語り部
みなさん初めまして。幻 ミフミです。
まずは私の作品に目を通していただき、ありがとうございます。
本編はこの話以降になりますので、今回はちょっとした遊びをしてみたいと思いこの話を書きました。
ここではちょっとしたあらすじを書いていこうと思ってます。
「そんなの小説の情報に書いてあるんだから、わざわざ話の中に入れなくてもいいじゃん」と思っているみなさん。
安心してください。私も思ってます。
『せっかく書くなら楽しもう!!』というスタイルでやっていくつもりなので優しく見守ってください。
さて。私が淡々とあらすじを語るのもアレなのでとあるキャラに語ってもらうことにしましょう。
それではお願いします。
やぁ、ご紹介に預かりました。私が彼に変わって語るもの『グレイシア』だ。
先に言っておくが、物語をゼロから純粋に楽しみたいという人はこの話を飛ばすことをオススメするよ。ほんの少しだけどネタバレになっちゃってるかもしれないからネ。
さて、まず作者から「なんでこの作品に登場しない奴が語っているのか説明をお願いしたいです」って言われていてネ。
まぁ簡単なことなんだけど、それは単に適役が私くらいしかいなかったからさ。まったく、万能ってのは辛いね。だからメタい発言もどんどんしていくよ!
名前は覚えなくてもいいや。覚えていても意味がない。いずれ私と会うことがあったとしても、それは今の私とは別人。口調も性格も何もかも違うかもしれないからネ。いわばこの語る場のみの役割として作られた新キャラクターだよ。この場限りの私をしっかり愛でてくれたまえ。
えっ? 『描写が何もないんじゃ想像のしようもない』って? それなら設定を付け加えてみよう。
いいかい? ここは何もない空間。一瞬平面世界のような虚無感に囚われるが、そこには確かに何かが存在する。ソレが私だ。朧気ながらに見えるシルエットは女性に見える。これくらい語れば私が想像できたかな?
今度はなんだい? 『それは単にビジュアルが決まってないだけじゃないか』って? 痛いところを付くねぇ。そりゃそうだろう。作者が全然仕事をしないんだもの。
本来の私も一体いつ語られることになるのやら……。
おっと少々自分語りが過ぎたようだ。ごめんねぇ、何しろ私にとっての出番はここだけだから。
さて、これより語られるは1つの世界の終末だ。別にそんなに重要なことじゃないけどネ。だって全ての終わりの前には、たった一つの欠片が零れるくらいどうということは無いだろう?
では、役割はきっちりとこなそう。
微睡む者。
叛逆をする者。
帰還を目指す者。
礎となる者。
彼らを超えた先で怨嗟は現れる。
そこで欠片は散らばるだろう。
これは終末の物語。
星の行く末と同じサ。星が誕生し、やがて死ぬ。欠片たちが集まり、そして煌びやかに散って逝く。
けど、あまり悲観することでもない。その煌びやかな最期に悪夢を照らす何かがあるのかもしれないからネ。
長々と話しすぎてしまったネ。ここまで付き合ってくれたこと、感謝しよう。
ではそんな君たちへ、一つ予言を残そう。
ムッ……。いや待て今のナシ。作者に「その役割は別の人がする」と注意されてしまった。まったく彼は視れるだけだろう。全てが視えても干渉できなければ意味無いのに。
星見の観測者め。重要な役割をもらえていいなーー!!
さて、そろそろお別れの時間だ。
断っておくが、これは本編とは何ら関係ない。私も登場しないし……。
あの作者のことだ。本編が投稿されるのは、まだ当分先のことだろう。
でもまぁ、首をなが〜〜くして待っていてくれたまえ。
私も――――の選択がいったいどちらの道に繋がるのか、とても楽しみだからネ!
ここまで読んでいただきありがとうございます。
散々な言われようですが、まったくその通りなのでまぁ焦らず気ままに執筆していこうと思います。
書いててなんか全然あらすじじゃなくね? と思ったけど、まぁそれはそれでいいでしょう!!
言葉の意味や書き方が、まだまだなっていないと思いますが、暖かく見守ってくれたら嬉しいです。