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奪われた日常

1927年上海郊外の農村


僕のの名前はリン・シャン、お父さんとお母さん、お姉ちゃんと妹と一緒に暮らしてる。いつも朝だ、お父さんは畑仕事の準備をして、お母さんは頑張って朝ご飯の準備をして、お姉ちゃんは妊娠のため体を休め、僕と妹は学校へ行く準備をしてた。


「今日は、みんなのために畑を耕して来るからな!」

「おとうさん、そう言っていつも無理するんだから」

「大丈夫だって、それより今日も学校頑張れよ!リンくん、ランちゃん」

「はーい!」

「ほら、そろそろ朝飯ができるぞ!」

「すぐ行くよ」


お母さんに呼ばれ、朝ごはんを食べに行こうとしたら突然、ドカン!と言う音が鳴り響いた。それは玄関から聞こえたようで始めは何の音だかよく分からなかったが、嫌な予感がした。しかし、それは最悪で予想外の出来事だった。いきなり日本軍がやって来た。音は家のドアを蹴り壊す音だったようだ。ドアを蹴飛ばし家の中に日本軍が入って来たのだ。平凡な日常で突然起きた事なので僕も含め、家族みんな頭の中が真っ白になり、思考停止状態になってしまった。


「おい、皆跪け!逆らった撃ち殺すぞ!」

「いきなり何だよ?」

「何のつもりよ?」

「キャー助けて!」

「うわーんお母さん助けて!」

「うるさい!大人しくしろ!大人しくしないとぶっ殺すぞ!この野郎!」

日本軍は僕たちに銃剣を突きつけ怒鳴り散らした。

僕たち家族は跪く事を余儀なくされた。

「こいつらを拘束しろ!」

「了解!」

さらに僕たち家族全員縛り付けられた。

「とりあえず台所の食料と倉庫にある農機具をいただくぞ!」

「お前たち、この家にある物を全て奪い取れ!」

「待って生活するためのものなんだ!持って行かないでくれ!」

「あー?何か文句あるのか?」

「お願いだ、どうか持ってかないでくれ!」

「てめえら日本軍、頭おかしいんじゃないのか?」

「そうよ狂人め」

「怖いよお母さん、お父さん」

「うるさい、騒ぐな!」

「お前たち、この二人を銃剣で刺し殺せ!」

「了解!」

「おい、止めろ、ふざけるな!」

日本軍は拘束された僕たちに怒鳴り、銃床で頭や背中を殴り、革靴で頭を蹴り飛ばし暴れて家具をぐちゃぐちゃにして金品と日用品を強奪した後、お父さんとお母さんを銃剣で刺し殺した。


「次はお前だ!」

「ぬふふふ!」

日本軍はお姉ちゃんに向けて怒鳴った。

その後、お姉ちゃんは日本軍に乱暴された。

「キャー止めて!離して!」

「うるさい!大人しくしろ」

「うわーん(泣)」

その後、とんでもない事が起きた。

日本軍はお姉ちゃんの腹を銃床で殴りつけ軍刀を突き刺した。刺した瞬間、鉄が錆びたような臭いが部屋に充満した。

「キャーーー!!」

「ぐは!」

「胎盤だ!うまそうだ!お前らも食え!」

「やった!朝飯だ!」

「おい、勇次、雑嚢に醤油を入れてたよな?早く出せ!」

「何でだよ?いきなり。」

「胎盤にかけるんだ。」

「ハイよ」

お姉ちゃんは日本刀と銃剣で腹を掻っ捌かれて胎盤ごと赤ちゃんを引張り出され、日本軍は笑いながら胎盤を貪り喰い、まだ動いていた赤ちゃんを背囊へ入れた。


「上官、このガキ二人はどうしましょう?」

「その女の子は慰安婦にするぞ!連れてゆけ!」

「了解!」

「そのガキは働かせる」 

そう言い妹は日本軍に誘拐された。

「キャー!お兄ちゃん助けて!」

日本軍は僕の縄を解いた。解いたと同時に近くにあった棒を咄嗟に取り日本軍の顔を殴り怯んだ隙きに逃げ出した。

「おい!待てー!」

日本軍は追ってきたが何とか木の上に登り隠れることができた。日本軍がいなくなったのを見計らい、木を降りて村の近くにある山へ登り村の様子を見ることにした。そしたら村は地獄とかしていた。

自分の住んでた村の住民も銃剣で串刺しにされたり、住民を雑魚寝させ戦車で轢き殺したり、女は誘拐され性的暴行を加えらる等、惨殺された。屋台の商品も蹴り倒され、村の物を略奪され、食料や物資等を盗まれ村の酒を勝手に飲んで暴れた後、戦車やくろがね四起で村中を暴走し、放火によって村を燃やされた。僕は山の上でその様子を見て怒りに満ち溢れていた。僕は村を離れ、山奥へ進むことにした。



キャラ紹介


リン・シャン(主人公)


ラン・シャン(リンの妹、日本軍に誘拐されてしまう)


中村勇次(日本軍上等兵)

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