プロローグ.1 「過去の告白」
初めまして。もっちーです。処女作なので不出来なところが多いかもしれませんがご一読のほうをよろしくお願いします。
「好きです。もし宜しければ俺と付き合ってくれませんか?」
俺は、その日、好きだった先輩に告白した。
「ごめんね。好きになってくれたのは嬉しいけど君とは付き合えないかな」
「あっ、いえ、大丈夫です。俺も先輩が卒業して会えなくなる前に自分の気持ちを伝えておきたかったので」
「ほんとにごめんね。」
「いえいえ、先輩が謝ることはないですよ。」
「ありがとうね。・・これからも頑張ってね」
「はい。先輩も大学生活頑張ってください!たまには連絡くださいね」
「うん、わかった、じゃあ気を付けて」
「先輩もお気をつけて。あとご卒業おめでとうございます。」
「ありがとう。じゃあね」
「はい」
正直、心がえぐられた感じがした。叫びたい。泣きたい。そんな感情が心を駆け巡った。
・・これは一年前のお話。季節はまだ冬の寒さが残る3月だった。・・
~そして、今はというと~
「ね~お腹すいた~、なにか食べたーい」
「その辺にあるものテキトーに食べてな」
「むっ。ちょっとー、扱いが雑なんじゃない?私は君にとっての『恋の神様』なんだから」
そう、なぜか俺の家に『自称神様』が住み着いている。しかし、なぜ住み着いているか知りたいであろう。それは、約半年前に戻る。
閲覧ありがとうございます。今回は登場人物三人の名前が出てきませんでしたが、次回は、今回よりも少し長く書いて登場人物の名前も出していきたいと思います。登場人物も増やしたいな~と、思っています。
次回もよろしくお願いましす。