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招待状

設定がごちゃごちゃしてきました…。分かりずらいものと思います…。知らなくてもいいことなどもたくさん書いてあります。すみません…。

母の家には祖父母と数人の執事と侍女がいた。

私の専属侍女が二レス・アフィニ。歳は何個か上で、美人だがすっごい吊り眼。とっても冷静である。この前私がお皿を割ってしまったとき一人の侍女が私を怒鳴りつけた。そこに二レスが現れて、庇ってくれた。でも、私が立ち去ったあともずっと話していて怒ってた侍女が泣いていた。泣き顔を見て二レスは悪い顔して笑ってた。ドSだ…。母は、私を“何でも出来る子爵令嬢”にしたいらしく、炊事・洗濯・お皿洗い・裁縫などの家事全般を何でもやらせた。学も必要だと家庭教師もつけてくれた。城下町以来3人とは会わずに10年が経った。田舎では友達は出来ず、一人で木登りしたり、釣りをしたり、妄想したりした。お嬢様教育も一通りこなして出来るようになった。

そんなある日、「ティス。招待状が届きました。」「読み上げてくれる?二レス」

私にも、苦手なものが2つある。1つ「コルセット」。

それと、夜会。私も子爵家の一員なので、夜会には一度や二度は参加することになっている。しかし、この白髪のせいで変に目立つし、コルセットキツイし、ましてや今は夏。夜会なんて、暑いだけで面白くないし冗談じゃない…。この国は2,3年前に先王が亡くなってから若き王子が王となったという。若き王はとても王としての才能はあったが遊人で毎晩女の人を取っ換え引っ換えしているらしい(毎晩何をするのかな?おしゃべり?)

「…王城からですね。明後日、王の18歳のパーティーがあるらしいです。」「王城?」私は眉を顰めた。

残念だが五等爵第四位の子爵家が王城の呼ばれることはまず少ない。

「誰が対象になっているの?」

「この国の18歳の全女性・男性が呼ばれているようです」

「全?」私は首を傾げる。

「庶民・貴族・侍女…身分問わないということだと思います。」

「変なやつなのね…」

「ですね。」

(もし、私が夜会に行って、王に気に入られて結婚したらさぞ奇怪な人生になるでしょうね。)

なんて思いながらマリーは茶を入れる。二レスのおかげで自分のことを自分でやっても侍女に怒られない。二レスに1から10までやってもらうのってなんかこそばゆい。

(ま、この部屋にいるの二人だけだけど…。)

二レスに一つ頼みごとをしてみた。

「≪コルセット≫しないで夜会に出れない?」

「無理です」(即答かよ!!!)

「何故?」溜息交じりに「礼儀ですから」という。

簡単には引き下がらない。

「本当に嫌なの!馬車の中で脱ぐから!ね?今回だけ、ね?いいでしょう?」

(上目使い攻撃!!)

二レスは一瞬困った顔をしたが「分かりました。」とだけ言った。

(よっしゃ!!)

夜会は明後日…。

()と何もない時の思っていることとの違いはあまりないと思います。

気にしないでください。見てくださった方がいるならありがとうございます。いつ更新するかはわかりませんご了承ください。

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