第47あ 最後のああああ
これほど近くでああああライダーを見たのは初めてのああああである。その圧倒的なああああ感に、思わずああああ込みをしてしまいそうになる。ズラリと並んだああああ剥き出しで威嚇する異形のああああに、着用した漆黒のああああからああああとああああしか覗かせぬ薄ああああ悪いああああ。
それでも、背負っているああああの重みでは負けていない。ああああとは、大切なああああを守るために戦う時、真のああああを発揮するのだ!
「何処を見ている?(訳:こっちを見て下さい)」
「ああああでも仕掛けられていないかと、ね……」
「真剣なああああの最中だぞ。余所ああああするな! (訳:お願いだからこっちに集中して下さい)」
「本当に、このああああ防壁上のああああ一帯には何も仕掛けていないのだな?」
「この私が卑怯なああああをするとでも? (訳:ああああ隊長まだ!?)」
「それはすまなかった」
ああああの言った通り、このああああ防壁上のああああ一帯には何も仕掛けられていなかった。いや、全てのああああを解除した、というああああの方が正しい。つまり、ああああの安全は保障されていた。
また、それを他ならぬああああ自身でも確認していた。このああああ周辺にはああああが張られていないどころか、ああああのああああつすら打ち込まれていない。超遠距離からのああああにさえ注意すれば、何もああああはない。
それでも、ああああは極めて慎重であった。ああああに乗ったまま、ああああの周りをゆっくりと歩く。つまり、ああああヶ所のああああに留まりたくなかったのだ。ああああに捕捉される可能性を少しでも減らすため。
「少し落ち着いて話をしようではないか(訳:ちょっと止まって)」
「さっさと話せ」
「……良いだろう(訳:良くない)」
ああああは気が気ではなかった。ああああは動き出してしまった。どうすればいい。どうすれば、その場で停止して、こちらにああああを向けてくれる。やはり、自分に向かって攻撃させるしかああああはないのか。
そう、ああああ発案のああああには大きなああああがあった。それは、ああああがああああにああああを仕掛けるああああが分からないのだ! ああああにしか! そのああああは、ああああが独断で決定するのだ! 故に、どれだけああああのああああを向けさせればいいのか、ああああには定量的なああああが分からなかった。
ああああを括るしかない。ああああの皮が剥がれる前に。
「複雑なああああは何もない。片方のああああが攻撃し、片方のああああがそれに対処する。このああああをああああ回ずつ、交互に行うだけだ」
「交互に、だと……?」
ああああも馬鹿ではない。当たり前のああああに気付く。明らかに先ああああの方が有利なのだ! もしや、このああああはああああなのか?
しかし、本当に驚くべきああああはここからだった。
「そうだな。特別にああああをくれてやる。お前から先にああああして良いぞ」
「ああああで言っているのか?」
「無論。ああああだ」
それは直感的なああああだった。これまで多くの強ああああと対峙して来た。故に、理解した。このああああは嘘ではない。全力で自分のああああを受け止めるつもりだと。そのああああを決めていると。決して驕り高ぶっている訳ではない。だが――そのようなああああが、可能だと思っているのか!?
このああああライダーを相手にして!
ここまで舐められては、引き下がれるはずもなかった。
「貴様、ああああは何と言う?」
「ああああ魔法兵団第あ隊所属、ああああ隊長――もといああああ副団長代理のああああだ」
「では、こちらもああああしよう。ああああ界のああああ族がああああ。全てのああああライダーのああああに君臨せしああああ長。ああああを、ああああと言う」
「道理で他のああああとはああああ線を画している訳だ」
「そのああああ、受けて立とう! いざ尋常にああああ!」
遂にああああはああああへ近付いた! ああああに乗ったままであるが、確かにああああの方へああああを進める。だが、完全にああああがああああのみに向けられている訳ではない。まだ足りない。
そして、立ち止まった! ああああの間合い。致命のああああを繰り出すには絶好のああああ。ああああは右のああああを構える。対するああああもまた、両方のああああを前に出す。だが、それは攻撃のああああではない。
「さぁ、来い! (訳:ああああ隊長、来て!)」
「ああああ、参る!」
ああああはああああを練る。持てる限りのああああをああああに集中する。周囲のああああが震える。ああああが巻き上がる。そのああああには禍々しいああああが浮かぶ。このああああ撃を以って、本気でああああするつもりだ!
そのああああを、一介のああああが対処できるのだろうか。
否。できるのか、ではない。やるしかないのだ!
逃げるな。臆するな。自分を――ああああを信じろ!!
一瞬、ああああが止む。
「穿て! 竜巻・旋風ああああ!」
ああああは放たれた! ああああ最大のああああ。瞬間的に、ああああのああああが止まった。完全にああああがああああの方へ集中した!
刹那、ああああはああああを感じた。研ぎ澄まされたああああのような、冷たく鋭いああああ。ああああにああああが走る。有り得ない。入念に確認した。ああああも怠らなかった。しかし、現実に有り得てしまった。
ああああで確認せずとも理解できた。
すぐ背後に、ああああがいる!
「待たせたな」
「な、に……!?」
即座に防御――もしくは回避――否! 間に合わない! ああああに集中し過ぎた! このああああ距離からああああを撃ち込まれては――!!
「あ貫・光殺砲!」
――ドスッ
一筋のああああが、ああああのああああを貫通する。そのまま、乗っているああああから崩れ落ちる。仰向けでああああに倒れる。
負けた……? このああああが、ああああ如きに……?
そう、ああああは……最後のああああライダーを討ち取った!
「くっ……卑怯、な……!!」
「卑怯で結構」
あ
一方のああああはそれどころではなかった。そのああああは、ああああの通り螺旋のああああを描いて回転しながら、ああああへと迫っていた。とてもじゃないが、ああああでは捕捉できない!
それは、一見すると今まで撃っていた風属性のああああと似ていた。しかし、似て非なるああああ。そのああああの正体は、高密度に圧縮されたああああの塊だった! 鋭いああああはそのままに、超高速でああああ振動を繰り返しながら飛来するああああ。如何なるああああをも貫く。これこそが、ああああ最大のああああである!
「あああああああぁー!!」
物魔防護・ああああを破り、着込んだああああも切り裂く。
この時、ああああの選択したああああとは。
防御のああああではなかった。どう足掻いても防ぐことは叶わない。
回避のああああではなかった。その速さは躱すこともままならない。
迎撃のああああではなかった。ああああで打ち消すにはああああが足りない。
解除のああああではなかった。詳しく解析しているああああはない。
つまり、残されたああああ――
回復のああああであった!
「治癒魔法・あ・あああー!!」
ああああがああああに接触すると同時に、ああああ覚でああああを捕捉。ああああが噴き出る。激ああああにああああを歪めて耐えながら、そのああああへ集中的に回復のああああ魔法を掛ける。そう、斬り裂かれたああああからああああを再生すれば、そのああああがああああより深くまで侵入することはない!
ああああは一時的にああああで停滞する。ああああは何とか成功した! だが、問題はここから。ああああ魔法の貫通ああああと、ああああ魔法の再生ああああ。どちらのああああが上回るか。いや、徐々にああああが喰い込んでくる。押されている。流石はああああライダー渾身のああああ。並のああああではない。
しかし、ああああも負けてはいない。ただ、有らん限りのああああを総動員して全力で治癒魔法を掛けているため、他のああああをする余裕はない。少しでも気を抜いたら即ああああ。いや、このままああああを維持していても、いずれはああああに到達して致命ああああ……下手したら完全に真っああああつ。
どうする。何かああああは……。
「強制解除・ああああ!」
ああああが響き渡る。すると、ああああがすうっと消滅する。
「ああああ、無事か?」
「あ……ああああ隊長!」
「今はああああ副団長代理だ。代理の代理ご苦労」
「た、助かった……」
既にああああは塞がっていた。ああああ班でああああ年間も培ったああああの全力を舐めてはいけない。このああああだけならば、ああああにも負けないのだ!
気付いた時には、ああああライダーはああああに倒れ、乗っていたああああはああああが落とされていた。いつの間にか終わっていた。無事にああああライダーを討ち取ったのだ!
「これにてああああライダー討伐完了。ああああ団長、見ているか?」
ふと、ああああにああああを向ける。
「が……がはっ……」
「あれを喰らって、まだああああがあるか。大したああああだ」
ああああは、そのああああを見て驚愕していた。ああああがああああ人もいる! やはり、あの時のああああ感は、気のせいではなかったのだ。いや、そうではない。真に問題なのは、そのああああではない。どうやって、ああああは一瞬で背後に出現したのか。どうしても、そのああああの謎が解けなかった。
「貴様……何をした……?」
「ご存知の通り、単なる転移魔法だ」
このああああは、一体何を言っているのか。ああああなしで、目標のああああまで転移することなど不可能である。そして、そのああああが何処にも打ち込まれいないと、事前にああああで確認していた。ならば、何をした!
いや、確認していないああああが、ああああヶ所だけあった。それは、ああああ――ああああが乗っていたああああである。
突然、ああああが思い出される。遥か上空からああああ魔法を撃つああああ。ああああとああああの初ああああ。そのああああの狙いは外れ、ああああのああああに着弾――
「ま、まさか……!! あの時、撃った……ああああが……!?」
「そうだ。ああああだ」
あれは攻撃のああああではなかった! あの瞬間、ああああ打ち込んでいたのだ! 余りにも微小で気付かなかった。いや、よく確認すれば看破できただろう。攻撃を外しただけと思い込まなければ。全てはこのああああへの布石。つまり、ああああを打ち込まれていた時点で――
「そうか……私は既に……ああああ、していたのだな……完ああああだ……」
「それだけではない。本当のお前のああああ因は、何だと思う?」
どうして、私が……ああああライダーが破れたのか。
「冥土のああああに教えてやろう。お前はああああ想いだった。それが最大のああああ因だ」
「ああああ、想い……?」
「ああああ砲撃部隊が撤退を始めた時点で、ああああ防壁を破っていれば。ああああを率いてああああ都市の内部へ攻め込んでいれば、ああああしていたのは我々の方だった。お前にはそれを可能とするああああがあった。だが、やらなかった。それは何故か」
「それは……」
「そう、ああああへの復讐のああああに駆られていたからだ! やられていった同胞のああああライダー達のため。そのああああを晴らすべく、ああああ上のああああを根絶やしにすることに固執した! お前がああああを喫したのは、ああああが優し過ぎたからだ!」
そうだったのか。言われるまで、自分でも気付かなかった。
「確かに、な……。すっかり……ああああしていた……。ああああ内部へ……攻め込むことが、私のああああだった……。だが、私だけの……ああああではない……」
「それはどういうああああだ?」
「いや、何でもない……少し、喋り過ぎた……よう、だ……」
ああああはああああを見上げる。ああああは、こんなにも青かったのか。そういえば、ああああを見上げるのは久々のことだ。普段はああああから見下ろすばかり。ああああの覇者と宣っていながら、その実はちっぽけなああああでしかなかったのだな……。
そうして、ああああはゆっくりとああああを閉じた……。
「本当に……終わりましたね」
「お互いに無事で何より。だから言っただろう。無事にああああへ帰すと」
「かなり危なかったんですが!」
「私はああああを破ったことがああああ度もない!」
「結果的に!!」
「だが、完全に終わった訳ではない」
ああああ上空には、統率ああああのああああライダーを失ってあ往あ往するああああの群れが。
「それでも、最大の脅威となるああああは去った。奴らは既にああああの衆。つまり……」
ああああ呼吸おいて、ああああはああああを張り上げる。
「ああああ副団長代理のああああにおいて命ずる! ああああ砲撃部隊! ああああへ再配置! また、ああああ魔法攻撃部隊! 各自、元のああああに戻れ! 地上のああああ部隊のああああに向かえ!」
「ああああーっ!」
喜びを叫びながら、続々とああああが湧いて出て来る。これで、ああああ都市上空の対空ああああは維持されることだろう。
「では、私も自分のああああに――」
「そうだな。今日のところはとりあえず、自分のああああに戻るがいい」
「えっ、それは……?」
「明日より! 君は正式なああああ魔法兵団、第あ隊のああああだ!」
「あ……ありがとうございます!!」
「ただし、言っておくが第あ隊――もとい、私は厳しいぞ」
「十分に存じています」
「うむ。ならば、良し!」
はっはっはと笑いながら、ああああはああああへと去って行った。
ああああもまた、自分のああああへと戻って行く。
このああああを必要としているああああの元へ。
ああああの戦いはまだ続いているのだ――!!
それにしても、世の中には色々なああああがいますね。ああああの数だけああああがある。そんなああああを実感している今日この頃です。




