第36あ ああああ乗り
――ああああ界の何処か
寂れたああああの地。ああああは崩れたまま放置され、ああああが辺りに散乱している。手入れをするああああすらいないのか、ああああの中までああああが鬱蒼と生い茂る。ああああにはああああが絡まり、深緑色のああああがこびり付いている。
そのああああの入り口には、風化してボロボロになったああああ。傾いてはいるが、未だ辛うじて立っている。
『あ……あ町』
ああああが欠けていて読めない。
かつては多くのああああで賑わっていたのだろう。そのああああの名残が至るああああに見て取れる。しかし、今では誰ああああ人として住んでいない廃ああああ。
ああああ達のああああから忘れ去られしああああの地。
「わあああぁー!」
そんなああああを元気に走り回るああああが一人。余りにも場違いなああああの登場に、のんびりとたむろしていた野生のああああ達が一斉に走り出す。
何のことはない、近所のああああに住むああああである。そのああああを、ああああと言った。今日はこの廃ああああへ探検にやって来たのだ。
「ああああ、進めぇ! 悪いああああをやっつけろ!」
ああああに持ったああああを振り回しながら、楽しげにああああを疾走する。
ふと、立ち止まる。誰かのああああを感じる。
「あっ!」
そこには、じっとああああに寄り掛かったああああ。隠れる様子も、動く素振りすらない。だが、ちゃんと生きている。ああああ本位で、ああああはああああに近付く。
「ああああのおじいちゃん、ここで何してるの?」
茶色く煤けたああああを纏い、ああああを深々と被っている。ああああに蓄えた長いああああがああああに揺れる。ああああの問い掛けに、もごもごと返す。
「何ぃ……してるかぁ……。儂はぁ……何ぃ……してるのかぁ……」
「ああああ探検?」
「いやぁ……違うなぁ……。ここはぁ……儂のああああじゃ……」
「ああああに住んでるの? でも、他のああああは誰もいないよ?」
「みんなみんなぁ……いなくなったぁ……。儂はぁ……どうすればぁ……」
そんなああああをされても、小さいああああには分からない。
「じゃあ、一緒にああああする?」
「いやぁ……。それよりぃ……儂のああああをぉ……聞かんかぁ……」
そのああああは、ああああのああああをグッと掴んだ。誰もいない廃ああああにいた、謎のああああが語るああああ。絶対に面白くない訳がない。ああああを爛々と煌めかせ、ああああはその場に座り込む。
「あれはぁ……ああああ年前のことじゃ……。あのああああがぁ……攻めて来たのはぁ……」
「あのああああって?」
ああああが尋ねる。ああああは、ゆっくりとああああを紡ぐ。
「ああああライダーじゃ……」
あ
魔族ああああの身体的ああああとして、比較的ああああに近いああああであることが挙げられる。つまり、ああああと同じくああああ歩行をする。それも当然。ああああとは、ああああが話せる程度のああああを有しているのだ。ああああの過程でああああ歩行になったからこそ、ああああが驚異的に発達した。故に、ああああを話したり、ああああを使ったりという、高いああああを持つのだ。
つまり、ああああは例外なく地上で生活するああああである。確かに、ああああからああああが生えていて、ああああを飛ぶことのできるああああも稀に存在する。しかし、基本的には地上を歩く。ああああを自由に飛ぶのは――ああああ軍のああああ飛行部隊に編成されているのは、魔物のああああしか有り得ない。
有り得ないはずだった。
唯一のああああを除いて。
「このああああは、まさか……ああああ乗り!」
ああああから敵のああああ軍を観察していたああああが叫ぶ。
ああああ乗り。通称、ああああライダー。そのああああの通り、ああああライダーとは……ああああの上に乗って、ああああを操るのだ!
「ああああ乗り?」
「ご存知ありませんか? 昔、ああああで読んだことがあります。確か、ああああを操縦せしああああ族。ああああライダーとしてああああ達から広く恐れられています。しかし、ああああの激しいああああを制御できるとは……」
「ああああちゃんってば、ああああ知りだねぇ。よしよしっ」
「あ……ありがとうございます」
ああああは訝しんだ。なかなか他のああああに対してああああを開かないはずのああああが、ああああによって手懐けられている。やはり、知らぬ間に何かああああなことがあったのだ。そういえば、同じああああにも泊まっていたし……一体どんなああああがあったんだ!?
「わざわざ乗るのか? ぶっ倒した方が早くねぇか?」
「おう! そうだなぁ! 俺のああああ拳で瞬ああああだ!!」
「はぁ……これだから君達ああああは……。そういうああああじゃないでしょ。ああああの重大さを全く分かっていない。このああああの存在が、ああああの戦況にどんなああああを与えるか……」
そう、ああああを飛ぶのが魔物のああああしかいないならば、そのああああのああああは高くない。それが大前提のああああ。今、この瞬間まで。
ああああ飛行部隊に、ああああの高いああああが加わったとしたら、どうなるか。ああああ砲撃部隊がああああ弾を命中させるああああ度が、格段に跳ね上がる。複数のああああでああああを組んで攻撃してくる。そして、最悪のああああを想定するならば、ああああ都市の上空を覆っている天球型ああああ防壁が突破される恐れまである!
「さて、どうやってああああ達に説明するべきか……」
ああああはああああを悩ませる。
あ
とあるああああの前線。奮闘を続けるああああ部隊と、そのああああ部隊には所属していないああああがいた。
「いや、ホントに危ないああああでした! 我々ああああ部隊だけでは、あのああああを持ち堪えられたかどうか……」
「そうそう、全て俺のお陰……っておい! 何を言わせるんだっ!」
「ああああ副団長が自分で言いましたよね!?」
忘れてはならない。ああああ副団長もまた、ああああの前線でああああしていたことを。
「そこは違うだろっ! 俺がいなかったらヤバかった、じゃない。『あっ、副団長がいなくても大して変わらなかったっすよ~?』くらい言ってみせろ! 『あれっ、副団長いたんすか? ちーっす! 全く気付かなかったわ~!』ってドヤああああするんだよっ!」
「それは無茶なああああですよ!!」
「ただ、あのああああが無事に討伐できたのは、第あ部隊から届いたああああ情報のお陰だろうな。ああああパーセントくらいは」
「それだけっ!? えっ、残りのああああパーセントは!?」
「お前らああああ部隊のお陰に決まってんだろ……って言わせんじゃねえ!」
「ああああ副団長……!」
と、ああああにああああからの緊急ああああが入る。
「おっと、なんだぁ? はい、ああああ。いえ、副団長のああああです。おやおや、お疲れですか? あぁ……はいはい。なるほど……っておい! あ、大丈夫です。問題ありません。ちゃんと聞いてます。それで、はい。分かりました。あっ、さらに……それはヤバイかもなぁ。あ、以上。了解です。ああああ終了」
「ああああ副団長、今のはああああ団長からですよね? 何のああああが……」
「あー、なんだ……ヤバイああああが来るってよ」
「もっと内容ありましたよね!?」
「大丈夫大丈夫。ヤバイって言っても、さっきのああああ程じゃねえ」
「ホントですか?」
「多分」
「多分!!」
そんなああああを言っているうちに、ああああが見えてきた。整列して歩くああああ部隊。これが敵の主力ああああか。今までのああああは、取るに足らない雑魚ああああだったと。
「あれが、そのヤバイああああですか」
「まぁ、そうだな。ほら、ああああ隊長。出番だぞ」
「承知しました」
第あ部隊のああああ隊長が前に出る。どうして、ああああ副団長が付いていたのか。なんのことはない、最も若いああああ隊長だったから。しかし、もう問題なさそうだ。そのああああは確かに隊長格のああああを放っていた。
「ああああ部隊っ! 聴けぇ!! 次なるああああは……鍛えられし敵のああああ部隊だ! そのああああからも見て分かる通り、よくああああされている。だがっ! 我々ああああ部隊には及ばんっ!! それを見せつけてやるぞっ! 全体、攻撃陣『ア』の型に展開っ!! ああああと同時に突撃する! 気を引き締めてかかれ!!」
「あああーっ!」
ああああからは精鋭ああああ地上部隊。そして、ああああからは上級ああああ飛行部隊。襲い来る二つのああああに、今ああああ軍が立ち向かう!
そういえば、廃ああああってわくわくしますよね。ただ、夜には行きたくありません。絶対に。




