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第壱話 『ニンゲントヨウカイ』

 生物はあらたなものを創造し、破壊していく。

 私たちは知らない間にそれを繰り返してきた。



 その世界の法則に縛られた私たちは何度つまらないと思っただろう。


 永遠なんてない。全ていつしか壊れるものだ。


 そう、それは自分もそうだ。死の恐怖…。


 人は死を恐れる。

 私も。


 だが恐れているだけでは何も出来ない・・・。




 そんな中、世界には人と妖怪が存在していた。

 人と同じ形をした妖怪は人の魂を食らい永遠に生きてきた。



 その理由は一つ。


 妖怪も死を恐れてきたからだ。



 しかし、ある所に一人の男と一人の女がいた。

 女の方は妖怪だったが、お互い争うことは無く、幸せに生きてきた。



 やがて二人は永遠に壊れることの無い世界を作ろうとしていた。


 その時全ての人間と妖怪は和解し、手を取り合い永遠の世界を作り上げた。




 ・・・。

 という伝説だが、この私もこの世界の住人である。


 この物語は、人間と妖怪の境界に彷徨ってしまう少年の物語。

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