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第一話 そしてそれは生まれた
思いつきで書き始めたので、設定も明確に定まっておりません。
拙い文章ではありますが、楽しんでいただけると幸いです。
初めは何もなかった
それは、そこは”無”だった
しかし奇跡の如く突然、それは起こる。
最初はあまりに小さな、小さな変化だったのだろう。
しかし、その小さな変化が呼び水となったかのように次第にエネルギーがどこからともなく噴き出し、何もなかったはずのそこはいつの間にか荒れ狂うエネルギーに満ち溢れていた。
そのあまりに膨大なエネルギーが変化を起こす。
荒れ狂うエネルギーが世界を作る。
まさに”その瞬間”それは生まれた。
荒ぶるばかりだったエネルギーもそこでは秩序をもっていた。
それは意思だった。
か細くはあるが確かに、それは確かに最初の意思だった。
そしてそこから、永いトキが経つ。
この停滞がいつか破られるのか、それとも破られることはないのか…
…
…
突然、世界に光が生まれる、それは新しい意思が象徴とするもので、そこから続けざまに変化が起る。
空間が、時間が、意思が、生まれる。
言葉にすればそれだけだが、それは世界に大きな変化をもたらした。