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【無自覚美少年】男の俺がメイドカフェの看板娘!?  作者: 片方通行
第一章 なぜか店員になりました。
2/2

メイドカフェ日記一日目



「き、きれたけど......。なんか恥ずかしい。」



更衣室から出たとたん、おぉーっと黄色い歓声が上がった。

え、え、なにそんなにいいの?



「おに.....お姉ちゃん超似合うんですけど!」



そういいながら笑ってる妹は誉めてるのだろうか、それとも........。

ああもう考えるのはよそう。



「鏡見てみなよ!!」



周りの女の子達がそうだそうだと言い出した。



「う、うん。」



恐る恐る光る姿見に近寄った。

そのもうひとつの世界をのぞきこんだ。


そこにはなんとまあ綺麗なメイド服のおなのこがいたのだ。



「.........あれ、こんなに似合うの?」



この鏡の中の美少女は俺と気づくのに数分かかった。



「アッハハハハハッ、うん、フフ、すごいにあう.....フハッ..」



「おま、笑いすぎ。」



何てやつだ兄を店に売るなんて.....まあいろいろ違うけどっ!!



「ところでゆんちゃん。この子何て名前なの?」



「あ、僕の名「綺羅々(キララ)です!!どうぞ私の姉は綺羅々と読んでください!!」........」



「わかった、綺羅々ね。」



綺羅々って.......俺か?。

なんて名前だよ絶対後世で流行る名前じゃん時代早すぎだよっ。



「よ、よろしくお願いします........?」



「ところで早速だけど綺羅々。」



「はい?」



「ちょっとここの床ぶち破って穴掘ってくれない?」



「........え、ここ店内ど真ん中ですよ!?」



「だからなんだよ早く掘れ。」



「........イ、イエッサー。」




木材破れとか無茶言うな..........。

まあ、やるけどな......。




【4時間後】



「どうしてこうなった。」



「穴は五メートルだっていっただろう。」



聞いてねぇよ。

タンと七メートル掘ったじゃねーか二メートルも損だぞ。



「ちょっと綺羅々さん、大丈夫?そろそろ休んだら?」



あ"あ"あ"あ"あ"............。


周りにはおなのこが五人ほど俺を囲んでいます。

そして心配の眼差しと他一人、妹はにやにやしてます。

さて、俺どーする!?



「あ"な"があ"ったら"入りた"い」



あるけどねっ!!

誰だよこんなところに穴掘ったの。

俺だよ。(混乱中)



「え、なんだって?」



「な"、何でも"ない"です」



「ならいい。」



いいのかよ。



【休憩時間にて】


「ちょっとお前のせいですこし目つけられたじゃん。」



そうだ(こいつ)のせいでこんなことになってるんだ。



「目をはずされるよりかはククッましだと思うよっ.....ハハッ」



「なっ!縁起でもないっ!!」



「ちなみに演技でもないよ??.....うわ今の傑作..ハハハッ」



ホントにうざいやつだな..........。



今日のいいこと:俺の名前が二つになりましたとさ...........。よくないじゃん!!

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