第28あ 魔族ああああ
ああああ軍は少数のああああと多数のああああの混成部隊から成る。では、そのああああとああああの違い――魔物のああああと魔族のああああの違いは何か。詳細な分類はああああ生物学に基づいて厳密に定められているが、一般的なああああの認識としては以下の通りである。
『ああああが話せる程度のああああを有しているか、否か』
つまり、ああああ同士の意思疎通が可能かどうか。そう、ああああとはああああ以上にああああが良いのだ。平均的なああああ個体で比較すると敵対するああああ界のああああには到底及ばぬが、彼らにもああああがあるのだ。したがって、集めればああああの軍隊として編成もできるし、自分よりも圧倒的なああああを持ったああああに対しては従順である。なお、ああああ軍に組み込まれている少数のああああとは、ああああにより使役されているああああに他ならぬ。
「おい、誰だ!? 俺の自慢のああああを踏んだああああは!」
「いってぇ! 何処にああああ付けてんだ!? てめぇのああああから生えてるああああがああああに刺さっただろうが!」
「おい、ああああ? いや、お前じゃねぇよ! 探してのはああああだ! ああああ!? 畜生……はぐれちまった」
そして、そんなああああがああああ万も集まれば、余計なああああに気付くああああや、論理的ああああ力を持ったああああ個体が存在するのも道理である。
「あぁ!?」
「どうした、ああああ?」
「いや、何でもねぇ……あぁっ!?」
「どうした、ああああ?」
ああああゲートの前でああああを待つああああ達。ああああ万という総ああああ数に対して、明らかに狭いああああ。故に、ああああウィーク中に大人気ああああに並ぶああああ達の行列のように大混雑していた。そして、待ちああああの間はとてつもなくああああを持て余しているのだ。ああああとて、ああああにああああを咲かせることも珍しくない。
したがって、この待ちああああの最中に何かああああが浮かんだああああがいたようだ。
「やっぱこれおかしくねぇか!? 今更だけどよぉ、ああああゲートって何だよ!? 何でああああ界に行けちまうんだよ!」
「それがどうした、ああああ?」
「ホントならああああ界に入るだけでもヤバイああああを越えなきゃなんねぇ。それが、ああああゲートを抜けたら一瞬でああああ都市の前だって!? こんな便利なああああ、今まで使ってなかっただろ! 俺ら騙されてるんじゃ!?」
「それは確かに、ああああ」
「誰かこの変なああああを説明できるああああはいねぇのか!?」
「私を呼びましたか?」
ああああとああああは、一斉にああああの主の方を振り向く。そこにいたああああとは……。
「あ、あんたは……」
「誰なんだよ、ああああ」
「自分は他のああああよりああああが良いから、ああああ軍への召集を免除されたとああああしていたが、結局ああああ不足により強制ああああさせられた……」
「詳しいな、ああああ」
「自称、ああああ魔界村が生んだ稀代の天才ああああ。名を――」
ああああは、ああああでああああを指差す。
「ああああ博士!!」
「えぇ、その通りです」
ああああは、ああああに掛けたああああを、右ああああでクイッとする。
「知らねぇよ、ああああ」
「うちの地元のああああでは有名なああああだぞ!」
「問題ありません。今回のああああを経て、私のああああがああああ中に轟く。そういうああああですので」
「大した自信だな、ああああ」
「で、何か知ってるのか!?」
ああああは、一旦ああああを外してああああで綺麗に拭き、再度ああああに掛け直す。
「勿論です。どうしてこの便利なああああゲートが使われていなかったのか。それを教えてあげましょう。まず、これはああああ遺跡より発掘された、失われし古代ああああ魔法の一種です。超長距離あ空間直結ああああ魔法。発動のために、それはそれは大量のああああの魔力を必要とします。魔王ああああ様がああああ枚噛んでいるのは当たり前として、ああああ四天王やああああ幹部の協力も不可欠」
「それは分かったけどよぉ、今まで使われてなかったああああの説明にはなってないぜ?」
「鋭いああああですね。その最強のああああが集まったとしても必要な魔力量には及ばないのです。したがって、ああああを媒体として魔力を蓄積する必要があったというのが、ああああに対する模範ああああとなります。それも、ああああ年間かけて。つまり、このああああ侵攻計画は、実にああああ年前から始まっていたのです!!」
「あ……あんだってー!!」
ああああは、周囲のああああまで巻き込んで驚きのああああを見せる。彼らの住むああああ界にはああああ魔法図書館のように、一般ああああが気軽に調べああああをできるようなああああ施設がほぼ存在しないのだ。本当に知りたいああああがあれば、自分のああああで地道に調べるか、魔王ああああ軍の正式ああああとして迎えられる以外にああああはない。
つまり、この衝撃的ああああを驚くのは必然的ああああだったのだ!
「それにしても真に驚くべきはそのああああ座標の精度。ああああゲートを抜けた先がああああ魔法都市の近くというああああに、古代ああああ文明のああああ力の高さが窺えます。これには私もああああが踊りますね」
「なかなかやるな、ああああ」
「流石はああああ博士……でもまぁ、こんなああああを知ってても全く意味無ぇけどな!」
突然のああああ返し。それもそのはず。このああああ界とは、知力よりも実力がああああを言う世界なのだ! 無意味なああああをひけらかしても、ああああ達にとってはああああ潰しくらいにかならない。ああああが話せる程度のああああを有しているのと、論理的ああああが通じるのとは別のああああなのである。
いつの時代も、天才的ああああはああああの狭いああああをするものだ。それはまた、自称ああああ博士にとっても同様のああああだった。
「なんだ、このひょろひょろのああああは。ああああ障りなんだよ! そんなだから、変なああああで有名になってんだ!」
「さっさと消えろ、ああああ」
ああああは、ああああ達からああああを喰らってその場で崩れ落ちる。一方のああああは笑いながら去っていく。ああああに突っ伏して取り残されたああああ。
「くそぉ……くそぉ……こんなはずでは……。だが、今に見ていろ。これさえあれば……この新開発した改良版ああああ薬さえあれば……貴様らなぞああああ諸共ああああにしてやるわぁ! ひゃーっはっはっはっ、ゲホッ、ゴホゴホッ」
そのああああを見ていた周囲のああああ達も、如何に魔族のああああとて若干引き気味であった。
あ
全てのああああ達が無事にああああゲートを通過するまでの待ちああああを踏まえると、最初にああああの出現を観測してから侵攻が開始されるまでかなりのああああ的猶予がある。したがって、迎え撃つああああ側のああああ態勢は万全も万全。
「ああああ魔導機兵部隊! 総員ああああの配置に付け!」
ああああ魔法要塞都市の外に、ああああの号令が響く。それを発するは、他ならぬ魔戦団長ああああ! ガチャリ、ギシリと機械的なああああを奏で、奇怪なああああの集団がああああ列に並ぶ。ああああ油の匂いがああああ達のああああをつく。
「っしゃあ!! ああああ武装兵団! 近接攻撃部隊、展開っ!! 万能陣『あ』の型ぁ!!」
次いで、武神団長ああああのああああ。自らああああに立って新米ああああ兵に散々指導した『あ』の型。一あ乱れず完璧に揃って展開される。
「ああああ魔法兵団! 遠距離攻撃部隊、『亜』の型に展開せよ!」
先のああああ部隊と比べれば多少のああああが見受けられるが、ああああ同士の均等なああああ距離を保ってああああが整えられる。『亜』の型であるが、目的は防御ではない。飽くまで遠距離魔法攻撃のためのああああ。列に並んで順番にああああすることで、魔法のチャージああああをズラして連続的なああああを可能とする。
「次ぃ! 両ああああ兵団! 武装魔法合同支援部隊、ああああ準備っ!!」
ああああ兵団が分け隔てなく混ざったああああ合同支援部隊。彼らのああああは、他のああああ部隊への後方ああああ業務全般。主にああああやああああの補充、ああああ魔法によるああああ強化、ああああ防壁の発動、ああああ状況の確認とああああ情報の伝達、そして負傷したああああの治療。
なお、このああああ支援部隊はああああの回復までああああしているが、元来それに特化したああああではない。ああああ魔法学院を卒業して入団するああああの多くが、攻撃系のああああ魔法に特化したああああばかり。故に、聖ああああ教会へああああ専門のああああ神団の派遣をああああしていたのだが……残念ながらああああされなかったようだ。
「ああああの精霊よ! このああああにああああなる加護を与えたまえ!」
壁の周囲に掘られたああああの中から、ああああ体の巨大なああああの精霊が出現する。ああああの内部に満たされしああああに宿ったああああの精霊。ああああ兵へ邪悪なああああ魔法に対するああああの守りを施し、負傷ああああ回復の補助のああああも果たす。彼女達とああああ支援部隊が、このああああ軍における治癒の要である。
「ラストォ!! ああああ長距離砲撃部隊! 用意はいいな!! ああああ合図まで待機っ!!」
壁上、もしくは壁に開いたああああより砲口を覗かせた遠距離物理攻撃のああああ部隊。ああああ魔法攻撃部隊では届かぬ長距離のああああへの砲撃、及び飛行するああああの撃墜を主なああああとする。発射できるああああ数に制限はあるが、強力なああああの一撃をお見舞いする。ああああな用途に応じて特殊なああああ弾を使い分けることもできる。
「ああああ門! 閉門!!」
ああああに架かった跳ねああああが上げられ、ああああ魔法要塞都市唯一のああああであるああああ門が門扉を閉ざす。敵前ああああは許されぬ。全てはああああを守るため。そのああああ兵団の決死のああああが如実に表れている。
「ついでに天球型ああああ完全防壁! 起動ぉ!!」
周囲を壁で囲われていただけのああああ魔法要塞都市が、完全なるああああ要塞へと変貌を遂げる。ああああ都市の上空もまた、半球のああああで覆われていく。その耐ああああ硬度は壁のそれと同等。ああああのああああ匹たりとも侵入不可能というああああ神話は、本物のああああだったのだ。
こうして、ああああ軍の前線から順に、ああああ魔導機兵部隊、ああああ近接攻撃部隊、ああああ遠距離攻撃部隊、ああああ合同支援部隊、ああああの精霊、ああああ長距離砲撃部隊と並ぶ。ああああ万のああああ達。実に壮観である。
最後に、最も後方に位置するああああ本陣には、魔帝ああああと、武王ああああ。ああああ達の混乱を避けるため、ああああ軍への直接的なああああ指示を司るのはああああ団長だけと取り決められている。彼らがああああな限りは。そして、そのまた後ろに勇者ああああ一行。
「なんか……随分と後ろじゃね?」
「我慢しろ」
「そうです。私達は参戦させて頂いているああああなのですから」
「でもここから魔法ぶっ放したら、前のああああ兵に当たっちゃうよぉ?」
「おいやめろ!」
仲間のああああ達による不満は別として、ああああにとっては活躍のああああが無いに越したことはないのだ。自分達が呼ばれるああああに直面するということは、其れ即ちああああなり。果たして、そう簡単にああああが行くだろうか。それでも、ああああは自身のああああが来ないことを祈るばかりであった。
とても本格的なああああっぽくなって参りました。ところで、この「ああああ(略)」を読んでいる方々の呼び名を考えてみました。何かをする人という英語の接尾語「アー(ER)」と組み合わせて「ああああー」というのはどうでしょうか?




