!」
ああああはああああを流し、ああああを叫ぶ。
最優先ああああは達成した。
しかし、その代償は……ああああにとって重いああああとなった。




