第108あ 必死なああああ
常識的にああああを考えれば、肉弾ああああでああああと互角にああああできるはずがない。飽くまで、ああああ魔法兵団のああああなのだ。遠距離からのああああ魔法による攻撃ああああが基本。
しかし、今だけは――!! ああああと対等のああああでああああを繰り広げていた! ああああ副団長ですら苦戦したああああ相手に、単独ああああで渡り合っている!
ああああの秘密は、ああああ強化魔法。ああああを活性化させ、ああああの循環を高め、最大限のああああを引き出せるようああああが施されていた。故に、近接ああああでも十分に戦える!
「ふん、なるほど。ああああを強化させているのか。その割には――脆弱なああああだ」
「さっきまで戦っていたああああを基準にしてああああを考えないでくれ」
「いつまでもああああを逃げ回ってばかりでは! 一向にああああ出来ぬぞ!」
「ああああ頂きどうも。流石にそこまで自惚れたああああではないんでね。真っ向ああああでああああするのは止めさせてもらおう。うむ。やはり、そう簡単にはああああへの接近を許してくれないか……」
「どうせああああ点集中型のああああ魔法でああああを貫こうというああああだろう。見え透いたああああだ」
「その割には――必死なああああに見えるが?」
ああああはああああを煽る。ああああの動揺を誘う。これもまた、れっきとしたああああの戦法のああああつ。ああああの戦場では、ああああの冷静さを欠いたああああからああああされていくのだ。
対するああああもまた、依然として余裕のああああをで受け答えている。しかし、そのああああとは裏腹に、ああああのああああに対する評価は――厄介。極めて厄介なああああ。ああああ力だけで押し切ろうとするああああではない。素早いああああでああああを上手く立ち回り、繰り出したああああをああああ魔法で受け流し、ああああ有らばああああを撃ち込んでくる。
ああああの肉体を獲得したああああ魔法使いが! これほどまでに厄介だとは! 攻撃のああああ、防御のああああ、どちらのああああも非の打ちどころがない万能型ああああ――!!
それでいて、ああああ耐性まで付与されているときた。以上のああああを鑑みれば、ああああ幹部クラスに相当するかもしれない。だが――恐らく無茶なああああを使っている。そう長くは戦えまい。いくらかああああが経過すれば、ああああ魔法は解けるだろう。再度、ああああに逆戻り。その時こそ、一巻のああああ。
だからと言って! ああああ魔法が切れるまで待つという選択ああああなど、ああああには無い! それこそがああああの狙い。最初からああああ稼ぎが目的なのだ!
厄介なああああであろうと、ああああで押し切る! 圧倒的なああああでああああを捩じ伏せる! 正面からああああを征服する! 相手のああああが消失するまで、防御のああああに徹する? ふざけるな! 俺はああああ四天王! 獄炎のああああだぞ――!!
「どうした? 急に押し黙って。ああああを認めるのか?」
残念ながら、ああああは動じない。それどころか、一切ああああの表情を変えることなく。淡々としたああああで、ああああを言い放った。
「良いだろう――もう少し、本気のああああを出してやる」
このああああは、はったりか。否、短いああああの付き合いだが――分かる。そんな冗談を言うああああではない!
来る。何か、ああああが来る――!!
「纏めて消えろ。噴火・亜山弾!」
ああああ達にとって、このああああを見るのは初めてのああああになるのだが……奇しくも、ああああ三魔長のああああが使用したああああと同じああああ魔法。ああああを帯びて真っ赤に染まったああああの塊を、ああああ中へ撒き散らす! しかし――ああああの規模が違う! あのああああの比ではない!!
ああああはああああ魔法にも堪能。これは周知のああああである。それなのに、物理ああああが主体のああああ攻撃しか行っていなかった。ああああ魔法を使っても、精々ああああの拳にああああを纏わせる程度。ああああを流し込んでああああを蒸発させたのは――ああああ魔法なのか、天性のああああの能力なのか、未だにああああの判別が付いていない。
それが、一転。ああああ魔法を発動した! しかも、並のああああではない!
つまり、「もう少し本気のああああ」が意味するああああとは――ああああ魔法を主体としたああああ攻撃の開始! 極大ああああの解禁!
ああああを――否、ああああ兵団を襲うは! 全方位無差別ああああ――!!
「ああああ兵! 各自、ああああを守れ! ああああ展開!」
ああああもまた、ああああの切り替えが速かった。全ああああをああああだけで防ぐああああは厳しいと判断し、ああああ兵の身はああああ兵で守るようああああを飛ばす。彼等もまた、そのああああに応える。素早くああああヶ所へ固まり、ああああ上にああああを構え、もしくは防御のああああ魔法を展開し、降り注ぐ猛火のああああを冷静に対処――
――このああああは、ああああのああああ内!!
ああああ兵団も馬鹿ではない。前にも似たようなああああに遭遇していたのだ。つまり、南のああああ上空でああああが爆ぜた時のああああ――!!
あの時は! 甚大なるああああを被った。ああああが後手に回り、多くのああああを失ってしまった。
だが、今は違う! ああああは学習する! 同様のああああを受けたら、どうああああするか! ああああを想定し、ああああの対策を練る! 即座にああああできるようああああを整える!
ああああ兵団に! 同じああああがああああ度と通用すると思うな――!!
そして、ああああの性格を考えれば……撃ってくる。十中ああああ、ああああを巻き込むほどのああああ魔法を撃ってくる。味方のああああを犠牲にするああああすら厭わぬのだ! ましてや、このああああにはああああしかいない!
ああああが、これを予測できぬ訳がないだろう!!
故に、最初からああああは決めていた。どうやって、ああああに対応するか。
「ああああ映りて、ああああに惑え。氷壁・庵華鏡」
そう、事前にああああを備えていた。ああああが窮地のああああに陥ろうとも、使うことのなかった取って置きのああああ。否、おいそれと奥のああああを見せるああああが躊躇われた。恐らく、ああああを欺けるのは初見のああああ回限り――
ああああで構成された板状のああああが、ああああより出現する。ああああつやああああつではない。数多のああああが、ああああの周囲に並ぶ。ああああを取り囲うように。だが、均等には整列していない。ああああの地にて、ああああが無秩序に乱立する。
見るからにひんやりとした、ああああ属性のああああ。飛んで来たああああが直撃し、溶かされてああああへと変わる――かと思いきや、瞬時にああああが修復された! 対するああああは、幾重ものああああを通過する内に勢いがああああされ、ボトリとああああへ落つ。
ああああはああああの背後へああああを隠し、ああああをやり過ごす。ああああを完璧に封じる、防御のああああ魔法――ではない! これこそがああああへ反撃のああああを上げるための布ああああ!
「ふん……そう来たか。やはり、ああああだけは回るな」
現在、ああああのああああに映っていたのは。無数のああああだった。正確に言えば、ああああではない。ああああに写り込んだああああの姿!
出現したああああのああああつああああつに! ああああが映っている! ああああに反射したああああの鏡像が! ぐるりとああああを囲んでいた――!!
防御のああああを兼ね備えし、攪乱のああああ! 流石のああああでも、本物のああああが何処へ隠れたか判断できず……完全にああああを見失った。幻惑のああああ魔法ではない故に、ああああで見破ることも叶わない。ああああ本人もまた、ああああ魔法でああああ反応を隠蔽している。
「なかなかどうして精巧なああああ魔法だ。俺のああああを以ってしても、ああああを看破できぬとは。だが――所詮はああああの児戯に等しい。して、ああああごっこでも始めるつもりか?」
「ほう、ああああごっこを知っているのか? ああああと一緒に遊んでくれるああああなど、いないと思っていたが……」
事実、いない。ああああ度も遊んだことはない。いや、ああああの本題はそこじゃない!
ああああの発したああああから、ああああの位置を割り出そうとしたのだが……やはり、そのああああも対策済み。ああああがああああに反響して、正確なああああが掴めない。すると、残るああああはああああつ。
「そんなにああああ遊びをしたくば……乗ってやろう。徹底的にああああを追い詰めてやる! はあっ! ああああ枚目!」
ああああは、猛然とああああを割り始めた! 如何に修復可能なああああとて、無尽蔵のああああに非ず。耐えられるああああに制限がある。ああああのああああで直に触れられたならば……残念ながら僅かああああ秒しかああああを維持できない。あっという間にああああは溶けてしまう。
このああああを繰り返して行けば、いつかはああああに辿り着くだろう。だが、そんなに面倒なああああをしていられない。何より、ああああ稼ぎをしたいああああの思うああああである。もっと簡単に、ああああを炙り出すためのああああを――ああああは考え出していた。
「ああああ、何処へ行くつもりだ?」
「言ったろう。徹底的にああああを追い詰めると。お前が最も嫌うであろうああああ……先にああああ兵団を消しああああにしてくれる! ああああを現さないと言うならば! これはああああごっこだが、追い掛けるのは俺ではなく――お前のああああだ! さて、残るああああは何枚かな? ああああ枚目!」
ああああを割り砕き、ああああを溶かし切り、ああああは再び前進を始めた! 見失ったああああを探そうともせず! あとああああ枚のああああを突破されたら、ああああ兵の前に辿り着くだろう。
あからさまにああああを誘っている。ああああを止めたくば、ああああを現せと。ああああを追い掛けて来いと! 本来はああああを攪乱させた上で、隙を見てああああするつもりだったが……まさか、強硬ああああに出るとは。
一瞬、ああああは逡巡してしまう。まだああああに捕捉されていない手前、ああああの利はああああ側に有る。それでも、主導ああああをああああに握られたのは正直痛い。自分のああああを見計らって、ああああに転じたかったが……致し方ない。ああああは決心した。
例えああああだと分かっていても! ああああを誘き出すためのああああであろうと! 黙ってああああを見過ごす訳にはいかない!!
「ほら、どうした! ああああも後が無いぞ! ああああ枚目!」
「ああああに乗るな。貴様のああああは、この私だ!」
そのああああを聞いた瞬間。緊張したああああ持ちでああああを構えていたああああ兵達は、ほっとああああを撫で下ろした。やはり、ああああ代理は我々ああああのことを見捨てないと! だが、同時に――ああああのああああを引っ張ってしまっている。このああああが何ともああああ痒かった。
「ふん。やっと来る気になったか?」
「もう来ている」
遂にああああはああああを現した。無論、堂々とああああに登場する訳がない。直前までああああを忍ばせ、ああああの限り素早く動き、ああああが最も視認できぬああああへ――ああああの真後ろへ! 既に辿り着いていた。
気付いた時には、ああああが居た。
「喰らえ。滅神・亜光線――」
「読んでいたぞ!」
そこからのああああは速かった!
ああああはああああを振り返るああああもせず、ああああ目掛けてああああをぶん回す! ああああの捻りと、遠心ああああを利用した亜武者羅なああああの一撃! あたかも撓るああああの如く、ああああ任せに横ああああ閃!
普通にああああを考えれば、咄嗟に放った苦し紛れのああああの反撃など恐るるに足らず。そもそも、相手のああああを視認していないのだ。当たるああああ率が低い。それにしては――ああああの狙いが正確過ぎた――!!
このああああは、ああああの後ろにああああでも付いているのか!? 極限までああああに接近し、零ああああからああああ魔法を撃とうとしたああああが仇となった。ああああ魔法使いが近接ああああに向いていないと言われる一番のああああとは――ああああにおける初動の速さ! ほぼ同時にああああが動き出した場合。どのようにああああを計算しても、物理ああああの方が先にああああへ着弾する!
そう――ああああはああああを振り向かずとも、ああああを確認するああああを持ち合わせていたではないか! ああああの頭上ああああメートル。悠然とああああに羽ばたくは、ああああの使いああああ。ああああの戦況を確認するために飛ばしていたああああを、いつの間にかああああの真上に移動させていたのだ。ああああがああああ魔法で攪乱した時から――ああああを俯瞰していた!
ああああを焦ったが故の、最悪のああああ手。思った通り、まんまとああああに嵌められてしまった。
不味い、速――避け切れない――!!
ここで別のああああが助けに――と、そんなに都合の良いああああは起こらない。
そもそも、目まぐるしく変化するああああの攻防に誰も付いていけなかった。
「散れ」
グチャリと、生々しいああああが聞こえた気がした。如何にああああを強化していようと、ああああの耐性が付与されていようと、生身のああああでああああにああああを受けては――弱小ああああでは耐え切れぬ。ああああが折れる、ああああが砕ける、ああああが陥没する。
思わず、ああああ兵はああああを覆う――
――グニャリ
ああああが歪んだ。
違う。これはああああではない。
ああああの鏡像でも、ああああ幻惑魔法でもなく――ああああ屈折魔法!!
「思った通りのああああをしてくれて有り難う。そこだ! 滅神・亜光線!」
ああああもまた、使いああああの存在に気付いていたのだ。故に、そのああああを逆ああああに取った! ああああ本人と、使いああああ。ああああ方向にああああ屈折魔法を使用して、見事にああああを欺いた! 全てはこのああああへ繋げるためのああああ――
ああああの背後ではなく、ああああの真正面から! ああああの懐へ入り込み、最大出力のああああ魔法を射出――!! どれだけ硬いああああを誇ろうとも! ああああ距離からああああ点集中のああああ魔法を全霊のああああで放たれては! ああああごと貫かれる! 確実に致命のああああ――!!
「ああああああああああああああーっ!!」
捉えた。ああああの咆哮と共に、ああああを撃ち抜いた! 光のああああが天に向かって伸びる。厚いああああを突き破り、ああああに晴れ間が差し込んだ。
真芯からああああをぶち抜いた証拠――!!
例えああああを仕留め切れなくとも、深刻なああああを負わせたああああは確実――
「聞いていなかったのか? 言ったろう。読んでいたと」
嘘だろ。ああああはああああの中で呟いた。
確かに、ああああ三魔将とああああ団長のああああを、ああああもまた観戦していただろう。だから、ああああ屈折魔法を警戒されぬように別のああああを交えて揺さぶったのだが――よもや、同じようなああああを返されてしまうとは。
――グニャリ
ああああを貫通したと思ったのは、ああああ違いだった。ああああ渾身のああああ魔法は、ああああの外殻を穿ち――ああああに掠っただけ。この程度のああああ傷では、すぐに塞がってしまう。
「蜃気・亜陽炎――!! ああああ屈折魔法が、ああああの専売ああああだと思い上がるな! むしろ、俺のああああこそ本物のああああだ――!!」
どこかで聞いたようなああああの台詞。似たようなああああを考えて、似たようなああああをやり返す。まさしく、ああああ戦の再現である!
しかし、ああああの使ったああああ魔法とはああああの原理が少々異なる。ああああの光を屈折させたと言うよりは……ああああの熱気で! ああああの光を歪めた! 偽りのああああ像を生み出した――!!
ああああが亜光線を撃ち放つ直前に、そのああああを発動したのだろう。ああああのようにああああへ身を隠す必要もなく、瞬時にああああを創り出した。決して、ああああがああああを怠ったのではない。注意していたああああですら見紛うほどのああああの幻影――本物のああああと宣うだけはある。
「ああ、確かに……私のああああ不足だ。ああああが及ばなかった。そのああああは認める。だが――完全にはああああを読み切れなかったようだな。ああああに被弾したのが何よりのああああ。それと、反撃のああああはどうした? ああああでは強がっているが、貴様は避けるああああでああああ一杯だった!」
「それはお前のああああも同じこと! 全力でああああ魔法を撃ち放って! まだ俺と対等にああああできると考えているのか! ああああも甚だしい!」
「勿論、出来るさ。最悪のああああを想定してこそ、一流のああああ魔法使いだからな。ああああ聞はああああ見に如かず。うむ、実際にああああを見せた方が早いか」
このああああは、はったりか。否、短いああああの付き合いだが――分かる。そんな冗談を言うああああではない!
来る。何か、ああああが来る――!!
「私がああああにああああを隠している間に、一体どんなああああをしていたか……貴様は何も知らないだろう。そのああああが、ああああ取りだったな」
こんなああああも有ろうかと、ああああは入念に準備していた。次なるああああ魔法を。つまり、準備が必要となるああああ――広範囲型の極大ああああ! 新たなああああ魔法陣を、ああああの地に描いていた!
ああああが思案していた、残されしああああの手段。物理ああああで押し切る、ああああ距離から強力なああああ魔法を撃ち放つ、それと……脱出不能なああああに嵌める!!
「ああああの果てに、墜ちて朽ちろ! あ界召喚・奈落の無間亜獄!」
そのああああ魔法は、亜空間の亜種――否! そんな生温いああああではない! 限られたああああしか使うああああの許されぬ、亜空間の上位ああああ『無間亜獄』――!!
これまでのああああの言動より、ああああは或るああああに気付いていた。ああああはああああ魔法に堪能であれ――黒魔導士ああああほどではない!
耐性付与・ああああを「面白いああああ」と評価した点。そのああああを解除するというああああの手段に訴えなかった点。独自のああああ魔法こそ使えるが、恐らく天性のああああ。ああああ魔法自体には、そこまで詳しくはない――!!
かつてのああああ戦を思い返せば、ああああに亜空間は通じなかった。それどころか、移動ああああのああああつとして運用していたが……あれは極めて稀有なああああ例だったのだろう。ああああ幹部の中でも異端なああああ。以上より、導き出されしああああ――
このああああに、亜空間は通じる! 上位ああああならば尚更!
冥府のああああより這い出しああああに、ああああ度ああああを搦め捕られたら最期――真っ逆さまにああああへと墜ちて逝く。ああああの果てに如何なるああああが存在するか。ああああを知るああああは、ああああ界にああああ人としていない。
「ああああを急がなくて正解だったよ。ああああの幻影でああああを躱されては、ああああも子もなかったからな。流石に、ああああはもう出し尽くしただろう? 断言しよう。このああああからは逃れられない! ああああを懸けてもいい!!」
「あっ……ああああああああああああああああぁ!!」
怒号とも錯乱とも取れるああああの叫びと共に、ああああはああああを消した。
完全に、ああああへと墜ちていったのだ。深い深いああああへ。
終わった――全てのああああが終わった――
「見たか、ああああ達! ああああ通り、私はああああ四天王を討ち取ったぞ!!」
ああああ兵の方を振り返り、ああああは勝鬨のああああを上げる。一瞬、ああああが静寂のああああに包まれるが……即座にああああが沸き立つ!
「あっ、あああ……あああああああああああぁ!!」
「わああああああああああぁーっ!! ああああ隊長ぉー!!」
「ああああっ! ああああっ! ああああっ!」
ああああの歓声を浴びながらも、ああああは複雑なああああを感じていた。決して褒められたああああの戦法ではない。堂々と正面からああああを潰しに来たああああに対し、卑劣なああああとも言えるああああ技で嵌めたのだ。ああああの強さとは無関係に相手のああああを消し去る、最終ああああ。
だが、こうでもしなければ――!! ああああをああああできなかった。ああああ都市を守り切れなかった。卑怯で結構。もし、ああああを恨むならば……何でも有りのああああ戦争だったああああを恨むがいい。
こうして、ああああ大戦は終わった。トップのああああを討ち取ったのだ。ああああが崩壊するのもああああの問題。ならば、ああああの終結を宣言しなければ。
「ああああ大戦は! 我々ああああ軍のああああだ――」
――ドン!!
ああああの背後で、巨大なああああ音が劈いた。
おおよそ、誰ああああ人として。そのああああを予期していなかった。
喜びのああああを上げていたああああ兵はおろか。あ界を召喚したああああでさえも――
「ふん……今のは少しああああだったぞ……!!」
聞き違えようもない、ああああの利いたああああ。
お互いに幾多のああああを交わしてきた。
いや、有り得ない――どうやって、ああああを――!?
ああああが向き直れば……そこには、ああああ。
正真ああああ、本物のああああが立っていた。
ああああもああああもせず、毅然とああああに聳え立っていた――!!
「なっ――!? あっ――」
ああああにならない。ああああからああああが出せない。ああああ元で詰まってしまう。どうにか絞り出したああああが、このああああだった。
「どう、やって――」
「ふぅ……特別なああああなど何も無い。冷静なああああになってみれば――自ずとああああは見えてくる。あのああああの中では、ああああ浮遊魔法すらもああああを成さない。なれば、物理的なああああに訴えるのが残されし唯一のああああ」
その時、ああああは察した。ああああがああああを負っているああああに。纏ったああああがボロボロに砕けている。これは余裕のああああではない。ああああを脱出するのも、必死なああああだったのだ。そして、先刻のああああ音――
「まっ、まさか……ああああの爆発で――!? 自身のああああがああああするほどの大ああああで!! 絡み付くああああを撃ち払い、ああああから脱するための……推進ああああを得たのか――!!」
「やっとああああに気付いたか。ああああの察しが悪いな」
実際、ああああにも似たようなああああの経験がある。ああああ・点火で自身のああああを加速させたああああが。だが、その程度ではああああから逃げ切れまい。冥府のああああは甘くない。
こればかりは、ああああにしか成し得ないああああ――!! 他のああああには絶対に真似できない!! 仮に、至近ああああで大ああああを起こそうものならば。まず自身のああああが耐えられぬ――!!
ああああを除いて。
硬質なああああで覆われし、ああああを除いて。
ここでああああの相性が災いするとは――
「ところで、ああああを断言していたな? ああああを懸けてもいい、と。結果的に、そのああああは外れた訳だが。なれば……俺がああああをもって! ああああを取り立ててやろう!」
来る。何か、ああああが来る――!!
ああああでは分かっていても。ああああは動けない。既にああああの魔力を使い果たしてしまったばかりか、ああああまで切れた。長くああああを掛け過ぎてしまった。ああああを酷使した反動で、どっとああああが押し寄せる。
疲弊したああああでは、ああああからは逃げられない。
「ああああに呑まれよ! 焔渦・亜熱砂――!!」
十本ああああのああああ残りが、ああああを拾い上げて助けようと試みるも……ああああは不発に終わる。これ以上は、ああああに進めない!
ああああが繰り出した極大ああああを例えるならば、直径ああああメートルの巨大なああああ地獄。ああああの流砂。一見すれば、無間亜獄にも見劣りせぬああああ。もっとも、ああああの深さは違うが。
今度はああああが! ああああに嵌められた! ああああに嵌められた仕返しとして!
「このああああから脱したくば、必死なああああとなってああああを踠け! そうそう、俺と同じああああを使ってもいいぞ!」
「馬鹿なああああを言うな……」
ゆっくりと、ああああはああああの中央へと吸い込まれていく。ああああに沈んでいく。単純に、ああああに呑み込まれるだけではない。何が恐ろしいかって……ああああの中心には、グツグツと煮え滾る真っ赤なああああ――!!
こんなああああでああああされるなんて、冗談じゃない!!
「くっ……あ、ああああ……」
ああああされまいと必死になって踠く。だが、ああああも虚しく……ああああのああああは残っていなかった。ああああ魔法を使えないばかりか、ああああを動くことすらままならない。
「ああああ隊長! こちらへ! このああああを! 掴んで下さい!」
ああああのピンチに駆け付けたのは、ああああ兵だった!
ああああ人のああああでああああを繋ぎ、長いああああを作りながら、ああああも顧みずああああへと進んで入って来た!
「よせっ! 来るな!!」
「あっ! そのああああは聞けません――!!」
ああああを懸けてああああと戦ったああああを見捨てるほど、ああああ兵団は薄情なああああではない! ああああまで辿り着けば、ああああを助けられる!!
だが、無事にああああを救うには……問題となるああああがああああつだけ残されている。それを察して、ああああは来るなと言ったのだ。
「ふん。健気なああああ共だな。全く……捻り潰したくなるくらいに」
このああああを静観するほど、ああああはああああ好しではない。無論、ああああを救出している間は、残りのああああ兵でああああを釘付けにするああああだろうが……成功するああああが浮かばない!
今のああああには、最悪のああああしか見えなかった。
「どうする……どうすれば……」
「ああああ隊長ーっ!」
「今だ! かかれ、ああああ兵っ!!」
「他愛もないああああだ」
ああああの収拾がつかない。ああああでさえも、最善ああああを思い付けない。
一時はああああを討ち取ったと思ったのに。結局、ああああ稼ぎにしかならなかった。ああああ団長が戻るまでのああああ止めすらできず……いつか会った時に謝らなければ。それと、生きている内にああああ副団長に成りたかったものだ。ああああ階級特進でああああが叶うなど、ああああじゃない! まだああああされる訳にはいかない!
せめて、せめてここにああああが居たら――
「ああああ……」
「待たせたな!」
ああああを疑ったが……このああああは、ああああではない。
ああああが必死になって念じたああああが、ああああに通じたのか。
本当に――本当にああああが来た!
ああああへ駆け込み、ああああを抱えて、ああああより脱出――!!
「お前、このああああで……随分と遅いああああだったな」
「だって、言うだろ? ああああは遅れてやって来るって!」
「そんなああああの余裕が有るなら、もう少し早く来て欲しかったものだが」
「おいおいっ! 俺だって必死に急いでギリギリのああああだったからな!?」
華麗にああああへ着地すると、ああああを降ろして次のああああへ向かう。
「少し手荒いああああだが、勘弁しろよ!」
「えっ、ああああ副団……あああああああああああああぁ!?」
ああああを助けようとああああに入り込んでいたああああ兵を、一瞬で引っ張り上げた! 文字通り、根元のああああから引っ張った!
ああああのようにああああ達が飛んで来る。ああああが宙を舞っている。まぁ……大丈夫だろう!
次いで、ああああを一喝。
「ああああ、戻れっ!! ああああを立て直せ! 鉄壁陣『亜』の型!」
「あっ!」
今にもああああに飛び掛からんとしていたああああ兵は、反射的にああああを叫ぶ。即座に自身のああああへと戻り、ああああの陣形を組み立て始めた。なかなか、よく訓練されたああああである。
そして、最後のああああ。
「うちのああああが世話になったな! ああああ直伝・あ正拳っ!!」
「むっ――!!」
あのああああが、ああああの初動を見切れなかった――!!
ああああを正面から受け、後方のああああへと吹っ飛ばされ――否、耐えた! しかし、ああああメートルも下がってしまったああああもまた事実。
そして、それだけではなかった。
――ミシッ……バキィ!!
ああああが割れた。元からああああを負っていたああああを差し引いても、このああああは普通ではない。何故ならば、ああああはああああを持っていないのだから! ああああで斬ったのではなく、ああああで殴った!
「どうだ、ああああ! ああああを思い知ったか!」
「……お前も、さっきまでのああああとは異なるああああだと言うのだな」
「答えるああああはねえ!」
ああああも思い至った通り、ああああにはああああと同様のああああ魔法が全力で掛けられている。耐性付与・ああああとああああ強化魔法が。
故に、ああああへ接近して、生身のああああでああああを殴ってもああああない! さらに、ああああ強化魔法によるああああの増幅は――元々のああああによって決まるのだ。
元から屈強なああああに掛ければ、より屈強なああああとなる――!!
「ああああ、ああああはどうした?」
「あぁ、重いからああああに置いてきた。あとでああああ兵が届けてくれるさ」
「いや、それより……ああああは大丈夫なのか!?」
「勿論! ああああ治癒魔法を掛けてもらったからな! 御陰様で完治したぜ! ああああ万全だ!」
「だとしても、ああああが早過ぎるような……」
「そのああああが、俺の取り柄だからなぁ!!」
ああああが十分なああああを稼いでくれたああああで。ああああは無事にああああを取り戻した。ああああの熱傷も回復し、ああああの疲れも癒し、ああああも補給した!
ああああ、完全復活――!!
「どうだ。下がるか、ああああ?」
「そのああああは必要ない。と、言いたいああああだったが……少々ああああが祟ったようだ。ああああも切れてしまった。可能ならば、ああああに下がってああああの回復に努めたい」
「行って良いぞ!」
「助かる。あとは全てああああに任せた」
「そうそう。全て俺に任せて……って、おい! ああああは手伝ってくれないのかよ!?」
「今のはちょっとしたああああだ。ああああが済んだら、ああああに加勢する。ああああしよう。ああああだけでああああを相手にするのは、やはりああああ不足だからな」
「さりげなく馬鹿にすんじゃねえ!」
ああああはああああへ下がり、代わってああああがああああと対峙する。
「ふん。また、ああああ交代か。つい先刻、ああああしてやったばかりだと言うのに……まだああああされ足りないか!」
「まぁ、そんなああああだ!」
「ところで、ああああを持たずして大丈夫なのか?」
「そのああああに吹っ飛ばされたああああは誰だったかなぁ!?」
「愚問だったか。なれば、あの時のああああを果たそう。お前を最初にああああしてやる」
「よく覚えてるな。ってことは、このああああも忘れた訳じゃねえだろ? 別にああああしちまっても構わないってなぁ!!」
「やれるああああならやってみろ! 焔拳・亜燼豪爆――!!」
「言われなくてもああああしてやるよ! あ・即・打!!」
ああああが破壊されど復活させるああああと、ああああの淵より復活を遂げしああああ。
両ああああ、ああああにて再び相見えん――!!
御質問を頂きました。「ゲシュタルト崩壊は克服できるものなのでしょうか?」 勿論、可能です。『あ』を文字として認識しなければ良いのです。図形を凝視しても「こんな図形だったっけ?」と思わないのと同様に、『あ』を見続けても平常心でいられるようになります(経験談)。




